佐藤優 (作家)

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佐藤 優
誕生 (1960-01-18) 1960年1月18日(58歳)
日本の旗 日本 東京都
職業 作家
同志社大学神学部客員教授
静岡文化芸術大学招聘客員教授
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 同志社大学大学院(神学修士)
活動期間 1990年代 -
配偶者 あり
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佐藤 優(さとう まさる、1960年昭和35年〉1月18日 - )は、日本外交官作家学位神学修士同志社大学1985年)。同志社大学神学部客員教授、静岡文化芸術大学招聘客員教授

在ロシア日本国大使館三等書記官、外務省国際情報局分析第一課主任分析官、外務省大臣官房総務課課長補佐を歴任。

経歴[編集]

学生時代[編集]

東京都出身。埼玉県大宮市(現:さいたま市大宮区)育ち。大宮市立大砂土小学校(現:さいたま市立大砂土小学校)、大宮市立植竹中学校(現:さいたま市立植竹中学校)卒業。幼少時は日本キリスト教会大宮東伝道所に通っていた。1975年埼玉県立浦和高等学校に入学。高校時代は生徒会応援団文芸部新聞部に同時に所属するという異色の生徒だった。新聞部では副部長も務めた。同年夏に東欧ハンガリーチェコスロバキア東ドイツポーランド)・ソ連(当時)を1人で旅する。

1年間の浪人(予備校)生活(現:上越教育大学教授の下里俊行と知り合う)を経て同志社大学神学部に進学した[1]。主に緒方純雄、野本真也、藤代泰三、渡邉雅司、クラウス・シュペネマンなどの教授に師事し、組織神学護教学)、マルクスフォイエルバッハ無神論などを中心に学ぶ。学部1回生のクリスマス京都市内の日本キリスト教会吉田教会で正式に洗礼を受け、クリスチャンプロテスタントカルヴァン派)になった。また、在学時代には学生運動にも傾倒し、高校2年生から大学2回生まで日本社会主義青年同盟(社青同)の同盟員だった。学部卒論のタイトルは『ヨセフ・ルクル・フロマートカ研究「破壊と復活」「一九四五年」を中心に』であった。

その後、同大学大学院神学研究科前期課程を修了し、神学修士号を取得した。研究のテーマは「チェコスロバキアの社会主義政権とプロテスタント神学の関係について」であった。特に学部2回生の頃から、チェコの神学者ヨセフ・ルクル・フロマートカに強い興味を持ち、チェコに留学する目的として、外務省の専門職員採用試験を受験する。大学院修士論文のタイトルは「ヨセフ・ルクル・フロマートカの共産主義観 現代東ヨーロッパにおけるプロテスタント神学の展開についての一考察」であった。

外交官時代[編集]

大学院修了後はチェコスロバキアのプラハカレル大学に留学し、本格的にフロマートカに関する研究をするという希望を持っていたが、フロマートカは反ソ連主義的な神学者であり、フロマートカの研究を冷戦下であり、「科学的無神論」を国是とするチェコスロバキアで行うことは事実上不可能であったため、一度は断念した。しかし、外交官(専門職)になればチェコ語研修を名目にチェコスロバキアに行けると考え、1985年4月にノンキャリアの専門職員として外務省に入省(2度目の外務省専門職試験受験で合格した)。しかし、外務省から指定された研修言語は希望していたチェコ語ではなくロシア語であり、5月に欧亜局(2001年1月に欧州局アジア大洋州局へ分割・改組)ソビエト連邦課に配属された。なお、当時のソ連課長は野村一成、首席事務官は宮本雄二(後の駐中国大使)であった。

1986年夏にイギリスロンドン郊外ベーコンズフィールドの英国陸軍語学学校(Defence School of Languages)で同期の武藤顕(キャリア、2014年から欧州局大使[2][3])と共に英語やロシア語を学んだ後、1987年8月末にモスクワ国立大学言語学部にロシア語を学ぶため留学した。その中で哲学部科学的無神論学科の講義にも参加するようになった。当時のソ連では「科学的無神論」という国是からキリスト教や各宗教に関する研究を行っていた。例として、<キリスト教終末論の諸類型とその階級的特質>、<啓蒙主義思想に対するプロテスタント神学者の批判とその問題点についての検討>、<ニコラウス・クザーヌス全一性概念に対する批判的検討>、<ブルトマンによる聖書の脱神話化仮説の学説史的意義とその批判>、<解放の神学カトリック教会の教権制度の矛盾>など、同志社大学神学部と同大学院で学んだキリスト教を社会主義の立場から批判・検討するような内容が多かった。ちょうど1988年ロシア正教導入1000年紀にもあたっていたこともあり、ソ連では宗教への理解が進んでいた時期でもあった。またロンドンでは、亡命チェコ人の古本屋店主夫妻とも親しくなり、当時チェコスロバキアなど東欧諸国では一般での発売や閲覧が禁止されていた神学や宗教関係の書物を手に入れることもできた。当時チェコスロバキアなどの東欧社会主義国は外貨節約のため、国内では流通させたくない神学関係や反ソ関係の書物を、西側諸国の最新の科学技術の書物や辞書・辞典と物々交換していた。その亡命チェコ人古本店主は、その物々交換の窓口であったとされる。そのチェコ人店主は、元々はBBCのチェコ語アナウンサーだったが、引退後は社会主義国から救い出した書籍をアメリカ合衆国議会図書館やイギリスの大英博物館大英図書館)、オックスフォード大学ケンブリッジ大学などに納品することで生計を立てていた。妻はケンブリッジ大学でチェコ語の教師をしていた。

