則本佳樹

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則本 佳樹
東北楽天ゴールデンイーグルス #136
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 滋賀県犬上郡多賀町
生年月日 (1994-05-14) 1994年5月14日(25歳)
身長
体重
174 cm
79 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
プロ入り 2018年 育成ドラフト2位
年俸 250万円(2020年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

則本 佳樹(のりもと よしき、1994年5月14日 - )は、滋賀県犬上郡多賀町出身[2]プロ野球選手投手育成選手)。右投左打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。実兄は同じく東北楽天投手の則本昂大

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

多賀町立大滝小学校3年時に、「多賀少年野球クラブ」で野球を始める[2]滋賀県立北大津高等学校3年時の夏には、第94回全国高等学校野球選手権全国大会に出場。滝川第二高校との初戦で先発したが、チームは敗退した。2年先輩に西野颯、同級生に北條葵己がいる。

高校卒業後に進学した近畿大学では、右肘を痛めた末に手術。関西学生野球のリーグ戦では、4年春の対関西大学戦で1イニングを投げただけにとどまった[2]。ちなみに、4年時のエースは同期の畠世周で、在学中に硬式野球部の寮の一室で同居していた[3]

大学卒業後のNPB入りを目標に、大学4年時の2016年には、同年5月に創設されたばかりの山岸運送グループ硬式野球部(山岸ロジスターズ)のセレクションを受験。大学卒業後の2017年に山岸運送(静岡県島田市に本社がある運送会社)へ入社すると、後述する社業と並行しながら、山岸ロジスターズの第1期生としてプレーを続けた[4]。チームが2017年6月19日付で日本野球連盟からクラブチーム (社会人野球)としての登録を認められてからは、主に中継ぎ要員として対外試合に登板[5]。2年目の2018年には、チームが初めて参加した第89回都市対抗野球大会の東海予選で、先発投手として1試合、救援投手として2試合に登板した。チームは第3代表決定ゾーンの敗者復活1回戦で敗退した[6]が、則本は初戦(1次予選の対静岡硬式野球倶楽部戦)に先発すると、7回4失点という内容ながらチームの初戦突破(7回コールドゲームによる勝利)へ貢献した[7]

2018年のNPB育成ドラフト会議2巡目で、東北楽天ゴールデンイーグルスから指名。支度金200万円、年俸250万円(金額は推定)という条件で育成選手として入団するとともに、支配下登録選手として2013年から所属している兄の昂大とチームメイトになった[2]。背番号は136。山岸ロジスターズの選手が(NPBを含む)プロ野球の球団と契約したことや、実の兄弟が現役選手として同じ時期に楽天球団へ所属することは、いずれも初めての事例である。

プレースタイル[編集]

兄、昂大と同じ右投手だが、投球フォームはスリークォーター[8]で、ストレートの球速は最速で145km/hにとどまる[2]。大学時代に右肘の手術を受けたため、山岸ロジスターズ時代からは、変化球のキレやストレートの質で勝負することを心掛けているという[4]。そのため、楽天への入団時点では、先輩投手の岸孝之を目標に挙げている[5]。50M走6秒3、遠投100M[3]

人物[編集]

名前(佳樹)の読み方(よしき)が同じ縁で、好きな芸能人はYOSHIKIX JAPANドラマー)。佳樹自身も、小学生時代に一時、ドラムの叩き方を習っていた。その一方で、実父が実家の庭先に造ったブルペンで、当時から昂大と共に投球練習へ励んでいた[3]

滋賀県立八幡商業高校のOBで性格が冷静な昂大と違って、行動派で、プライドが高いことを自認。小学生時代に昂大と一緒に所属していた「多賀少年野球クラブ」[9]の監督からの影響で、「雑草のごとく」という言葉を座右の銘に挙げている。昂大と同じ滋賀県立の高校ながら北大津高校へ進学した理由も「兄(昂大)の母校を倒したい」とのことで、昂大が高校時代に立てなかった阪神甲子園球場のマウンドを3年夏の選手権全国大会で踏んだ時には、「『兄を超えた』と思った」という[3]

高校3年時の2012年には、卒業後の進学を志望していたが、家庭の事情で厳しい状況にあった。しかし、当時三重中京大学の4年生だった昂大が、この年のNPBドラフト会議2巡目で楽天からの指名を受けて入団。その際に受け取った契約金(推定1億円)の一部を学費に充てることによって、翌2013年に近畿大学への進学に至った。ちなみに、昂大は2009年に三重中京大学へ入学。しかし、三重中京大学は翌2010年から学生の募集を停止した末に、昂大の卒業年(2013年12月)で閉学している。

山岸ロジスターズ時代には、山岸運送のYMワークス・ボディプリンター事業部に勤務。同社が運用するトラックの走行中の見栄えを良くする目的で、トラックの両側面を彩るボディプリント(ラッピング)のデザインや、ラッピングを施したトラックの写真撮影を主に手掛けていた[3]

2018年のNPB育成ドラフト会議で楽天から指名を受けた直後には、投手出身の石井一久ゼネラルマネジャー(GM)が、「お兄ちゃん(昂大)が一流の野球選手だけに、『(昂大から)何かヒントを与えてもらうことで、(指名の時点より)もう一つ上のレベルにいけるんじゃないかな』と思ったから指名した」とのコメントを残した[9]。実際には、石井がGMへ就任する同年9月以前からスカウトを務めている山田潤が、佳樹を大学時代から視察[4]。ドラフト指名への検討資料に当たる調査書を山岸ロジスターズへ送付した球団も、楽天だけだった[3]

詳細情報[編集]

背番号[編集]

  • 136 (2019年 - )

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]