侯(こう)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の230番目。
2007年の公安部の統計によると、中華人民共和国で80番目に多い姓だった。
侯姓の人物は漢代にすでに見られ、『元和姓纂』には晋の晋侯緡(武公に滅ぼされた)の子孫と記すが[1]、いっぽう『魏書』官氏志には鮮卑の胡古口引氏(『広韻』には「古口引氏」に作る[2])が侯氏に改めたと記すなど[3]、その起源は多様であったようである。
著名な人物[編集]
- ^ 『元和姓纂』下平十九侯。「晋侯緡之後適他国、以侯為氏。」
- ^ 『広韻』上声十姥「古、(中略)又虜三字姓。『後漢書』有古口引氏。」
- ^ 『魏書』官氏志「胡古口引氏、後改為侯氏。」
台湾の多い名字上位100位 |
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第1~25位 | | 第26~50位 | | 第51~75位 | | 第76~100位 | | 備考 |
- 2016年6月30日公表の中華民国内政部戸政司の戸籍資料による統計。
- 中国大陸からの移民なども統計に含まれるため、違う字体を使用する名字を2つの名字と見なされることもある。
#第3位は繁体字の「黃」であり、78位は簡体字の「黄」である。 #第34位は繁体字の「鍾」であり、87位は簡体字の「钟」である。 #66位の「温」は簡体字と同形である。
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