1988年から1995年まで在ソ連・在ロシア日本国大使館に勤務し、1991年8月クーデターの際、ミハイル・ゴルバチョフ大統領の生存情報について独自の人脈を駆使し、東京の外務本省に連絡する。アメリカよりも情報が早く、当時のアメリカ合衆国大統領であるジョージ・H・W・ブッシュに「ワンダフル!」と言わしめた。また国会議員としてロシアを訪れていた参議院議員猪木寛至(アントニオ猪木)に便宜を供与したこともあり、現在でも親交は続いている。この時期、佐藤はソ連科学アカデミー(現:ロシア科学アカデミー民族学人類学研究所にも「学位論文提出権有資格者」と認められ、研究員として正式に出入りすることを許されており、市中には出回っていないソ連の民族問題に関する書籍も図書館で自由に読めた。

日本帰任後の1998年には、キャリア扱いに登用され、国際情報局分析第一課主任分析官(課長補佐級、佐藤のために急造されたポストとされるが、政府は正式に否認している。しかし佐藤以後このポストに就いた人間はいない)となり、内閣総理大臣橋本龍太郎ロシア連邦大統領ボリス・エリツィンクラスノヤルスク会談にもとづく2000年までの日露平和条約締結に向けて交渉する。

外交官としての勤務のかたわら、モスクワ大学哲学部に新設された宗教史宗教哲学科の客員講師(弁証法神学)や東京大学教養学部非常勤講師(ユーラシア地域変動論)を務めた。また、雑誌『世界』(岩波書店)の「世界論壇月評」担当など論壇への寄稿に加え、フロマートカの自伝の翻訳出版(1997年)、『福音と世界』『基督教研究』といった雑誌に執筆するなど、神学方面の学問的活動も行っていた。

鈴木宗男との関係[編集]

1991年9月、日本が独立を承認したバルト三国に政府特使として派遣されてきた鈴木宗男の通訳や車の手配などを佐藤が務めたことを機に、鈴木と関係を築く。主任分析官となった背景にも鈴木の威光があったとされる(鈴木とともに仕事をし、鈴木から「外務省のラスプーチン」というあだ名を付けられたという[4]。)「日本のシンドラー」と呼ばれたリトアニアカウナス総領事杉原千畝の名誉回復においても、外務政務次官であった鈴木と共に尽力した。しかしこのことが外務省幹部の怒りを買ったという説もある。外務省としては、杉原は訓令違反で退職した元職員であり、名誉回復をさせることは外務省の非を公に認めることにつながるからである。

逮捕・起訴[編集]

2002年に鈴木宗男に絡む疑惑が浮上したことに連座する形で、2月22日外務省大臣官房総務課外交史料館担当課長補佐へ異動[5] 。4月に外務省を混乱させたとして給与20%・1カ月分の懲戒減給を受ける。

同年5月14日鈴木宗男事件に絡む背任容疑で逮捕される。同年7月3日偽計業務妨害容疑で再逮捕。512日間の勾留の後、2003年10月に保釈された。

2005年2月に東京地方裁判所安井久治裁判長)で執行猶予付き有罪判決(懲役2年6か月、執行猶予4年)を受け控訴していたが、2007年1月31日、二審の東京高等裁判所高橋省吾裁判長)は一審の地裁判決を支持し、控訴を棄却最高裁判所第3小法廷那須弘平裁判長)は2009年6月30日付で上告を棄却し、期限の7月6日までに異議申し立てをしなかったため、判決が確定した。国家公務員法76条では「禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又は執行を受けることがなくなるまでの者」は失職すると定められており、これにより外務省職員として失職した。懲戒免職や諭旨免職ではなく「失職」となるケースは、逮捕された公務員退職理由としては異例である。

支援委員会をめぐる背任[編集]

佐藤は次の2つの容疑で起訴された。

この2回の費用を外務省の支援委員会から違法に引き出して支払った疑いである。この疑いに対し佐藤は、支援委員会から支払をすることは通常手続きである外務事務次官決裁を受けており正当なものだった、と主張している。また、佐藤の上司だった当時の外務省欧亜局長東郷和彦は、「外務省が組織として実行しており、佐藤被告が罪に問われることはあり得ない」と証言している。そして、東郷は、佐藤が逮捕された時海外にいたが、事務次官野上義二と電話で「こんなことが犯罪になるはずがない。何も問題はない」と話し、しかも、野上はこのことを記者会見で述べるとまで語ったと佐藤の著書には書かれている[6]

北方領土支援にからむ偽計業務妨害[編集]

2000年3月に行われた国後島におけるディーゼル発電機供用事業の入札で、鈴木の意向を受け、三井物産が落札するように違法な便宜を図ったり、支援委員会の業務を妨害したとの疑いである。この疑いに対し佐藤は、北方領土の事情に通じた三井物産の選定は妥当であり、鈴木の「三井に受注されればいい」との発言を三井側に伝えただけだ、と主張している。もしこれらの便宜を図っていたら、佐藤の国家公務員生命を脅かすような事態で、非常にリスクが高いが、三井物産から佐藤へは金品の授受などは一切なかった。そのことは検察も認めており「動機なき犯罪」になる。

論壇へ[編集]

