全日本少年サッカー大会

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全日本少年サッカー大会
開始年 1977
前回優勝 センアーノ神戸(初)(2016年)
最多優勝 清水FC(8回)
サイト 日本サッカー協会
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全日本少年サッカー大会(ぜんにほんしょうねんサッカーたいかい)は、日本サッカー協会第4種チーム(U-12世代のクラブチーム)を対象としたサッカー大会である。日本サッカー協会読売新聞社日本体育協会(日本スポーツ少年団)が共催。

概要[編集]

「子どもたちのサッカーへの興味・関心を深め、サッカーの技術・理解を向上させる [1]」ことなどを趣旨として、1977年創設。日本代表Jリーグなどで活躍する選手を多く輩出し、JA全農杯チビリンピック小学生8人制サッカー大会と並ぶU-12世代の2大大会と位置づけられる。2010年までは11人制で行われていたが、2011年大会より8人制に変更。2015年からは冬季開催に変更されている。大会期間中では参加チームの交流を深めるため、全チームが合宿生活を送り試合以外のレクリエーション活動も展開している。最多優勝は、清水FCの8回。

会場[編集]

開催方式[編集]

各都道府県代表1チーム(前年度優勝都道府県のみ2チーム)の48チームが決勝大会に出場。

  • 2010年大会は口蹄疫の影響により宮崎県大会が中止、47チームにて開催。

1次ラウンド・2次ラウンド[編集]

  • 参加48チームを4チームずつ分け1次ラウンドを実施。各組の上位2チーム(合計24チーム)が2次ラウンド進出、3チームずつ8組に分かれリーグ戦を行い、各組1位チームが決勝トーナメントに進出する。1次ラウンド敗退した24チームは、ドリームリーグとして8組に分かれてのリーグ戦を行い、各組1位のチームによるトーナメント戦を実施する。
  • 試合時間は40分(前後半20分、ハーフタイム10分)。勝ち点制(勝ち3、引き分け双方1、負け0)とし、同点の場合得失点差、総得点、当該チームの直接対決の成績、抽選の順番で決定する。

決勝トーナメント[編集]

  • 試合時間は40分。同点の場合、準々決勝においてはPK戦で準決勝進出チームを決定する。準決勝および決勝では前後半5分ずつの延長戦を行い、それでも決しない場合PK戦で勝者を決める。
  • 3位決定戦は行わない。(1996年までは3位決定戦が開催された)

表彰[編集]

大会では優勝チームのほか、大会全体を通して優秀チームを選出している。下記のほかに特別賞、ドリームトーナメント賞、得点王などの表彰がある。 [2]

  • 優勝
    内閣総理大臣杯並びに表彰状、文部科学大臣賞、協会による表彰状、優勝旗並びにトロフィーを授与
  • 準優勝・第3位
    協会による表彰状とトロフィーを授与
  • フェアプレー賞
    本大会で上位進出をはたし、チームとしての力量もあり、試合中のプレーにフェアな感じが自然に出ており、かつ実際に反則数が少なく他の模範となるチーム。
  • 敢闘賞
    本大会で上位進出をはたし、試合にその持てるものを余すところなく発揮し、技術や戦術の内容もあり、かつ闘志やサッカーに対する姿勢に優れ、”よくやった”という感動の持てるチーム。
  • 努力賞
    本大会において、チームとしてすべてにわたる努力精進の姿勢が見られ、かつその結果が試合によく表れているチーム。
  • グッドマナー賞
    本大会における試合や生活全般を通じて、他に先がけてよく努力し、その戦い方や生活態度などに少年サッカーらしいさわやかさや、物事のけじめが感じられる良いチーム。

結果[編集]

