剣吉館
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剣吉館(けんよしたて)は、青森県三戸郡南部町剣吉に所在した日本の城。
八戸根城と三戸城の中間に位置し、馬淵川の東側の丘陵に東西70m×南北100mの規模で、館は大館と小古館の二つに分かれている。 現在跡地は、大館は剣吉小学校校地[1]となっている。
沿革[編集]
築城時期は不明。戦国期の城主の北氏は南部家の家老を務め、三戸城の北に屋敷があったので「北殿」と呼ばれた。
天正20年(1592年)、「諸城破却書上」には「糠部郡之内 剣吉 平城 南部 左衛門尉 持分」とあり、破却は免れた。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 児玉 幸阿・坪井 清足 『日本城郭大系 第2巻 青森・岩手・秋田』 新人物往来社、1980年7月15日。