一審判決で執行猶予がついたことを機に、捜査の内幕や背景などをつづった著書『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』を2005年に出版すると大きな反響を呼んだ。同書などにおいて、佐藤本人は自身にかけられた一連の容疑・判決を「国策捜査」であると主張。この著書は第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞し、以後、新聞・雑誌などに外交評論や文化論を執筆している。

2006年より、魚住昭宮崎学らとメディア勉強会「フォーラム神保町」を運営。2009年に失職するまで「起訴休職外務事務官」を自称していた。2010年から、外務省時代の体験を元にした漫画「憂国のラスプーチン」の原作を手がける(伊藤潤二作画、長崎尚志脚本)。また、静岡文化芸術大学では招聘客員教授に就任した[7]2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失う。

政策・主張[編集]

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対しては武力行使も辞さずという立場だが、媒体によってトーンの強弱を使い分けている。

レバノン侵攻イスラエル・パレスチナ紛争などイスラエルの関わる問題では、一貫してイスラエル全面支持を表明し、イスラエルと「私たちは人間としての基本的価値観を共有している」と主張している。レバノン侵攻や2006年のガザ侵攻は、ヒズボラハマスイスラエル人拉致というテロに対する当然の行動であったと主張した。これは、北朝鮮による日本人拉致問題について、日本に武力行使を促した意味もある。また、2009年ガザ侵攻では、イスラエル擁護の理由として「停戦協定を破ったハマスの先制攻撃が原因でありイラン、ヒズボラ、アルカイダと通じてイスラエル国家を破壊しようと画策している」と持論を展開。

また、佐藤は自らや鈴木宗男の逮捕の背景の一つに、イスラエルとのインテリジェンス協力を邪魔する外務省の親アラブ派反ユダヤ主義的グループの策謀があったと主張している[8]

沖縄の集団自決・小林よしのりとの論争[編集]

佐藤は大田昌秀との対談(『徹底討論沖縄の未来』2010)で、沖縄戦での渡嘉敷島集団自決裁判については大江健三郎が正しいと発言しており、山崎行太郎とともに集団自決は軍の責任だとする立場をとっている。

ゴーマニズム宣言』において、小林よしのりが沖縄の現状に対して連載したところ[9]、佐藤からマスコミを通じた批判が「一方的に行われた」として、小林が3ページに及ぶ佐藤への反駁をおこない、両者の間で論争が続いている。小林によれば、佐藤は『琉球新報』の連載で「沖縄は全体主義の島だ」と主張する一論客を非難。この一論客を「名指ししていないが、もちろんわしのことだ」と小林が一方的に捉えたことから両者間の論争が始まったとされる(佐藤はその後のサイゾーからの取材の際に、沖縄批判を展開する言論人の不徹底な態度を批判したものであると論じていただけであり、別段小林を非難する趣旨で書かれたわけではない、という趣旨の弁解をしている。ただし、小林が編集長を務める雑誌『わしズム』の2007年秋号のタイトルにも『全体主義の島「沖縄」』とあったため、これが小林が一方的に自身への批判と捉えた理由とも考えられる)。佐藤は『SPA!』に「佐藤優のインテリジェンス職業相談」を寄稿し、「ラスプーチン」と「大林わるのり」という架空の相談者を登場させ、フィクションとしての体裁を整えた上で、反撃を行った。

この争いは以後も続いているが、2人とも同じく雑誌『SAPIO』『WiLL』に連載を抱えていること、また、小林の佐藤批判も『SAPIO』誌上で行われたことから、佐藤は、「論争にあたっては両者間の明確な論点と、論争相手に対する人間として最低限の礼儀が必要である」と語り、これら2点が満たされていないものに関しては論戦を行なわないとしつつ、相反する主張を同時に掲載している『SAPIO』編集部の姿勢を「雑誌にはいろいろな長期連載があります。Aという長期連載者が、Bという別の長期連載者が書いているものはデタラメだと論評している。Aさんの言うとおりだとすれば、Bさんというデタラメな人に長期連載を書かせている雑誌編集部の責任はどうなるのか」、「仮にデタラメなことを書く筆者ならば、そのような筆者を排除するのが編集部としての読者に対する責任ではないのか」と強く批判している[10]。ただし、佐藤も『マンガ 嫌韓流』の作者・山野車輪については「知的水準があまり高くない」と指摘するなど、小林と同様批判的である。

2008年、小林は佐藤からの「言論弾圧」があったと主張した上で『わしズム』の廃刊を宣言した[11]。なお、小林には過去にも宅八郎との論争の末、『SPA!』から連載を引き上げたことがある。佐藤は以前、小林について「非常に真面目な人物です。他者の言説をきちんと聞いてその内在的論理を正確に捉えようとする思想の構えがあります」[12] と語っていたが、この一件を機に小林への評価が一変し、「2年前に比べて今の小林さんは、ずいぶんと変わってしまった」と述べている[10]

人物[編集]

