佐貫駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
佐貫駅
東口(2010年3月8日)
東口(2010年3月8日)
さぬき - Sanuki
所在地 茨城県龍ケ崎市佐貫町
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
関東鉄道駅詳細
テンプレートを表示

佐貫駅(さぬきえき)は、茨城県龍ケ崎市佐貫町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・関東鉄道である。

JR東日本の常磐線と、関東鉄道の竜ヶ崎線が乗り入れ、接続駅となっている。竜ヶ崎線は当駅が起点である。

駅構造[編集]

JR東日本[編集]

JR 佐貫駅
西口(2008年9月23日)
西口(2008年9月23日)
さぬき - Sanuki
藤代 (2.1km)
(5.1km) 牛久
所在地 茨城県龍ケ崎市佐貫町647
所属事業者 JR logo (east).svg東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 常磐線
キロ程 45.5km(日暮里起点)
電報略号 サヌ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
13,377人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1900年明治33年)8月14日[1]
備考 みどりの窓口
テンプレートを表示

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。南西(上野方)から北(水戸方)にカーブしている。出発時は2番線を除き駅係員が合図を送っている。

下り本線(3番線)はカーブがきつく、列車とホームの間に大きな隙間が生じるため、退避がない列車でも中線(2番線)着発の列車が多い。中線進入時は本線と比べてより手前から徐行する必要があるため、特急や特別快速は本線(3番線)に停車する。

橋上駅舎を有する。改札口は1箇所、また出入口は西口と東口の2箇所があり、東口前に関東鉄道竜ヶ崎線の駅がある。自動券売機みどりの窓口(営業時間 6時00分 - 21時00分)・指定席券売機・Suica対応自動改札機設置駅。

かつては駅の南東側に併設されていた片倉チッカリン工場と日本通運配送センターとの貨物操車場が存在していた。また、この貨物操車場にて関東鉄道竜ヶ崎線の線路とも接続されていたこともあり、郵便関係や米の物流として昭和中期までは関東鉄道竜ヶ崎線への貨物輸送で利用されていた。

千葉県マザー牧場の最寄り駅(内房線佐貫町駅)と間違えて当駅に来る乗客もおり、JRでも貼り紙をして注意喚起している[2]。マザー牧場でも検索上の注意で当駅の存在に言及している[3]

なお、2017年4月にJR線の当駅を「龍ケ崎市駅」に改称することが予定されている[4][5][6][注 1]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1・2 常磐線 上り 我孫子上野東京品川方面
上野東京ライン含む)
2番線は待避線
2・3 常磐線 下り 土浦水戸方面
  • 2番線は主に特急列車の接続・通過待ちをする列車が使用する。日中も上り普通列車がこの番線を使用している。また、JR東日本水戸支社が企画するイベント列車等の土浦水戸方面の始発列車も利用することがある。

関東鉄道[編集]

関東鉄道 佐貫駅
関東鉄道改札口(2011年9月4日)
関東鉄道改札口(2011年9月4日)
さぬき - Sanuki
(2.2km) 入地
所在地 茨城県龍ケ崎市佐貫町蛭川646
所属事業者 関東鉄道
所属路線 竜ヶ崎線
キロ程 0.0km(佐貫起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
2,511人/日
-2009年-
開業年月日 1900年明治33年)8月14日[1]
テンプレートを表示

単式ホーム1面1線を有する地上駅。かつてはJR駅の東側に「関鉄佐貫駅」の看板を掲げる小さな駅舎が置かれていたが、2009年平成21年)1月10日[1]駅ビル化され、ビル竜ヶ崎方に駅用のフロアがある。出口はJR東口連絡路とタクシー乗り場前の2箇所。出口名称は表示されていない。列車の発車直前には発車メロディを使用する。

2012年(平成24年)5月16日より、窓口営業時間が朝(06時00分 - 09時00分)・夕方(16時00分 - 20時00分)のみに変更された。

自動券売機・PASMO読み取り機設置。出札口では鉄道線の定期券は発売しなくなったが、路線バスの定期券は発売する。路線バス・流通経済大学特定バスの回数券を発売する自動券売機もある。改札口ラッチはあるが、普通乗車券等では改札(改札時の押印)が省略される。集札は駅員が行う。

かつては現在のJR常磐線と線路が接続されており、貨車が行き来していた。竜ヶ崎線での貨物輸送廃止後に撤去され、跡地は駐輪場飲食店などになっている。また、ワンマン運転開始前は現行のホームの反対側(駅前ロータリー側)に駅舎とホームがあった。構内を流れる用水路に当時の名残がある。

利用状況[編集]

JR東日本[編集]

2014年度の1日平均乗車人員は13,377人である。近年の推移は以下のとおり。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 16,842
2001 16,746
2002 16,316
2003 16,239
2004 15,743
2005 15,497
2006 15,429
2007 15,553
2008 15,370
2009 15,017
2010 14,550
2011 14,030
2012 14,001
2013 13,833
2014 13,377

