北九州高速鉄道小倉線

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Kitakyushu monorail logo.png 小倉線
沿線風景(旦過駅 - 香春口三萩野駅間)
沿線風景(旦過駅 - 香春口三萩野駅間)
基本情報
日本の旗 日本
所在地 福岡県北九州市
種類 跨座式モノレール
起点 小倉駅
終点 企救丘駅
駅数 13駅
開業 1985年1月9日
(最終延伸は1998年4月1日
所有者 Kitakyushu monorail logo.png 北九州高速鉄道
運営者 Kitakyushu monorail logo.png 北九州高速鉄道
使用車両 車両の節を参照
路線諸元
路線距離 8.8 km
線路数 複線(小倉 - 平和通間は単線並列
電化方式 直流1,500 V
閉塞方式 車内信号式
保安装置 ATC
最高速度 65 km/h
路線図
Kitakyushu monorail map.png
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停車場・施設・接続路線
STRq
JR西山陽新幹線
STRq
JR九鹿児島本線日豊本線
0.0 小倉駅
BHF
0.4 平和通駅
BHF
0.7 旦過駅
BHF
1.6 香春口三萩野駅
BHF
2.4 片野駅
KRZo HSTq ABZq+r
城野駅 JR九:日豊本線
BHF LSTR
3.2 城野駅
BHF
4.2 北方駅
BHF
4.9 競馬場前駅
BHF
5.7 守恒駅
BHF
6.6 徳力公団前駅
BHF
7.3 徳力嵐山口駅
BHF
8.2 志井駅
8.8 企救丘駅
KDSTr LSTR
車両基地
STRq STRrf
志井公園駅 JR九:日田彦山線

小倉線(こくらせん)は、福岡県北九州市小倉北区小倉駅から小倉南区企救丘駅までを結ぶ北九州高速鉄道の跨座式モノレール路線である。

概要[編集]

1985年(昭和60年)1月9日開業。北九州市の都心部を南北に貫き小倉駅 - 企救丘駅間を19分で結ぶ。1980年(昭和55年)に廃止された路面電車西鉄北方線の代替機能を担っている。1998年(平成10年)には、小倉駅ビルに乗り入れてJR線との乗り換えや北九州市の門司戸畑八幡山口県下関方面との利便性が向上した。

路線データ[編集]

  • 路線距離(営業キロ):8.8km
  • 方式:跨座式
  • 駅数:13駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線(ただし小倉 - 平和通間は単線並列
  • 電化方式:直流1500V
  • 閉塞方式:車内信号式

運行形態[編集]

小倉 - 企救丘間を昼間時10分間隔で運行している。平日の朝通勤時間帯は7分間隔となる。2016年3月26日のダイヤ改正前は平日の朝通勤時間帯と小倉競馬場の観客輸送を担う関係で土曜・休日の夕方(小倉・企救丘発15:30 - 17:00の間)が6分間隔となっていた。

定期列車はすべてワンマン運転。2009年半ばまでは、ほとんどの列車でATOによる自動運転(乗務員はドア開閉と発車ボタンを押すのみ)が行われていたが、以後はATCによる手動運転のみになっている。また、これに伴い車両にあった発車ボタンやATOのスイッチは改造され取り払われている。

毎年7月下旬にはビール列車が運行される。毎年12月下旬には「サンタ列車」が運行され、小学生以下の子供にサンタクロースがプレゼントを配布している。

歴史[編集]

北九州市の中心地である小倉北区と、人口が増加する小倉南区とを結ぶ交通機関として計画された。当初、北九州市による直営も考えられていたが、1972年に公布された「都市モノレールの整備の促進に関する法律」(都市モノレール法)による「都市モノレール建設のための道路整備に対する補助制度」の適用を受けるため第三セクター会社の北九州高速鉄道による運営となり、その補助制度適用第1号の路線となった。

年表[編集]