  • 著書によると身長は168cmくらいとのこと。
  • 離婚歴がある。
  • 母親は1930年(昭和5年)沖縄県久米島出身で、第二次世界大戦下の沖縄でのアメリカ軍との地上戦を経験。終戦後は沖縄本島の看護学校に通っていたが、佐藤の父親にあたる後の夫と出会い、看護学校を中退して本土に渡った。沖縄での地上戦の「生き地獄」の体験から、「人間の生死は人間の知恵や努力を超えた大きな力によって動かされる」という信念を持つようになり、看護学校に通っている頃に教会洗礼を受け、キリスト教徒(クリスチャン)となった。また、兄に日本社会党所属だった元兵庫県議会議員がいる関係で日本社会党の熱烈な支持者だったとのこと。2006年没。
  • 現在は日本基督教団加茂教会の会員。
  • クリスチャンである自らを「創価学会のファン」であると公言しており、『』の連載では、池田大作同会名誉会長をイエス・キリストになぞらえて、「創価学会の真理の体現である」と絶賛している。また、「キリスト教徒にとってイエス・キリストという名はきわめて重要である。それと同じように創価学会員にとって池田大作氏の名が決定的に重要なのである。それは池田大作氏という名に創価学会の真理が体現されているからと筆者は考える」「筆者は中間団体である創価学会が民主主義の砦であると確信している。それと同時に創価学会の思想を、池田大作氏という傑出した宗教人から虚心坦懐に学びたい」「筆者は創価学会のファンであることを隠さない。それは創価学会が対話を重視する宗教団体だからだ。創価学会について勉強し、創価学会員と対話を重ねれば重ねるほど、筆者自身のキリスト教信仰を深めることができる。このように他宗教の信者を惹きつける魅力を池田大作氏は持っている」などと論述している[13]
  • 兄弟姉妹は国際結婚をした妹が1人いる。
  • 2006年7月7日の「米原万里さんを送る会」で読んだ弔辞が『弔辞―劇的な人生を送る言葉』[14]に収載されている。
  • 睡眠時間は1日平均3時間ほどで、ウオツカを5本飲んだ翌日も、それだけ寝れば健康に過ごせると著作に記している[15]
  • 2007年4月、『AERA』(朝日新聞出版)の「佐藤優という『罠』」という記事では、「外務省のある人物」という匿名コメントで「(鈴木宗男の質問主意書は)佐藤が仕掛けている」「(佐藤は)都合のいいことしか書いてない」「佐藤はものすごい陰謀家で、外務省に復讐しようとしている」などと言及された[16]。これについて、佐藤が「事実誤認」として内容証明郵便で『AERA』編集長に抗議すると、翌週発売号[17] で訂正記事が掲載される。佐藤はまた、『週刊金曜日』誌上で、記事中の「私が書かない『都合のよくないこと』が具体的でないコメントを載せるのは公平でない」と、執筆者の大鹿靖明個人に公開質問状を出す[18]。大鹿は、マスコミ主催の勉強会の席上で佐藤に謝罪した[19][20]
  • 尊皇家でありながら左翼的な雑誌に寄稿するあり方や南朝正統論に立つ佐藤に対し、小谷野敦は現在の天皇は北朝ではないのかと批判した。
  • 本郷和人との対談で、三種の神器によって即位したのが正統な天皇だと佐藤が言うのに対し、本郷は、しかし三種の神器は複数あったはずだと問うたが、北畠親房が正しいとした三種の神器が本物の神器だと佐藤は答えた[21]。しかし、そもそも、三種の神器は今はほぼ現存せず、八咫鏡は度重なる火災により平安末期には既に灰として保存される有様であり、八尺瓊勾玉と草薙剣は壇ノ浦の戦い安徳天皇が身に着けて入水することで失われた。伊勢神宮等に現存するのは、その形代(レプリカ)のみである。そして、形代は複数ある。それを持っているか持っていないか、どれが本物か、を考えること自体がナンセンスである。
  • 左翼の側からは、「国家主義者であり、ファシズムに親和的な佐藤を起用してよいのか」とする批判が、『週刊金曜日』『世界』など、佐藤を重用する左派誌に寄せられているという[22]
  • ウィキペディア日本語版を含む)に対して、百科事典が本来果たすべき「歴史をある時点で切断し、その時点での体系知の構造を提示する」という目的・機能をウィキペディアは果たすことができないとしている[23]。また、ウィキペディアへの批判として、それが『世界大百科事典』といった従来の事典と比較して「信憑性が根本的に異なる」と主張している[23]
  • 田母神論文問題を引き起こしたアパグループ主催・「真の近現代史観」懸賞論文は、アパグループ代表・元谷外志雄の著作『報道されない近現代史』(産経新聞出版刊)を記念して創設されたものだが、佐藤は同書の広告に推薦文を書き、そこで「異能の実業家、元谷外志雄氏が描くグローバリセージョン後の帝国主義的国家対立の姿に戦慄した」と絶賛している [1]
  • 麻生邸見学ツアー逮捕事件については、参加者が逮捕されたことは不当逮捕であると主張している[24]
  • 『自壊する帝国』のあとがきによれば、離婚と再婚を経験しているとのこと。現妻は外務省時代の後輩だという。子どもは前妻・現妻の間にいない模様。
  • 北原みのりとの共著『性と国家』において、日本が性表現に寛容な様子について「『週刊プレイボーイ』の編集者が悩んでいましたね。取材に応じてくれたアメリカ人に掲載誌を送らなきゃいけないんだけど、未成年の女の子たちを撮った日本版のグラビアはアメリカでは児童ポルノ扱いになるから一冊丸ごと送れないって」と証言し、さらに「当時AKB48で一番人気のあった大島優子さんが『AKBaby』というコンテンツの『わたしと赤ちゃん作らない? ネットでね。』という広告に出て、当時の野田佳彦首相が『少子化対策だ』みたいな応援をしましたが、ああいうのが男の性欲のダダ漏れに見えるんです」「メンバーは恋愛しちゃいけないのがルールとか、男性ファンの性的欲望を満たすために、彼女たちの人権を無視しているようにしか見えないです」と意見している。
  • 同志社大学神学部時代、佐藤優に学生運動に誘われ、後に査問され、粛清された後輩が書いた、山本信二著『佐藤優外伝 若き日の「外務省のラスプーチン」』鹿砦社、2009年、という暴露本がある。
  • 佐藤優が「日本社会主義青年同盟(略称:社青同)」の同盟員時代に同団体委員長を務めた山崎耕一郎2017年11月24日に死去し、翌2018年2月18日に開会された「山崎耕一郎さんを偲ぶ会」に追悼文を寄せ、「社青同時代の活動、学習は、人生の基盤を作りました。そのことは、外交官時代も、職業作家に なった現在も、いつも感じています。」と記した。

