全日本リバイバルミッション

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リバイバルミッション、とはキリスト教福音伝道の運動体。超教派で伝道大会、聖会を開催している。1970年滝元明田中政男により設立。有賀喜一平岡修治滝元順が顧問を務める。関連する神学校リバイバル聖書神学校、出版部門はプレイズ出版。中心となっている教会は新城教会

沿革[編集]

  • 1968年 新城教会の増築を記念して、本田弘慈を説教者として新城福音クルセードを開催した。
  • 1969年8月 1970年のクルセードのための準備集会の一つである東栄大会の反省会で、日本リバイバル・クルセードと命名された。
  • 1970年 日本・リバイバル・クルセードが正式に発足した。説教者は滝元明田中政男。顧問に、イエス福音教団の穐近祐、日本福音クルセードの本田弘慈が就任した。以後、各地で伝道集会を行った。[1]
    • 1993年11月5日-7日 全日本リバイバル甲子園ミッション =日本リバイバルクルセードが推進母体になり、兵庫県西宮市甲子園球場で開催された。
  • 1994年1月 全日本リバイバル甲子園ミッションは、「全日本リバイバルミッション」と名称を改め、新しい組織体制のもとで全国規模でミッションを継続した。
    • 1994年6月 東北リバイバルミッション
    • 1994年10月 沖縄リバイバルミッション
    • 1994年11月 第一回四国リバイバルミッション
    • 1995年5月 日本海リバイバルミッション =新潟県長岡市で開催。
    • 1995年8月 北海道リバイバルミッション
    • 1995年9月 信州リバイバルミッション
    • 1995年11月 第二回四国リバイバルミッション
    • 1996年10月 第三回四国リバイバルミッション
    • 1996年11月 富山リバイバルミッション
    • 1997年5月 九州リバイバルミッション
    • 1998年5月 東京リバイバルミッション =首都圏初のミッション。日本武道館で10日間連続で開催された。
    • 2000年7月-8月 スーパーミッション東京40DAYS
    • 2000年12月 スーパーミッション大阪4days「ミレニアムクリスマス」
    • 2002年7月-9月 関西40DAYS
    • 2003年9月 名古屋リバイバルミッション
    • 2004年11月 沖縄スーパーミッション
    • 2005年9月 北関東リバイバルミッション =栃木県宇都宮市で開催。
    • 2006年9月 第四回四国リバイバルミッション
    • 2007年10月 ハワイリバイバルミッション =ハワイ・ホノルル郊外のカピオラニパークで3日間開催された。
    • 2009年5月 韓国リバイバルミッション =韓国の仁川(インチョン)で開催。
    • 2010年9月10~17日 北海道リバイバルミッション
    • 2010年9月19~20日 東北リバイバルミッション・盛岡大会
    • 2010年9月22~23日 東北リバイバルミッション・名取大会
    • 2011年5月 韓国リバイバルミッション2011・春川大会
    • 2011年6月 韓国リバイバルミッション2011・ソウル大会
    • 2011年9月 九州リバイバルミッション
    • 2012年9月 台湾リバイバルミッション =台北市、中山基督長老教会の大聖堂にて開催された。
    • 2013年8月 和歌山リバイバルミッション
    • 2014年2月 タイ・チェンマイ・リバイバルミッション (アジア・環太平洋ミッション)
    • 2014年8月 環・関西リバイバルミッション =兵庫県尼崎市、大阪府堺市、八尾市の3会場で開催。
    • 2015年4月-6月 沖縄70リバイバルミッション =沖縄県下の各地の教会で開催。
    • 2016年3月21日-11月13日 47都道府県巡回伝道リバイバルミッション
    • 2017年2月17日-11月26日 日本縦断リバイバルミッション2017
  • 2018年4月 新たなスタートというスローガンを掲げ、名称を「全日本リバイバルミッション」(ALL JAPAN REVIVAL MISSION) から「リバイバルミッション」(Revival Mission)に変更した。
    • 2018年2月16日-11月4日 日本縦断リバイバルミッション2018
    • 2018年11月3日 甲子園ミッションAfter25 =兵庫県、ホテルヒューイット甲子園にて開催。
    • 2019年8月 夏のリバイバル聖会in東京(お茶の水クリスチャンセンターにて開催)、リバイバル東京とりなしツアー

歴史[編集]

1993年甲子園で開催された甲子園リバイバルミッションに、日本の福音派は広範に協力をし、延べ12万4千人におよぶ参加者を集めた。この大会の前に、日本の各地で、賛同する個人や教会を中心に決起集会を開催して盛り上げて本番を迎えるという、日本のクリスチャンが主催したものとしては画期的なものであった。リバイバルミッションに賛同するグループは、日本の教会の中で一つの勢力となったといわれている。この運動が契機になって1996年に日本リバイバル同盟が設立される。[2]

1998年東京武道館で開催された東京リバイバルミッションは、聖霊派の参加が多くなり、距離をおく福音派もあらわれたが、福音派と聖霊派の協力を願って尾山令仁師が大会会長を務めた[3]

2015年 この年に主宰者で新城教会牧師の滝元明が逝去した。同氏のこれまでの功績を記念して8月14日に愛知県新城市の新城文化会館大ホールにおいて「伝道者・滝元明リバイバル感謝聖会」が開催された。

脚注[編集]

  1. ^ 滝元明「われ土方なれど」いのちのことば社、1970年214-221ページ
  2. ^ 中村敏『日本のおける福音派の歴史』いのちのことば社2000年,236-237ページ
  3. ^ 尾山令仁『今も生きておられる神』プレイズ出版

参考[編集]

外部リンク[編集]