剰余価値率

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剰余価値率(じょうよかちりつ、: rate of surplus-value, : Rate des Mehrwerts)とは、マルクス経済学において、可変資本に対する剰余価値の割合を示す。搾取率とも言う。

可変資本をV 、剰余価値をM で示すと、剰余価値率m' は次の式で定義される。

労働は支払労働と不払労働に分けられ、不払労働の割合が高いほど搾取の度合いも高くなる。剰余価値率は、労働力の価値に対する剰余価値の割合、あるいは必要労働時間に対する剰余労働時間の割合を示す。

現在の日本では、剰余価値率は低いときでも300%、高いときでは400%を超す[1]。このことは、資本家階級ブルジョアジー)による搾取をなくすのならば、労働日をただちに現在の4分の1ないし5分の1にすることができるということを意味する。

脚注[編集]

  1. ^ 『剰余価値率の実証研究』 法律文化社ISBN 4589016397 

関連項目[編集]