著作[編集]

著書[編集]

  • 『国家の罠:外務省のラスプーチンと呼ばれて』 新潮社、2005年。のち増補版(解説:川上弘美新潮文庫、2007年[25])。
  • 『自壊する帝国』新潮社、2006年。のち新潮文庫、2008年(解説:恩田陸)。
  • 『日米開戦の真実:大川周明著「米英東亜侵略史」を読み解く』小学館、2006年。のち小学館文庫、2011年。
  • 『獄中記』岩波書店、2006年。のち改訂版:岩波現代文庫、2009年。
  • 『国家と神とマルクス:「自由主義的保守主義者」かく語りき』太陽企画出版、2007年。のち角川文庫、2008年。
  • 『地球を斬る』角川学芸出版、2007年。 のち角川文庫、2009年。
  • 『国家の謀略』小学館、2007年
  • 『野蛮人のテーブルマナー:ビジネスを勝ち抜く情報戦術』 講談社、2007年。
    のち改題『野蛮人のテーブルマナー:「諜報的生活」の技術』講談社〈講談社+α文庫〉、2009年。
  • 『私のマルクス』文藝春秋、2007年。のち文春文庫、2010年。
  • 『インテリジェンス人間論』新潮社、2007年。のち新潮文庫、2010年。
  • 『国家論:日本社会をどう強化するか』NHKブックス、2007年
  • 『世界認識のための情報術』金曜日、2008年
  • 『交渉術』文藝春秋、2009年。のち文春文庫、2011年。
  • 『テロリズムの罠 右巻:忍び寄るファシズムの魅力』角川書店〈角川ワンテーマ21〉、2009年
    • 『テロリズムの罠 左巻:新自由主義社会の行方』角川書店〈角川ワンテーマ21〉、2009年
  • 『外務省ハレンチ物語』徳間書店、2009年。のち徳間文庫、2011年。
  • 『神学部とは何か:非キリスト教徒にとっての神学入門』新教出版社、2009年
  • 『甦る怪物:私のマルクス ロシア篇』文藝春秋、2009年
  • 『功利主義者の読書術』新潮社[26]、2009年。のち新潮文庫、2012年。
  • 『沖縄・久米島から日本国家を読み解く』小学館、2009年
  • 『はじめての宗教論 右巻:見えない世界の逆襲』日本放送出版協会生活人新書〉、2009年
    • 『はじめての宗教論 左巻:ナショナリズムと神学』NHK出版〈NHK出版新書〉、2011年
  • 『日本国家の神髄:禁書「国体の本義」を読み解く』扶桑社、2009年
  • 『この国を動かす者へ』徳間書店、2010年
  • 『3.11クライシス!』マガジンハウス、2011年
  • 『共産主義を読みとく:いまこそ廣松渉を読み直す』世界書院、2011年
  • 『予兆とインテリジェンス』産経新聞出版、2011年
  • 『人たらしの流儀』PHP研究所、2011年。のちPHP文庫、2013年。
  • 『佐藤優のウチナー評論』琉球新報社、2011年
  • 『この国を壊す者へ』徳間書店、2011年
  • 『世界インテリジェンス事件史:祖国日本よ、新・帝国主義時代を生き残れ!』双葉社、2011年。
    のち加筆・改題『世界インテリジェンス事件史』光文社、〈知恵の森文庫〉2016年。
  • 『共産主義を読みとく:いまこそ廣松渉を読み直す 『エンゲルス論』ノート 廣松渉エンゲルス論との対座』世界書院、2011年
  • 『外務省に告ぐ』新潮社、2011年。のち新潮文庫、2014年。
  • 『野蛮人の図書室』講談社、2011年
    のち改題・再編集『「知的野蛮人」になるための本棚』PHP研究所〈PHP文庫〉、2014年
  • 『国家の「罪と罰」』小学館、2012年
  • 『紳士協定:私のイギリス物語』新潮社、2012年。のち新潮文庫、2014年。
  • 『帝国の時代をどう生きるか:知識を教養へ、教養を叡智へ』角川書店〈角川oneテーマ21〉、2012年
  • 『読書の技法:誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門』東洋経済新報社、2012年
  • 『人間の叡智』文藝春秋〈文春新書〉、2012年
  • 『同志社大学神学部』光文社、2012年。
    のち改題『同志社大学神学部:私はいかに学び、考え、議論したか』光文社〈光文社新書〉、2015年。
  • 『人に強くなる極意』青春出版社〈青春新書インテリジェンス〉、2013年
  • 『知の武装:救国のインテリジェンス』新潮社〈新潮新書〉、2013年
  • 『元外務省主任分析官・佐田勇の告白:小説・北方領土交渉』徳間書店、2014年
  • 『先生と私』幻冬舎、2014年。のち幻冬舎文庫、2016年。
  • 『佐藤優の沖縄評論』光文社〈知恵の森文庫〉、2014年
  • 『いま生きる「資本論」』新潮社、2014年。のち新潮文庫、2017年。
  • 『地球時代の哲学:池田・トインビー対談を読み解く』潮出版社、2014年。のち潮新書、2016年。
  • 『創価学会と平和主義』朝日新聞出版〈朝日新書〉、2014年
  • 『「ズルさ」のすすめ』青春出版社〈青春新書インテリジェンス〉、2014年
  • 『世界史の極意』NHK出版〈NHK出版新書〉、2015年
  • 『神学の思考:キリスト教とは何か』平凡社、2015年