JRは、竜ヶ崎線乗換駅として開業した歴史があるが、大規模住宅地である竜ヶ崎ニュータウンへ当駅から路線バスが走り、龍ケ崎市東部まで広がるニュータウンの全地区は主要道路がすべて市西部の当駅に通じており、ニュータウンからの東京通勤者が多い。流通経済大学中心市街地に隣接した場所にあるが、送迎バスは当駅を発着するため、学生・関係者の利用も多く、JR駅案内サインは茨城県内では数少ない多言語表記である。龍ケ崎市の玄関口として、また稲敷市江戸崎地区・新利根地区から自家用車で当駅まで来てから列車に乗車する住民もおり、当駅の利用範囲は広い。駅西側は取手市の藤代地区である新川、双葉地区に近く、双葉団地までのバスも発着する。

隣の藤代駅と同様、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線開業による利用者減少を受けないと考えられる駅であるため、特急等の列車の停車が増加傾向にある。ちなみに、上野から当駅までの自由席特急券の料金は500円であり、牛久以遠は900円(「フレッシュひたち回数券」利用だと1回当たり550円)となることもその背景にあると考えられる。2015年3月14日からの常磐線特急の座席予約システム及び特急料金の改定により、最低額は750円となっている。

近年は利用者数が年々減少傾向にあり、特に少子化と転入人口減に伴う高校生の通学利用の減少が大きい。現在は牛久駅の利用者を上回り、茨城県内では、水戸・取手・土浦についで4番目の駅利用者数となっている。

関東鉄道[編集]

関東鉄道の1日平均乗降人員は以下のとおり。

  • 2009年(平成21年)度:2,511人

関東鉄道竜ヶ崎線は、主に龍ケ崎市中心部にある竜ヶ崎駅からJR常磐線上野方面へ移動する客である。

年表[編集]

駅周辺[編集]

竜ヶ崎ニュータウンや、最も近い旧宿場町若柴宿とは住宅街がつながっておらず、駅周辺の住宅地を東へ出ると田園地帯が広がる。西方面には牛久沼がある。

駅周辺には商店やスーパーマーケット居酒屋が何軒か立地するが商店街と呼べるほど密集はしていない。 2000年代以降は、駅と隣接する施設に飲食店が盛んに出店している。

東口[編集]

西口[編集]

バス路線[編集]

停留所の名称は、東口が佐貫駅(1~5番のりば)および佐貫駅東口前(6~7番のりば)、西口が佐貫駅西口(龍ケ崎市コミュニティバス)および佐貫駅(取手市コミュニティバス)となる。

乗場 主要経由地 行先 運行会社 備考
東口1番 竜ヶ崎ニュータウン中央・中根台中学校 ニュータウン久保台 関東鉄道 朝夕運行
竜ヶ崎ニュータウン中央・若柴公園・中根台・久保台 深夜ニュータウン龍ヶ岡(白羽一丁目) 平日運行(運賃1.5割増)
竜ヶ崎ニュータウン中央・若柴公園・中根台・久保台 白羽一丁目 土休日夜運行
東口2番 竜ヶ崎ニュータウン中央・若柴公園 ニュータウン長山
東口3番 平台入口・中根台・久保台 白羽一丁目 朝夕運行
平台入口・中根台・久保台・済生会病院
平台入口・中根台中学校・ニュータウン久保台・済生会病院 日中運行
東口4番 竜ヶ崎ニュータウン中央・中根台・久保台 総合運動公園
馴柴小学校・川原代小学校・竜ヶ崎駅・戸張・角崎坂下 江戸崎 朝運行
馴柴小学校・川原代小学校・竜ヶ崎駅 戸張 休校日運休
東口5番   直行流通経済大学
東口6番 馴柴小学校・川原代小学校 竜ヶ崎駅
ニュータウン中央・川原代小学校・総合福祉センター 文化会館 龍ケ崎市コミュニティバス 龍ぐうバスEルート
東口7番 藤代・光風台団地入口 取手駅東口 関東鉄道
新川 佐貫駅西口 龍ケ崎市コミュニティバス 龍ぐうバスEルート
西口 ニュータウン中央・川原代小学校・総合福祉センター 文化会館
藤代駅北口 藤代庁舎 取手市コミュニティバス 東北部ルート
双葉団地 藤代駅北口

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
常磐線
藤代駅 - 佐貫駅 - 牛久駅
関東鉄道
竜ヶ崎線
佐貫駅 - 入地駅

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ a b 関東鉄道は駅名改称をしない意向を示している[7]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、7-12頁。
  2. ^ 『時刻表読本』 洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2015年、15頁。ISBN 978-4-8003-0567-1。「今尾恵介「私を魅了した時刻表の地図」」
  3. ^ 公共交通機関をご利用の方”. マザー牧場. 2015年9月10日閲覧。
  4. ^ “佐貫駅を龍ケ崎市駅に改称へ 「29年4月目指す」市とJRが覚書”. 産経ニュース. (2015年5月27日). http://www.sankei.com/region/news/150527/rgn1505270035-n1.html 2015年9月10日閲覧。 
  5. ^ a b 鹿嶋栄寿 (2015年9月10日). “佐貫駅 「龍ケ崎市駅」へ改称協定”. 茨城新聞. http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14417971359057 2015年9月10日閲覧。 
  6. ^ a b “JR常磐線佐貫駅名改称にかかる協定を締結しました” (pdf) (プレスリリース), 龍ケ崎市, (2015年9月9日), http://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/procedure/2015091000028/file_contents/puresu.pdf 2016年3月16日閲覧。 
  7. ^ 公共交通(市長への手紙)”. 龍ケ崎市 (2015年6月). 2015年9月14日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]