別火

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別火 (べっか)とは日常と忌み物忌みの状態の間で穢れが伝播することを防ぐため、用いるを別にすることである[1]

穢れは火を介して伝染すると考えられており、日常よりも穢れた状態(忌み)から穢れが日常に入ることをさけるため、また日常から穢れが斎戒(物忌み)を行っているものに伝染することを防ぐために用いる火を別にすることが行われた。

この目的のために、日常の住居とは別に小屋が設けられることもあり、忌みの者(月経出産時の女性)がこもる小屋を「忌み小屋」「他屋」、物忌み中のものがこもる小屋を「精進小屋」などと呼んだ。

脚注[編集]

  1. ^ 石川純一郎、「べっか」、桜井徳太郎編 『民間信仰辞典』 東京堂出版、1980年、257, 258頁。