  • 『危機を克服する教養:知の実戦講義「歴史とは何か」』角川書店、2015年。
    のち加筆・改題『思考法:教養講座「歴史とは何か」』角川書店〈角川新書〉、2018年。
  • 『人生の極意』扶桑社〈扶桑社新書〉、2015年
  • 『プラハの憂鬱』新潮社、2015年。
    のち改題『亡命者の古書店:続・私のイギリス物語』新潮社〈新潮文庫〉、2018年。
  • 『国家の攻防:興亡 領土、紛争、戦争のインテリジェンス』角川書店〈角川新書〉、2015年
  • 『知性とは何か』祥伝社〈祥伝社新書〉、2015年
  • 『ケンカの流儀:修羅場の達人に学べ』中央公論新社〈中公新書ラクレ 〉2015年
  • 『いま生きる階級論』新潮社、2015年。のち新潮文庫、2018年。
  • 『官僚階級論:霞が関といかに闘うか』にんげん出版〈モナド新書〉、2015年
  • 『「池田大作 大学講演」を読み解く:世界宗教の条件』潮出版社、2015年
  • 『日本国外務省検閲済:外務省犯罪黒書』講談社エディトリアル、2015年。のち講談社+α文庫、2018年。
  • 『国境のインテリジェンス』徳間書店〈徳間文庫カレッジ〉、2015年
  • 『この国が戦争に導かれる時:超訳小説・日米戦争』徳間書店〈徳間文庫カレッジ〉、2015年
  • 『知の教室:教養は最強の武器である』文藝春秋〈文春文庫〉、2015年
  • 『超したたか勉強術』朝日新聞出版〈朝日新書〉、2015年
  • 『お金に強くなる生き方』青春出版社〈青春新書インテリジェンス〉、2015年
  • 『日本でテロが起きる日』時事通信社、2015年
  • 『90分でわかる日本の危機:佐藤優が5人のゲストとナビゲート!』ニッポン放送高嶋ひでたけのあさラジ!』編、扶桑社〈扶桑社新書〉、2015年
  • 『イスラエルとユダヤ人に関するノート』ミルトス、2015年
  • 『資本主義の極意:明治維新から世界恐慌へ』NHK出版〈NHK出版新書〉、2016年
  • 『動因を探せ:中東発世界危機と日本の分断』徳間書店、2016年
  • 『危機を覆す情報分析:知の実戦講義「インテリジェンスとは何か」』KADOKAWA、2016年。
    のち加筆・改題『勉強法:教養講座「情報分析とは何か」』KADOKAWA〈角川新書〉、2018年
  • 『佐藤優選:自分を動かす名言』青春出版社、2016年
  • 『組織の掟』新潮社〈新潮新書〉、2016年
  • 『使える地政学:日本の大問題を読み解く』朝日新聞出版〈朝日新書〉、2016年
  • 『沖縄と差別』金曜日、2016年
  • 『現代に生きる信仰告白:改革派教会の伝統と神学』キリスト新聞社、2016年
  • 『君たちが知っておくべきこと:未来のエリートとの対話』新潮社、2016年
  • 『現代の地政学』晶文社、2016年
  • 『『資本論』の核心:純粋な資本主義を考える』角川書店〈角川新書〉、2016年
  • 『ゼロからわかるキリスト教』新潮社、2016年
  • 『大国の掟:「歴史×地理」で解きほぐす』NHK出版〈NHK出版新書〉、2016年
  • 『知の操縦法』平凡社、2016年
  • 『世界観』小学館〈小学館新書〉、2016年
  • 『僕ならこう読む』青春出版社〈青春新書インテリジェンス〉、2017年
  • 『佐藤優の「公明党」論』第三文明社、2017年
  • 『キリスト教神学で読みとく共産主義』光文社〈光文社新書〉、2017年
  • 『この世界を知るための教養:10のキーワードですべてがわかる』アスコム〈オフレコ!BOOKS〉、2017年
  • 『嫉妬と自己愛:「負の感情」を制した者だけが生き残れる』中央公論新社〈中公新書ラクレ〉、2017年
  • 『悪魔の勉強術:年収一千万稼ぐ大人になるために』文藝春秋〈文春文庫〉、2017年
  • 『牙を研げ:会社を生き抜くための教養』講談社〈講談社現代新書〉、2017年
  • 『日露外交:北方領土とインテリジェンス』角川書店〈角川新書〉、2017年
  • 『悪の正体:修羅場からのサバイバル護身論』朝日新聞出版〈朝日新書〉、2017年
  • 『ゼロからわかる「世界の読み方」: プーチン・トランプ・金正恩』新潮社、2017年
  • 『佐藤優の集中講義:民族問題』文藝春秋〈文春新書〉、2017年
  • 『40代でシフトする働き方の極意』青春出版社〈青春新書インテリジェンス〉、2017年
  • 『佐藤優の地政学リスク講座:一触即発の世界』時事通信社、2017年
  • 『ファシズムの正体』集英社インターナショナル、2018年
  • 『十五の夏 上』幻冬舎、2018年
    • 『十五の夏 下』幻冬舎、2018年
  • 『高畠素之の亡霊:ある国家社会主義者の危険な思想』新潮社〈新潮選書〉、2018年
  • 『神学の技法:キリスト教は役に立つ』平凡社、2018年
  • 『「日本」論:東西の“革命児”から考える』KADOKAWA、2018年
  • 『国語ゼミ:AI時代を生き抜く集中講義』NHK出版〈NHK出版新書〉、2018年
  • 『新・学問のすすめ:脳を鍛える神学1000本ノック』、文藝春秋〈文春文庫〉、2018年

