刹那

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動


刹那の長さ[編集]

刹那の長さについては、指をひとはじきする(1弾指)間に65刹那ある[1]などの諸説ある。

極めて短い時間を念といい、一刹那、または60刹那、または90刹那などを一念とする[2]

なお、物理学的な意味での「最も短い時間」(時間の最小の単位)は、2020年9月現在プランク時間とされている。

刹那と仏教思想[編集]

説一切有部では、人間の意識は一刹那の間に生成消滅(刹那生滅)を繰り返す心の相続運動であるとする。それについて曹洞宗道元は、『正法眼蔵』の「発菩提心」巻で、悟りを求める意志も、悟りを開こうとするのもその無常性を前にするからであり、常に変化するからこそ、悪が消滅し、善が生まれるのであると説く。

脚注[編集]

  1. ^ 岩波仏教辞典 1989, p. 495.
  2. ^ 総合仏教大辞典編集委員会(編)『総合佛教大辞典』下巻、法蔵館、1988年1月、第一版、1135頁。

出典[編集]

  • 中村元他『岩波仏教辞典』岩波書店、1989年。ISBN 4-00-080072-8

関連項目[編集]

刹那 (GReeeeNの曲)

外部リンク[編集]