切断正規分布
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切断正規分布 (せつだんせいきぶんぷ) は正規分布と似ているが、確率変数 の定義域が有限な確率分布である。上下とも有界 (A ≤ x ≤ B) なものを二重に切断された正規分布、どちらか一方だけのものを単一切断正規分布という。
定義と性質[編集]
切断正規分布の確率密度関数は以下で定義される。
ここで は標準正規分布 N(0, 1) の確率密度関数、 は標準正規分布 N(0, 1) の累積分布関数である。
モーメント[編集]
切断正規分布の期待値と分散は、二重に切断されている場合、
であり、単一切断正規分布の場合は
である。ここで
は、ミルズ比である。
参考文献[編集]
- 蓑谷千凰彦、統計分布ハンドブック、朝倉書店 (2003).
関連項目[編集]
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