共著(対談)[編集]

  • 『国家の自縛』産経新聞出版、2005年(聞き手:斎藤勉産経新聞元モスクワ支局長))。のち扶桑社文庫、2010年4月。
  • 『国家の崩壊』にんげん出版、2006年3月(聞き手:宮崎学
  • 鈴木宗男との共著『北方領土「特命交渉」』講談社、2006年9月。のち講談社+α文庫、2007年12月。
  • 手嶋龍一との共著『インテリジェンス:武器なき戦争』幻冬舎幻冬舎新書〉、2006年11月。
  • 魚住昭との共著『ナショナリズムという迷宮:ラスプーチンかく語りき』朝日新聞社、2006年12月。のち朝日文庫、2010年1月。
  • 関岡英之、小林よしのり、西部邁らとの共著『アメリカの日本改造計画』イースト・プレス、2006年12月
  • 鈴木宗男との共著『反省 私たちはなぜ失敗したのか?』アスコム、2007年6月
  • 高永哲との『共著国家情報戦略』講談社〈+α新書〉、2007年7月
  • 青木直人西尾幹二との共著『中国の黒いワナ』宝島社、2007年8月
  • 『佐藤優国家を斬る』連帯運動編、同時代社、2007年10月(コーディネーター:宮崎学
  • 竹村健一との共著『国家と人生:寛容と多元主義が世界を変える』太陽企画出版、2007年12月。のち角川文庫、2008年11月。
  • 田中森一との共著『正義の正体』集英社インターナショナル、2008年3月
  • 村上正邦との共著『大和ごころ入門』扶桑社、2008年4月
  • 亀山郁夫との共著『ロシア闇と魂の国家』文藝春秋〈文春新書〉、2008年4月
  • 鈴木琢磨との共著『情報力 情報戦を勝ち抜く“知の技法”』イースト・プレス、2008年5月
  • 『政治を語る言葉』山口二郎編、七つ森書館、2008年6月
  • 副島隆彦との共著『暴走する国家 恐慌化する世界―迫り来る新統制経済体制(ネオ・コーポラティズム)の罠』日本文芸社、2008年12月
  • 田原総一朗との共著『第三次世界大戦 左巻:新・帝国主義でこうなる!』アスコム、2008年12月
    • 田原総一朗との共著『第三次世界大戦 右巻:新・世界恐慌でこうなる!』アスコム、2008年12月
  • 『テロルとクーデターの予感-ラスプーチンかく語りき2』朝日新聞出版、2009年2月(魚住昭対談)
  • 岡本行夫との共著『知の超人対談 岡本行夫・佐藤優の「世界を斬る」』産経新聞出版、2009年2月
  • 『インテリジェンス人生相談 社会編』扶桑社、2009年4月
    • 『インテリジェンス人生相談 個人編』扶桑社、2009年4月
    • 『インテリジェンス人生相談 復興編』扶桑社、2011年10月
  • 立花隆との共著『ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊』文藝春秋〈文春新書〉、2009年10月
  • 大田昌秀との共著『徹底討論沖縄の未来』沖縄大学地域研究所編、芙蓉書房出版、2010年1月
  • 宮崎正弘との共著『猛毒国家に囲まれた日本 ロシア・中国・北朝鮮』海竜社、2010年3月
  • 副島隆彦との共著『小沢革命政権で日本を救え:国家の主人は官僚ではない』日本文芸社、2010年6月
  • 西原理恵子との共著『週刊とりあたまニュース 最強コンビ結成!編』新潮社、2011年1月
  • 的場昭弘との共著『国家の危機』KKベストセラーズ、2011年
  • 中村うさぎとの共著『聖書を語る 宗教は震災後の日本を救えるか』文藝春秋、2011年7月。
    のち改題『聖書を読む』文藝春秋、2013年。のち文春文庫、2016年。
  • 西原理恵子との共著『とりあたまJAPAN:日はまた昇る!編』新潮社、2012年3月。のち新潮文庫、2014年7月。
  • 手嶋龍一との共著『動乱のインテリジェンス』新潮社〈新潮新書〉、2012年10月
  • 西原理恵子との共著『とりあたま事変』新潮社〈新潮文庫〉、2013年3月
  • 鎌倉孝夫との共著『はじめてのマルクス』金曜日、2013年11月
  • 手嶋龍一との共著『知の武装:救国のインテリジェンス』新潮社〈新潮新書〉、2013年12月
  • 荒井和夫との共著『新・帝国主義時代を生き抜くインテリジェンス勉強法』講談社、2014年1月
  • 池上彰との共著『新・戦争論:僕らのインテリジェンスの磨き方』文藝春秋〈文春新書〉、2014年11月
  • 手嶋龍一との共著『賢者の選択:生き残るためのインテリジェンス』新潮社〈新潮新書〉、2014年12月
  • 『死を笑う うさぎとまさると生と死と』毎日新聞出版、2015年2月(中村うさぎ対談)