年度 優勝 結果 準優勝 3位 4位
1 1977年 与野下落合(埼玉県
清水FC静岡県
4-4 粟野(栃木県 日詰(岩手県
2 1978年 清水FC(静岡県 3-2 FC町田(東京都 広島FC(広島県 山口SC(山口県
3 1979年 FC甲府(山梨県 2-0 清水FC(静岡県) 山口SC(山口県) 五戸すずかけ(青森県
4 1980年 船橋FC(千葉県
四日市(三重県
4-4 FC浦和(埼玉県) 足利相生FC(栃木県)
5 1981年 FC町田(東京都) 3-2 古河(茨城県 FC浦和(埼玉県)
清水FC(静岡県)
6 1982年 清水FC(静岡県) 3-2 FC町田(東京都) FC浦和(埼玉県) 富士見丘(東京都)
7 1983年 清水FC(静岡県) 4-1 山口SC(山口県) 高槻松原SC(大阪府 若松(福岡県
8 1984年 太田南小SSS(群馬県 1-0 多比良(長崎県 町田SSS(東京都) 市川FC(千葉県)
9 1985年 清水FC(静岡県)
FC浦和(埼玉県)
1-1 高槻松原SC(大阪府) 厚木ゴールプランダーズ
神奈川県
10 1986年 清水FC(静岡県)
FC邑楽(群馬県)
4-4 船橋FC(千葉県) 日立(茨城県)
11 1987年 清水FC(静岡県) 3-0 藤枝FC(静岡県) 日立(茨城県) FC東松山(埼玉県)
12 1988年 読売ユースS(東京都) 1-0 清水FC(静岡県) 厚木ゴールプランダーズ
(神奈川県)
日立(茨城県)
13 1989年 FC浦和(埼玉県) 2-1
(再延長)
FC中津(大分県 千葉北FC(千葉県) 松山SS(愛媛県
14 1990年 城陽(京都府 3-1 高槻FC(大阪府) 三吉(山梨県) 大安寺西(奈良県
15 1991年 下都賀ジュリアンズ
(栃木県)
1-0
(延長)
高陽FC広島県 FC浦和(埼玉県) 蒲町(宮城県
16 1992年 清水FC(静岡県) 6-1 下都賀ジュリアンズ
(栃木県)
市川FC(千葉県)
国見少年SC(長崎県)
17 1993年 浜松JFC(静岡県) 1-0 清水FC(静岡県) FC邑楽(群馬県) 四日市(三重県)
18 1994年 刈谷第一FC(愛知県 2-1 宇都宮ジュニアFC
(栃木県)
清水FC(静岡県) 光明台(大阪府)
19 1995年 柏レイソルユース
(千葉県)
2-1
(延長)
愛知FC(愛知県) FC大宮(埼玉県) 府ロクSC(東京都)
20 1996年 新座片山FC(埼玉県) 1-0 境川FC(大分県) 柏レイソルユース
(千葉県)
FC邑楽(群馬県)
21 1997年 柏レイソルユース
(千葉県)
1-0 FC邑楽(群馬県) 浜松JFC(静岡県)
M・C・U(奈良県)
-
22 1998年 浜松JFC(静岡県)
小倉南FCジュニア
(福岡県)
0-0 明治北SSC(大分県)
FC邑楽(群馬県)
-
23 1999年 ヴェルディジュニア
(東京都)
3-0 柏レイソルユース
(千葉県)
札幌FC(北海道
清水FC(静岡県)
-
24 2000年 浜松JFC(静岡県) 2-0 札幌FC(北海道) 江南南(埼玉県)
愛知FC(愛知県)
-
25 2001年 静岡FC(静岡県) 2-0 柏レイソルユース
(千葉県)
明治北SSC(大分県)
ヴェルディジュニア(東京都)
-
26 2002年 FC浦和(埼玉県) 2-0 FC中津1981(大分県) JFCファイターズ<(栃木県)
柏レイソルユース
(千葉県)
-
27 2003年 江南南(埼玉県) 2-1
(再延長)
富山北FCジュニア
(富山県)
愛知FC(愛知県)
帯広FC(北海道)
-
28 2004年 横浜F・マリノス
