剣ヶ峰 (富士山)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
剣ヶ峰
剣ヶ峰の石碑と二等三角点(2008/8)
最高峰剣ヶ峰が中央に見える(富士宮市柚野(ゆの)地区より)

剣ヶ峰(けんがみね)とは、富士山最高峰であり、日本最高標高地点3,776 mのことである。八神峰の1つでもある。

「日本最高峰富士山剣ヶ峰」と書かれた石碑が建てられており、混雑期はこの場所で写真を撮るために順番待ちができることもある。この剣ヶ峰から西方向に大沢崩れが形成されており、下流では潤井川となって駿河湾へと注ぐ。

剣ヶ峰付近には富士山特別地域気象観測所が設置されているほか、山口誓子句碑「下界まで断崖富士の壁に立つ」が置かれている[1]

標高の基準[編集]

標高が3,776 mと定められるに至っては、以下の2つが関わっている[2]

  1. 国土地理院により設置された二等三角点の3,775.63 m[3]
  2. 二等三角点から見て北にある岩を指標とした高さ3,776.24 m

どちらも四捨五入すれば3,776 mとなる。

剣ヶ峰への到達[編集]

富士宮口頂上から剣ヶ峰への登山道

各登山道を登りきった頂上が火口の外周であり、外周は全て「山頂」あるいは「頂上」と呼ぶため外周に立てば登頂したことになる。しかしその登山道からの直近「山頂」は富士山最高標高地点である剣ヶ峰とは異なる。

剣ヶ峰に到達するには、各登山道頂上からさらに歩く必要があり、お鉢巡りコースで数十分かかる。道のすぐ脇は崖であり、特に柵も無いので、強風時や荒天時は危険であり行くべきではない。

用いる登山口(登山道)によって、到達した頂上(すなわちその登山道の終点)から剣ヶ峰までの距離が大きく異なる。一番近いのは富士宮口で、次に御殿場口、一番遠いのは吉田口・須走口である。お鉢巡りの場合は剣ヶ峰を含め火口の縁を一周するため、用いた登山道による山頂歩行距離に差は出ない。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 富士山頂の句碑
  2. ^ 富士山情報コーナー”. 国土交通省富士砂防事務所. 2011年8月2日閲覧。
  3. ^ 月刊GSIテクノニュース NO.36(日本一高い三角点に説明板を設置)”. 国土地理院 (1994年9月10日). 2011年8月2日閲覧。

関連項目[編集]

座標: 北緯35度21分38秒 東経138度43分38秒 / 北緯35.360676度 東経138.72734度 / 35.360676; 138.72734