旬報社

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旬報社
正式名称 株式会社旬報社
英文名称 Junposha Co.,Ltd.
現況 事業継続中
種類 株式会社
出版者記号 8451
取次コード 3058
設立日 1949年11月
代表者 木内洋育
本社郵便番号 〒162-0041
本社所在地 東京都新宿区早稲田鶴巻町544
中川ビル4F
資本金 2,000万円
外部リンク http://www.junposha.com/
Twitter https://twitter.com/junposha
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旬報社 (じゅんぽうしゃ)は、東京都新宿区に本社をおく日本出版社。由来である労働関連以外に、環境教育文芸、生活実用書など幅広い分野で刊行している。ISBNは8451。

沿革[編集]

1949年11月、産別会議法規対策部に結集する自由法曹団の労農弁護士・学者・運動家が、産別会議解体の中で、労働者の権利擁護と労働組合運動の発展を願って労働判例の紹介、解説、検討を目的に創刊した雑誌『労働法律旬報』の刊行とともに労働法律旬報社は設立。以後、「良心的なジャーナリズムの一員として、出版物をとおして社会の進歩に寄与する」ことを社の基本として出版活動に取り組む。。『労働法律旬報』誌は、わが国でもっとも歴史と信頼のある労働法専門誌として活用され2018年8月現在第1918号を刊行。

 1961年、労働法律旬報社から「労働旬報社」に社名を変更し、63年株式会社として設立登記。

 労働をはじめ、平和や人権、教育問題に関する単行本の企画にも力を入れ、69年には『どぶ川学級』、76年には弊社にとっては始めての著作集である『沼田稲次郎著作集』(全10巻)、78年にはテレビ・映画化され社会的に話題となった『教育は死なず』を刊行。79年には創立30周年記念出版として『労働法事典』、『資料労働法』刊行。

 1984年、文京区目白台に社屋を建設。

 1986年には法政大学大原社会問題研究所編『社会・労働運動大年表』を刊行。時代のニーズに応えるため保育・福祉分野にも出版領域を拡大し、87年には『保育幼児教育大系』、創立40周年の89年には『社会保障・社会福祉事典』刊行。91年からは一般読者への企画として「メッセージ21」シリーズの刊行を開始。また同時には、戦後労働裁判の集大成として全20巻に及ぶ『労働判例大系』を刊行。

 1997年、社名を現在の「旬報社」へ改め、生活・健康・福祉など、より人びとの生活に密着したジャンルの企画の開発に取り組み、96年自由法曹団編『くらしの法律相談ハンドブック』、97年NHK編『すこやかシルバー介護』シリーズ、98年生活実用書の「まんぼう」シリーズ、2000年「朝日カルチャー講座」シリーズを刊行。

 社会問題については、創立50周年の99年に大原社会問題研究所編『日本の労働組合100年』、05年には同研究所編『日本労働運動資料集成』(全14巻)を、01年には現代日本社会を分析する雑誌として『ポリティーク』の刊行を開始。

 また、現在の大きな課題である環境問題についても1992年刊行の『環境教育事典』をはじめ、2000年『大系環境・公害判例』(全9巻)、02年にはわが国初めての環境に関する総合的な資料集である『環境問題資料集成』(全15巻)を刊行し、08年には日本科学者会議編・日本環境学会協力による『環境事典』を刊行。

 2009年には創立60周年を迎え、『新版 社会保障・社会福祉判例大系(全4冊)』『特別支援教育大辞典』を刊行。そして旬報社60周年・大原社会問題研究所90周年企画として『社会労働大辞典』を刊行。

 2012年に刊行した『タマゾン川』は第60回第60回産経児童出版文化賞大賞を受賞。2013年からは日本ワークルール検定協会と協力し、ワークルール検定初級・中級のテキストならびに問題集の刊行を行う。

 2016年には第13回出版梓会新聞社学芸文化賞を受賞。

主な刊行物[編集]

  • 『社会保障・社会福祉事典』(事典刊行委員会編、1989年)
  • 『環境教育事典』(1992年)
  • 『日本の労働組合100年』(法政大学大原社会問題研究所編、1999年)
  • 『大系環境・公害判例』(全9巻、2001年)
  • 『環境問題資料集成』(全15巻、2003年)
  • 『労働判例大系』(全20巻、2004年)
  • 『日本労働運動資料集成』(全14巻、法政大学大原社会問題研究所編、2007年)
  • 『環境事典』(日本科学者会議編、2008年)
  • 『最新 くらしの法律相談ハンドブック』(自由法曹団編、2011年)
  • 『社会労働大事典』(法政大学大原社会問題研究所編、2011年)
  • 『ワークルール検定2014 ― 初級テキスト』(職場の権利教育ネットワーク編著、2014年)
  • 労働六法2014』(労働六法編集委員会編、2014年)
シリーズもの
  • 「メッセージ21」シリーズ
  • 「すこやかシルバー介護」シリーズ
  • 「まんぼう」シリーズ
  • 「朝日カルチャー講座」シリーズ

定期刊行物[編集]

  • 『労働法律旬報』(半月刊)
  • 『賃金と社会保障』(半月刊)
  • 『高校のひろば』(季刊)
  • 『人間と教育』(季刊)
  • 『ポリティーク』

所在地[編集]

東京都新宿区早稲田鶴巻町544 中川ビル4F (2017年5月1日現住所へ移転)

その他[編集]

  • 旬報法律事務所 - 以前事務所を間借りし、その後も提携していた。
  • 債務不払い問題 - 同社が刊行した書籍「珪藻美術館」の著作権使用料(印税)をまったく支払わなかったため、筆者が版権を引き上げ、同書は絶版となった。

出典[編集]

外部リンク[編集]