前寛之

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前 寛之 Football pictogram.svg
名前
愛称 ヒロ
カタカナ マエ ヒロユキ
ラテン文字 MAE Hiroyuki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1995-08-01) 1995年8月1日(27歳)
出身地 北海道札幌市厚別区
身長 173cm
体重 68kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 アビスパ福岡
ポジション MF
背番号 6
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2014-2018 日本の旗 北海道コンサドーレ札幌 37 (2)
2014 タイ王国の旗 コーンケンFC (loan)
2014-2015 日本の旗 Jリーグ・アンダー22選抜 4 (0)
2018 日本の旗 水戸ホーリーホック (loan) 30 (0)
2019 日本の旗 水戸ホーリーホック 39 (5)
2020- 日本の旗 アビスパ福岡 68 (3)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年12月7日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

前 寛之(まえ ひろゆき、1995年8月1日 - )は、北海道札幌市厚別区出身のプロサッカー選手Jリーグアビスパ福岡所属。ポジションはミッドフィールダー

プロサッカー選手前貴之は実兄(レノファ山口FC所属)。

来歴[編集]

コンサドーレ札幌(現:北海道コンサドーレ札幌)のアカデミーであるジュニアサッカースクール出身の選手。札幌U-12を経て、札幌U-15に昇格後は早くから主力選手として活躍し、2年生次には第21回高円宮杯U-15で準優勝に貢献している。札幌U-18に昇格後の2年生からはトップチームの練習にも参加するようになる[1] など頭角を現すと、ボランチのレギュラーポジションを確保し第20回Jユースカップでは優勝に貢献した1人となる。翌年の2月23日には富士ゼロックス杯のNEXT GENERATION MATCHのU-18Jリーグ選抜に選ばれスタメン出場[2]。この試合でも中心的な働きを見せ[2]、翌3月にはU-20ワールドカップ2015を目指すU-18日本代表候補のトレーニングキャンプに招集された[3]。3年生になると背番号10を背負い[1] チームの中心選手として活躍。第21回Jユースカップではベスト4入りの原動力となった。

2013年11月4日内山裕貴と共に2014シーズンからのトップチームの昇格が発表され[4]、札幌のGMの三上大勝は前について「ボールの出し手としていいものを持っている。ボランチとして体の強さもプロで通用するものを持っている」と評した[1]。この頃、チームはJ1昇格プレーオフ進出を懸けて争っており、11月20日天皇杯4回戦甲府戦で、スタメンでボランチに起用され公式戦初出場を果たした。また、実兄の前貴之もこの試合に先発出場しており、クラブ史上初の兄弟選手同時出場となった。

2014年7月、タイ・ディヴィジョン1リーグコーンケンFC期限付き移籍[5]

2018年、水戸ホーリーホックへ期限付き移籍[6]。序盤戦を骨折の影響で欠場したが、復帰後は全試合フル出場を果たしチームの軸を担った[7]。シーズン終了後複数クラブからオファーが届いたが[7]、水戸に完全移籍という形で2019年も残留した[8]。同年は更に出場試合数を伸ばし、自己最多の5得点をマークするなど攻守両面で活躍を見せた[9]

2020年、前年まで水戸監督の長谷部茂利が監督に就任したアビスパ福岡へ完全移籍[10]。移籍初年度よりキャプテンに就任した[11]。同年、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、7月27日にクラブ独自でPCR検査を施したところ陰性だったものの、8月2日になり、Jリーグ公式検査の結果、前が陽性である可能性が高いと診断され、同日夜の対大宮戦(NACK5スタジアム大宮)は試合開始2時間前を切った17時過ぎに急遽中止となり[12]、前はドクター管理の下チームバスとは別車両で受入れ先の神奈川県内の医療施設へ移送、翌3日のPCR検査により陽性と診断され、無症状ながら医療施設にて経過観察となった[13]

