傷だらけの挽歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
傷だらけの挽歌
The Grissom Gang
監督 ロバート・アルドリッチ
脚本 レオン・グリフィス
原作 ジェイムズ・ハドリー・チェイス
製作 ロバート・アルドリッチ
出演者 キム・ダービー
音楽 ジェラルド・フリード
撮影 ジョセフ・バイロック
編集 マイケル・ルチアーノ
フランク・J・ユリオステ
配給 CRC
公開 アメリカ合衆国の旗 1971年5月28日
日本の旗 1971年9月24日
上映時間 128分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $590,000[1]
テンプレートを表示

傷だらけの挽歌』(The Grissom Gang)は1971年アメリカ合衆国映画

ジェイムズ・ハドリー・チェイスの小説「ミス・ブランディッシの蘭(No Orchids for Miss Blandish)」を原作としたネオ・ノワール作品。監督と製作はロバート・アルドリッチ。出演はキム・ダービーなど。

ストーリー[編集]

1931年夏、ジョー・ベイリー、フランク・コナー、サムのちんぴら3人組は、カンサスシティの酒場にて、ナイトクラブの写真屋ヘイニーから「プレイガールのバーバラ・ブランディシュの首飾りに、5万ドルのダイヤが使われている」とう話を聞く。3人はもぐり酒場ゴールデン・スリッパーで待ち伏せし、ボーイフレンドのジェリーを伴ってバーバラが来店する様子を目撃する。3人は車で店を出たバーバラたちを追い、車を止めさせた後、ジェリーに発砲し、バーバラをさらう。一行は元ボクサーのハッチンスへ会いに行くが、道中でグリッソム・ギャングの構成員エディ・ヘイゲンと鉢合わせてしまう。エディから連絡を受けたグリッソム・ギャングのボスであるマー・グリッソムは仲間たちを連れてハッチンスの隠れ家へ行き、ちんぴら3人組を殺させた後、バーバラを連れ去る。そして、要求通り身代金が手に入ると、今度はバーバラの殺害計画を立てるが、構成員の一人にしてマーの実子スリムがバーバラに興味を持ち、マーと対立する。当のバーバラは薄汚くて頭の悪いスリムを嫌悪していたが、保身のために彼の機嫌を保っていた。

一方、グリッソムが経営するナイトクラブに勤めるアンナは、恋人のコナーがエディと会っていたことを知る。それを知ったエディは情報提供者を殺し、スリムとバーバラに豪勢な部屋を与える。今度は、バーバラの父ジョンに雇われた私立探偵のデイブ・フェナーが、アンナの調査を通じてハッチンスのことをつかみ、それを知ったエディはアンナを殺す。 スリムらは、フェナーと会話していたハッチンスを襲うが、警察が来たのを見て退散する。その後、スリムはエディがバーバラに手を出そうとしたことを知り、エディを殺す。 マー・グリッソムが警官隊との銃撃戦で死んだと知ったスリムは、バーバラとともに逃走するが、逃走先で警官隊に射殺される。スリムの死を嘆き悲しむバーバラに対し、ジョンは心無い言葉を浴びせた。そして、バーバラは湖に投身自殺する。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
NETテレビ
バーバラ・ブランディッシュ キム・ダービー 岡本茉利
スリム・グリッソム スコット・ウィルソン 堀勝之祐
エディ・ヘイガン トニー・ムサンテ 羽佐間道夫
デイヴ・フェナー ロバート・ランシング 家弓家正
アンナ・ボーグ コニー・スティーヴンス英語版 増山江威子
グラディス・グリッサム(マー) アイリーン・デイリー英語版 麻生美代子
ジョン・P・ブランディッシュ ウェズリー・アディ英語版 大木民夫
ウォッピー ジョーイ・フェイ英語版 穂積隆信
フランキー・コナー マイケル・ベーセレオン 納谷六朗
メイス ラルフ・ウェイト 増岡弘
マクレーン ハル・ベイラー英語版 緑川稔
ジョー・ベイリー マット・クラーク英語版 矢田耕司
サム アルヴィン・ハマー 清川元夢
ジョニー ドッツ・ジョンソン英語版 田中康郎
ドク ドン・キーファー英語版 寄山弘
へイニー モート・マーシャル 上田敏也
ジェリー アレックス・ウィルソン 伊武雅之
レポーター ディック・ミラー 篠原大作
係員 立壁和也
メイジ 鈴木れい子
演出 春日正伸
翻訳 進藤光太
効果
調整 山田太平
制作 日米通信社
解説 淀川長治
初回放送 1977年1月9日
日曜洋画劇場

スタッフ[編集]

出典[編集]

  1. ^ "ABC's 5 Years of Film Production Profits & Losses", Variety, 31 May 1973 p 3

外部リンク[編集]