先天性肥厚性幽門狭窄症

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先天性肥厚性幽門狭窄症(せんてんせいひこうせいゆうもんきょうさくしょう、: congenital hypertrophic pyloric stenosis, CHPS[1])は、乳幼児に見られる消化器系疾患。

症状[編集]

病状は生後2〜3週間頃からミルクを噴水のように大量に吐くようになる。ミルクは欲しがるが、胃より先にミルクが進まなくなるため、ミルクの栄養を吸収出来なくなり体重があまり増えなくなる。また、それにより脱水を起こしたり、便が出なくなったりという症状も見られる。

遺伝的なものではなく、発病は1万人に5人程度。割合は男の子の方が多い。

原因は十二指腸を繋ぐ幽門の周囲の筋肉が肥大し、食物などが胃で止まり、逆流を起こすためである。

治療方法は狭窄してしまった幽門を弛緩させる薬物(硫酸アトロピン)を投与することで8割の人は完治する。 薬が効かない場合は狭窄した幽門を広げるラムシュテッド手術により完治する。

脚注[編集]

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  1. ^ 家庭医学館の解説”. コトバンク. 2018年1月13日閲覧。