  • 1985年(昭和60年)1月9日 小倉(現・平和通) - 企救丘間が開業。
  • 1998年(平成10年)
    • 4月1日 小倉 - 平和通間が延伸開業。小倉駅ビルに乗り入れ。これまでの小倉駅を平和通駅に改称[1]
    • 5月18日 運賃改定。初乗り170円。ただし小倉 - 平和通間は150円[2]
  • 2007年(平成19年)5月1日 隣の駅までと、小倉 - 旦過間が100円で利用できる企画乗車券「100円モノレール」発売開始。
  • 2014年(平成26年)4月1日 消費税率改定に伴う運賃改定、230円以上の区間を一律10円ずつ値上げ[3][4]
  • 2015年(平成27年)10月1日 ICカード乗車券mono SUGOCAを導入し、普通乗車券をQRコード方式に切り替え、同時に回数乗車券を廃止。運賃改定、小倉 - 平和通間を180円に、他の区間は一律10円ずつ値上げ[5]

車両[編集]

車両の検査・修繕は企救丘駅に隣接する車両基地で行われ、株式会社ケイ・エス・ケイ企救丘事業所に業務委託されている。

近年では、車体一面に広告を掲載しているラッピング車両も多く存在している。2010年3月27日からは、開業25周年を記念して松本零士により『銀河鉄道999』のメーテルなどがデザインされたラッピング車両を2016年12月までの期間限定で運行している[6][7][8]。2015年4月12日から、開業30周年を記念し、開業当時の使用されていたブルーを基調とした座席やラッピングの同車両を運行させ、同年7月24日には、2005年以来10年ぶりにビール列車として当日一便限りで走行した[9][10][11][12]

駅一覧[編集]

全駅福岡県北九州市に所在。

駅名 駅間キロ 営業キロ 接続路線 所在地
小倉駅 - 0.0 西日本旅客鉄道:■ 山陽新幹線
九州旅客鉄道:鹿児島本線日豊本線日田彦山線
小倉北区
平和通駅 0.4 0.4  
旦過駅 0.3 0.7  
香春口三萩野駅 0.9 1.6  
片野駅 0.8 2.4  
城野駅 0.8 3.2   小倉南区
北方駅 1.0 4.2  
競馬場前駅 0.7 4.9  
守恒駅 0.8 5.7  
徳力公団前駅 0.9 6.6  
徳力嵐山口駅 0.7 7.3  
志井駅 0.9 8.2  
企救丘駅 0.6 8.8 九州旅客鉄道:日田彦山線(志井公園駅
  • 城野駅、志井駅はJRとモノレールで同名の駅が存在するが駅舎は別々であり、距離も離れている。

脚注[編集]

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  1. ^ 延伸区間(小倉 - 平和通)の開業前の仮称は、新小倉(現・小倉) - 小倉(現・平和通)だった。
  2. ^ 『JTBの運賃表』第17号、JTB、1998年、p.252
  3. ^ 消費税率引き上げに伴う運賃改定について - 北九州高速鉄道、2013年12月20日
  4. ^ 運賃改定のお知らせ - 北九州高速鉄道、2014年3月10日
  5. ^ 平成27年10月1日からの営業施策について (PDF)”. 北九州高速鉄道 (2015年6月24日). 2015年6月30日閲覧。
  6. ^ モノレールが「銀河鉄道999」に - 読売新聞、2010年4月3日。
  7. ^ 空を駆けろ、銀河鉄道999 北九州モノレールの車両に - 朝日新聞、2010年3月30日。
  8. ^ 「999号」運行、3年延長 北九州モノレール西日本新聞 2013年4月6日
  9. ^ 北九州モノレール 開業30周年について”. 北九州高速鉄道株式会社 (2014年12月24日). 2017年2月6日閲覧。
  10. ^ 懐かしのブルーライン列車の運行について”. 北九州高速鉄道株式会社 (2015年4月12日). 2017年2月6日閲覧。
  11. ^ 北九州モノレールに「ビール列車」 10年ぶり「1便限り」復活”. 小倉経済新聞 (2015年6月12日). 2017年2月6日閲覧。
  12. ^ 北九州の情報をお知らせします 7月24日(金)開業30周年記念「ビール列車」の運行について”. 福岡市広報課 (2015年6月8日). 2017年2月6日閲覧。

関連項目[編集]