全国パソコン技能競技大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

全国パソコン技能競技大会(ぜんこくパソコンぎのうきょうぎたいかい)とは、日本情報処理検定協会が主催するパソコン技能を競う競技大会。

出場者は主に高校生であるが、出場資格上は高校生以外の参加も可能である。(例として、弥富市立弥富中学校が毎年出場している)

概要[編集]

  • 日本語ワープロは、20分で文書作成問題(手書き問題)を完成させる競技である。
  • 情報処理技能(表計算)は、20分で表計算を完成させる競技である。
  • 日本語スピードは、10分で日本語速度問題(活字問題)完成させる競技である。
  • 英文スピードは、10分で英文速度問題(活字問題)完成させる競技である。

会場[編集]

ここ数年の大会は愛知県名古屋市名古屋学院大学名古屋キャンパスで行われている。 平成26年度は名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で、令和2年度はリモートで実施された。

大会時期・期間[編集]

例年8月中旬、お盆の時期に行われる。なお2日間にわたり日程が設定されており、初日は機器設置と前日練習が行われ、2日目に大会が行われる。

得点方法(情報処理技能競技)[編集]

  • 団体戦…学校内で6名を登録し、上位3名の合計得点。
  • 個人戦…参加者の中で、得点が1位から6位までの者。
  • 得点は作問点(100点満点)+タイム点(100点満点)で算出。

表彰[編集]

  • 団体戦
    • 文部科学大臣賞(団体)…各部門の優勝校1校を表彰。
    • 優勝…各部門の優勝校1校を表彰。
    • 第2位…各部門の第2位・第3位得点校の2校を第2位として表彰。
    • 第3位…各部門の第4位・第5位・第6位得点校の3校を第3位として表彰。
  • 個人戦
    • 文部科学大臣賞(個人)…各部門の優勝者1名を表彰。
    • 優勝…各部門の優勝者1名を表彰。
    • 第2位…各部門の第2位・第3位得点者の2名を第2位として表彰。
    • 第3位…各部門の第4位・第5位・第6位得点者の3名を第3位として表彰。
    • 正確賞…各部門の作問点が100点の者を表彰。
    • 佳良賞…参加した学校で、団体入賞していない学校の上位1名を表彰。

過去に存在した賞[編集]

  • 愛知県教育委員会賞…日本語ワープロ競技・情報処理技能競技の優勝者を表彰。
  • 愛知県知事賞…日本語スピード競技・英文スピード競技の優勝者を表彰。

団体結果[編集]

外部リンク[編集]

日本情報処理検定協会ホームページ