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加賀の千代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
歌川国芳による「加賀千代女」とこの落語のもとになった句

加賀の千代』(かがのちよ)は新作落語の演目。昭和20年代(1940年代後半 - 1950年代前半)に[要出典]上方落語橘ノ圓都のネタを元に創作した[1]。のちに3代目桂三木助によって東京でも演じられるようになった[1]。3代目三木助は圓都から教えられたという[2]

また内容が異なる同名の演目(女中のいる二階に夜這いをかけた夫を妻がはしごを外して下りられなくするという内容)があり、そちらは文化9年(1812年)の笑話本『へその宿替』所収「加賀米」が原話とされる[3]

あらすじ

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※以下、東大落語会編『落語事典 増補』掲載の内容に準拠する[1]

大晦日に金繰りの都合がつかなくなった甚兵衛は、妻から加賀千代女の「朝顔につるべ取られてもらい水」の句に出る朝顔のように、かわいがってくれるご隠居によくしてもらえと助言されて金の無心に出かける。隠居の家で妻に教わったように借金を頼むが、付け焼き刃のためところどころでおかしなことになる。それでも隠居は甚兵衛の人柄を買って気前よく金を貸す。受け取った甚兵衛が「やっぱり朝顔だな」とつぶやいたのを聞いた隠居がそれは何かと尋ねると、甚兵衛は「朝顔に」の句を口にする。「ああ、加賀の千代か」と納得した隠居に甚兵衛は「ううん、嬶(かか)の知恵」と答える。

脚注

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  1. 1 2 3 東大落語会 1973, p. 114.
  2. 桂三木助集 1963, pp. 398–400, 作品解説編「加賀の千代」(吉田章一).
  3. 東大落語会 1973, pp. 114–115.

参考文献

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