保福寺 (上野原市)
保福寺 | |
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所在地 | 山梨県上野原市上野原339-1 |
位置 | 北緯35度37分55.0秒 東経139度6分49.3秒 / 北緯35.631944度 東経139.113694度座標: 北緯35度37分55.0秒 東経139度6分49.3秒 / 北緯35.631944度 東経139.113694度 |
山号 | 安寧山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 地蔵菩薩 |
創建年 | 永禄元年(1588年) |
開山 | 日州宗雲 |
開基 | 加藤景忠 |
札所等 | 甲斐百八霊場第21番札所 |
文化財 | 雲版(山梨県指定有形文化財)、保福寺の山門と鐘楼(上野原市指定有文化財) |
公式サイト | 曹洞宗安寧山 保福寺<上野原市> |
法人番号 | 2090005003161 |
歴史[編集]
1588年(永禄元年)、加藤景忠の開基である。景忠は上野原城の城主で、武田氏の家臣であった。甲斐国の東端にあり、後北条氏に対峙していた。武田氏滅亡の際に武蔵国多摩郡箱根ヶ崎(現・東京都西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎)に逃れたが、その地で討ち死にした[1][2]。
当寺の「安寧山」の扁額は承天によるものである。承天は泉岳寺の役僧を務めており、赤穂事件の際に赤穂浪士を保護したことで知られている[2]。
また当寺は小説家中里介山の『大菩薩峠』に登場する「月見寺」のモデルとされており、介山本人が書いた「月見寺」の石碑が建てられている[1][2]。
文化財[編集]
交通アクセス[編集]
- 上野原駅より徒歩36分。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 山梨県高等学校教育研究会地歴科・公民科部会 編『山梨県の歴史散歩(歴史散歩19)』山川出版社、2007年