勝方恵子
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勝方 恵子(かつかた けいこ、1947年 - )は、日本の教育者、沖縄学研究者。早稲田大学名誉教授。学位は、博士(学術)(早稲田大学・2013年)[1][2]。早稲田大学琉球・沖縄研究所元所長。沖縄県具志川市(現うるま市)出身。第24回沖縄文化協会賞(仲原善忠賞)受賞(2002年)[3]。アメリカ文学の研究から出発し、ジェンダー論研究、エスニシティ論研究、沖縄学研究を行う。
略歴
[編集]- 1947年 沖縄県中頭郡具志川村(現・うるま市)に生まれる[4]
- 1965年 沖縄県立那覇高等学校から日本大学第二高等学校(女子部)に編入[4][5]
- 1971年 早稲田大学第一文学部卒業[6]
- 1983年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学[6]
- 1985年 日本大学芸術学部専任講師
- 1991年 早稲田大学法学部専任講師
- 1992年 早稲田大学法学部助教授
- 1996年 ニューヨーク市立大学大学院客員研究員
- 1998年 早稲田大学法学部教授
- 2004年 早稲田大学国際教養学部教授
- 2018年 早稲田大学国際教養学部を定年退職。名誉教授に。
著書
[編集]- 『おきなわ女性学事始』(勝方=稲福恵子)新宿書房/2006
共編著
[編集]- 『アメリカ女性作家小事典』前田絢子共著/雄松堂出版/1993
- 『ジェンダーとアメリカ文学―人種と歴史の表象』原恵理子編、松本悠子, 貴志雅之, 堀真理子 共著/勁草書房/2001
- 『世界に拓く沖縄研究』(共同執筆)/第4回「沖縄研究国際シンポジウム」実行委員会編/2002
- 『家族・ジェンダーと法』三木妙子, 岩志和一郎,弓削尚子, 菊池馨実,棚村政行共著)/成文堂/2003
- 『沖縄学入門―空腹の作法』 勝方=稲福恵子, 前嵩西一馬 編/昭和堂/2010
翻訳
[編集]- デイル スペンダー『フェミニスト群像』原恵理子, 杉浦悦子,遠藤晶子, 遠藤芳江 共訳/勁草書房/1987
- ヴィッキー・L・ルイス,エレン・キャロル・デュボイス『差異に生きる姉妹たち――アメリカ女性史における人種・階級・ジェンダー』和泉邦子、佐々木孝弘、松本悠子共訳/世織書房/1997年
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 恵子, 勝方=稲福「沖縄女性学の構築 : うないイズムの文化実践 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士学位論文」。
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『沖縄女性学の構築 : うないイズムの文化実践』”. 2023年4月6日閲覧。
- ^ 沖縄文化協会賞・受賞者一覧
- ^ a b “勝方=稲福恵子さん | 『ジェンダー研究を継承する』アーカイブ特設サイト | ジェンダー社会科学研究センター”. gender.soc.hit-u.ac.jp. 2023年1月22日閲覧。
- ^ “おきなわ女性学事始”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年1月22日閲覧。
- ^ a b “教育×WASEDA ONLINE”. yab.yomiuri.co.jp. 2023年1月22日閲覧。