八尾恵

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八尾 恵(やお めぐみ、1955年 - )はよど号グループ柴田泰弘の元妻、兵庫県出身。

人物[編集]

1976年チュチェ思想研究会に入会。1977年2月、北朝鮮に渡航。5月に「よど号」グループの柴田泰弘と結婚し、日本革命村で生活を始める。後年、八尾はこの結婚は北朝鮮による強制だったとしている。

1980年代に入り、革命のための人材獲得のためにヨーロッパで活動を開始し、北朝鮮による日本人の拉致に関与。

1984年夏によど号グループ最高幹部の田宮高麿から革命のために日本で人を集める命令を受けて帰国し、横須賀市でスナック経営しながら活動をしていた。

1988年1月に「横須賀でスナック経営をしている佐藤は大韓航空機爆破事件に関与している」旨の情報が神奈川県警察本部警備部外事課に入る。その後の捜査で、1982年2月にデンマークコペンハーゲンで北朝鮮の外交官と会っていたことや東欧での出入国履歴など、北朝鮮人脈との接触が疑われる証拠が出てきた。5月25日に偽名を使っていたことが判明したため、八尾はアパートの名義に偽名を用いたとして公正証書原本不実記載・同行使罪で神奈川県本部外事課に逮捕される。共同通信記者の斎藤茂男が、『朝日ジャーナル』で担当していた「メディア時評」に彼女の言い分をうのみにした文章を発表(1988年8月12日)。「この女スパイ騒ぎ、もしかすると一方で北朝鮮バッシングに、他方で『だから国家秘密法は必要だ』の世論誘導に有効、と深読みした人が筋書きを作ったのだろうか」と書いた。後に彼女はよど号メンバーの妻だと判明。6月に罰金5万円の略式起訴となった。

その後、自分が話せる範囲で北朝鮮による日本人拉致問題に関して語り始めている。

著書[編集]

関連項目[編集]