前野隆司
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前野 隆司(まえの たかし、1962年 - )は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授兼慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長。イノベーション教育、社会システムデザイン、幸福学、システムデザイン・マネジメント学などの研究に従事。出身は山口県[1]。
略歴[編集]
- 1962年 山口県に生まれる
- 1974年 鳥取市立稲葉山小学校卒業
- 1974年 鳥取大学附属中学校入学
- 1975年 4月 広島市立庚午中学校に転入
- 1977年 広島市立庚午中学校卒業
- 1980年 私立修道高等学校卒業
- 1984年 東京工業大学工学部機械工学科卒業
- 1986年 東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了
- 1986年 キヤノン株式会社入社生産技術研究所勤務
- 1990年 7月 カリフォルニア大学バークレー校機械工学科訪問研究員(1992年6月まで)
- 1993年 12月 博士(工学)学位取得(東京工業大学)
- 1995年 慶應義塾大学理工学部機械工学科専任講師
- 1999年 慶應義塾大学理工学部機械工学科助教授
- 2001年 ハーバード大学応用科学・工学部門訪問教授(2001年9月まで)
- 2006年 慶應義塾大学理工学部機械工学科教授
- 2008年 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授
- 2011年 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長およびシステムデザイン・マネジメント研究科付属システムデザイン・マネジメント研究所長兼任[1](2019年9月まで)
- 2017年 慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任
著作[編集]
- 『脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説』筑摩書房 2004年 のち文庫
- 『錯覚する脳―「おいしい」も「痛い」も幻想だった』筑摩書房 2007年 のち文庫
- 『脳の中の「私」はなぜ見つからないのか? ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史』技術評論社 2007年
- 『記憶―脳は「忘れる」ほど幸福になれる』ビジネス社 2009年
- 『思考の整理術 問題解決のための忘却メソッド』朝日新聞出版 2009年
- 『思考脳力のつくり方-仕事と人生を革新する四つの思考法』角川oneテーマ21 2010年
- 『「死ぬのが怖い」とはどういうことか』講談社 2013年
- 『幸せのメカニズムー実践・幸福学入門』講談社現代新書 2013年
- 『脳は記憶を消したがる』フォレスト出版 2013年
- 『幸せの日本論 日本人という謎を解く』角川新書 2015年
- 『無意識の整え方―身体も心も運命もなぜかうまく動き出す30の習慣』ワニプラス 2016年
- 『実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス』PHP新書 2017年
- 『実践・脳を活かす幸福学 無意識の力を伸ばす8つの講義』講談社 2017年
- 『感動のメカニズム 心を動かすWork&Lifeのつくり方 』講談社 2019年
共著[編集]
- 『触覚認識メカニズムと応用技術 触覚センサ・触覚ディスプレイ』下条誠,篠田裕之,佐野明人共編 サイエンス&テクノロジー 2010年
- 『システム×デザイン思考で世界を変えるー慶應SDM「イノベーションのつくり方」』日経BP 2014年
- 『無意識と対話する方法―あなたの難問を解決に導く「ダイアローグ」のすごい力』 ワニ・プラス2017年
- 『人間はロボットよりも幸せか?』マキノ出版 2017年
- 『仏教と科学が発見した「幸せの法則」』サンガ 2017年
注釈・出典[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 前野 隆司 - 慶應義塾大学の前野研究室にある個人のページ。略歴や執筆した論文のリストなどが見られる。
- ヒトとロボットの心の研究 - 前野による受動意識仮説の解説。
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