プライマリー
(神奈川県)
2-1 柏レイソルユース
U-12(千葉県)
ヴェルディジュニア(東京都)
愛知FC(愛知県)
-
29 2005年 横浜F・マリノス
プライマリー(神奈川県)
2-0 JFCファイターズ(栃木県) ヴェルディジュニア(東京都)
清水FC(静岡県)
-
30 2006年 横浜F・マリノス
プライマリー(神奈川県)
1-0 FC浦和(埼玉県) ヴェルディジュニア(東京都)
横浜F・マリノスプライマリー
追浜(神奈川県)
-
31 2007年 東京ヴェルディ1969
ジュニア(東京都)
2-0
(延長)
鹿島アントラーズ
ジュニア
(茨城県)
熊本ユナイテッドSC(熊本県
横浜F・マリノスプライマリー
追浜(神奈川県)
-
32 2008年 FC浦和(埼玉県) 2-1 名古屋グランパスU-12
(愛知県)
柏レイソルU-12(千葉県)
水原サッカー少年団(新潟県
-
33 2009年 名古屋グランパスU12
(愛知県)
2-0 新座片山FC(埼玉県) 川崎フロンターレU-12(神奈川)
横河武蔵野FCジュニア(東京都)
-
34 2010年 バディーSC(神奈川) 2-0 ディアブロッサ高田FC
U-12(奈良県)
EXPO90FC Jr(大阪府)
柏レイソルU-12(千葉県)
-
35 2011年 柏レイソルU-12(千葉県) 5-2
(延長)
名古屋グランパスU-12
(愛知県)
ディアブロッサ高田FC U-12(奈良県)
大宮アルディージャU-12(埼玉県)
-
36 2012年 新座片山FC(埼玉県) 3-0 柏レイソルU-12
(千葉県)
バディーSC(神奈川県)
名古屋グランパスU-12(愛知県)
-
37 2013年 鹿島アントラーズ
ジュニア(茨城県)
2-0 名古屋グランパスU-12
(愛知県)
ソレッソ熊本U-12(熊本県)
大山田サッカースポーツ少年団(三重県)
-
38 2014年 セレッソ大阪U-12
(大阪府)
1-1
(PK2-1)
柏レイソルU-12(千葉県) 横河武蔵野FC(東京都)
レジスタFC(埼玉県)
-
39 2015年 レジスタFC
(埼玉県)
2-0 鹿島アントラーズ
ジュニア(茨城県)
兵庫FC(兵庫県)
符津SS(石川県)
-
40 2016年 センアーノ神戸
(兵庫県)
2-1 横浜F・マリノス
プライマリー(神奈川県)
府中新町FC(東京都)
ディアブロッサ高田FC(奈良県)
-

TV放送[編集]

  • TV放送は日本テレビが制作・番組送信し、準決勝および注目選手を取材したハイライト特番はBS日テレにて当日夕方に、決勝は日本テレビ系列30局沖縄テレビを加えた31局で放送している(同時ネット局は10:30 - 11:25に放送)。
    • ハイライト特番には、ナビゲーターとして2012年までは田村亮ロンドンブーツ1号2号)、2013年は森麻季(元・日本テレビアナウンサー)が出演。
    • 2010年大会は前述の理由で県大会が中止になった宮崎県のテレビ宮崎でも決勝戦は同時ネットした。
    • 2014年大会までは準決勝ハイライトを金曜、土曜の決勝はいずれも55分のダイジェストで放送されていた。ただし長崎原爆の日が該当する九州各県のNNS系列局および沖縄テレビは長崎平和祈念式典中継のため時差ネットされていた。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 大会要項”. 日本サッカー協会公式サイト. 2016年12月5日閲覧。
  2. ^ 過去の大会情報”. 第37回大会公式サイト. 2016年12月5日閲覧。

外部リンク[編集]