所属クラブ[編集]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2013 札幌 37 J2 - - 1 0 1 0
2014 38 0 0 - - 0 0
タイ リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2014 コーンケン Div.1
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2015 札幌 38 J2 15 2 - 3 1 18 3
2016 16 18 0 - 2 0 20 0
2017 J1 4 0 7 0 1 0 12 0
2018 水戸 8 J2 30 0 - 0 0 30 0
2019 39 5 - 0 0 39 5
2020 福岡 6 30 1 - - 30 1
2021 J1 38 2 3 0 2 0 43 2
2022
通算 日本 J1 42 2 10 0 3 0 55 2
日本 J2 132 8 - 6 1 138 9
タイ Div.1
総通算 174 10 10 0 9 1 193 11

その他の公式戦

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 期間通算
出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 期間通算
2014 J-22 - J3 2 0 2 0
2015 2 0 2 0
通算 日本 J3 4 0 4 0
総通算 4 0 4 0

タイトル[編集]

チーム[編集]

コンサドーレ札幌U-18
北海道コンサドーレ札幌

個人[編集]

・J1月間ベストゴール(2021年4月度)

代表歴[編集]

  • 2013年 U-18日本代表[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 札幌初の兄弟選手誕生 前の弟寛之が昇格 J2ニュース : nikkansports.com
  2. ^ a b 【NEXT GENERATION MATCH U―18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜 J選抜 vs 高校選抜】レポート:スピードと技の応酬は両者譲らず。Jユース選抜が無敗を守る。 J's GOAL (13.02.24)
  3. ^ a b コンサドーレ札幌U-18 内山裕貴選手・前寛之選手 U-18(FIFA U-20ワールドカップ2015)日本代表候補 トレーニングキャンプ参加のお知らせ コンサドーレ札幌公式サイト (13.03.18)
  4. ^ コンサドーレ札幌U-18 内山 裕貴・前 寛之選手 2014シーズン トップチーム昇格のお知らせ コンサドーレ札幌公式サイト (13.11.04)
  5. ^ “前 寛之 選手 KHONKAEN FC(タイリーグ Division-1)へ期限付き移籍のお知らせ” (プレスリリース), コンサドーレ札幌, (2014年7月1日), http://www.consadole-sapporo.jp/news/2014/07/017117.html 
  6. ^ “前 寛之選手 北海道コンサドーレ札幌より期限付き移籍加入のお知らせ” (プレスリリース), 水戸ホーリーホック, (2017年12月29日), http://www.mito-hollyhock.net/news/7889/ 
  7. ^ a b 【コラム】「昨季以上の『何か』を残すために、覚悟を胸にプレーする前寛之」#水戸ホーリーホック”. エールスポーツ茨城 (2019年4月23日). 2020年2月22日閲覧。
  8. ^ “前 寛之選手 北海道コンサドーレ札幌より完全移籍加入のお知らせ” (プレスリリース), 水戸ホーリーホック, (2018年12月11日), http://www.mito-hollyhock.net/news/12096/ 
  9. ^ 【水戸 vs 山形】クラブ史上最大のビッグマッチ。歴史を切り開くために前寛之はすべてを出し切る”. J's GOAL (2019年11月1日). 2020年2月22日閲覧。
  10. ^ “前 寛之 選手 水戸ホーリーホックより完全移籍加入のお知らせ” (プレスリリース), アビスパ福岡, (2019年12月27日), https://www.avispa.co.jp/news/post-28272 2020年2月22日閲覧。 
  11. ^ “福岡MF前寛之主将、J1昇格へ闘志「何でもする」”. 日刊スポーツ. (2020年2月20日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/202002200000713.html 2020年2月22日閲覧。 
  12. ^ “J2福岡、寝耳に水の陽性疑いで試合前ミーティングから選手隔離 福岡スポーツ界にコロナ禍”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年8月3日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/631958.amp 2020年8月5日閲覧。 
  13. ^ “新型コロナウイルス感染症の陽性判定について” (プレスリリース), アビスパ福岡, (2020年8月3日), https://www.avispa.co.jp/news/post-31623 2020年8月5日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]