  • 池上彰との共著 『希望の資本論:私たちは資本主義の限界にどう向き合うか』朝日新聞出版、2015年3月
  • 宮崎学との共著『「殺しあう」世界の読み方』アスコム〈オフレコ!BOOKS〉、2015年5月
  • 副島隆彦との共著『崩れゆく世界生き延びる知恵:国家と権力のウソに騙されない21世紀の読み解き方』日本文芸社、2015年5月
  • 西原理恵子との共著『とりあたま大学 世界一ブラックな授業!編』新潮社、2015年5月
  • 斎藤環との共著『反知性主義とファシズム』金曜日、2015年5月
  • 一色清、姜尚中、上昌広堤未果宮台真司大澤真幸上野千鶴子との共著『日本の大問題「10年後」を考える 「本と新聞の大学」講義録』集英社〈集英社新書〉、2015年7月
  • 山崎耕一郎との共著『マルクスと日本人 社会運動からみた戦後日本論』明石書店、2015年7月
  • 姜尚中との共著『国家のエゴ』朝日新聞出版〈朝日新書〉、2015年8月
  • 半藤一利、船橋洋一、出口治明水野和夫保阪正康らとの共著『大人のための昭和史入門』文藝春秋〈文春新書〉、2015年8月
  • 五木寛之との共著『異端の人間学』幻冬舎新書、2015年9月
  • 手嶋龍一との共著『インテリジェンスの最強テキスト』東京堂出版、2015年9月
  • 飯柴智亮、内山進、北村淳佐藤正久との共著『新軍事学入門:平和を望むなら、戦争の準備をせよ』飛鳥新社、2015年9月(聞き手:小峯隆生
  • 宮崎学との共著『戦争と革命と暴力:平和なき時代の世界地図』祥伝社、2015年9月
  • 山内昌之との共著『第3次世界大戦の罠:新たな国際秩序と地政学を読み解く』徳間書店、2015年9月
  • 翁長雄志、寺島実郎、山口昇、朝日新聞取材班との共著 『沖縄と本土:いま、立ち止まって考える辺野古移設・日米安保・民主主義』朝日新聞出版編、朝日新聞出版、2015年10月
  • 池上彰との共著『大世界史:現代を生きぬく最強の教科書』文藝春秋〈文春新書〉、2015年10月
  • 橋爪大三郎との共著『あぶない一神教』小学館〈小学館新書〉、2015年10月
  • 石川知裕との共著『政治って何だ!? いまこそ、マックス・ウェーバー職業としての政治』から学ぶ』ワニブックス〈PLUS新書〉、2015年10月
  • 松岡幹夫との共著『創価学会を語る』第三文明社、2015年11月
  • 西原理恵子との共著『とりあたま帝国』新潮社〈新潮文庫〉、2015年12月
  • 井戸まさえとの共著『小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける これだけは知っておきたい70のポイント』東洋経済新報社、2015年12月
  • 竹内久美子との共著『佐藤優さん、神は本当に存在するのですか? 宗教と科学のガチンコ対談』文藝春秋、2016年3月
  • 山内昌之との共著『新・地政学:「第三次世界大戦」を読み解く』中央公論新社〈中公新書ラクレ〉、2016年3月
  • 竹中平蔵との共著『竹中先生、これからの「世界経済」について本音を話していいですか?』ワニブックス、2016年3月
  • 山口那津男との共著『いま、公明党が考えていること』潮出版社〈潮新書〉、2016年4月
  • 米原万里『偉くない「私」が一番自由』佐藤優編、文藝春秋〈文春文庫〉、2016年4月
  • 的場昭弘との共著『復権するマルクス:戦争と恐慌の時代に』角川書店〈角川新書〉、2016年4月
  • 大田昌秀との共著『沖縄は未来をどう生きるか』岩波書店、2016年8月
  • 井手英策前原誠司との共著『分断社会ニッポン』朝日新聞出版〈朝日新書〉、2016年9月
  • 北原みのりとの共著『性と国家』河出書房新社、2016年11月
  • エマニュエル・トッドとの共著『トランプは世界をどう変えるか?「デモクラシー」の逆襲』朝日新聞出版〈朝日新書〉、2016年12月
  • 池上彰との共著『僕らが毎日やっている最強の読み方:新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意』東洋経済新報社、2016年12月
  • 西原理恵子との共著『とりあたまGO モンスター襲来!編』新潮社、2016年12月
  • 奥野長衛との共著『JAに何ができるのか』新潮社、2017年6月
  • 中村うさぎとの共著『死を語る』PHP研究所〈PHP文庫〉、2017年8月
  • 副島隆彦との共著『世界政治 裏側の真実』日本文芸社、2017年9月
  • 鎌倉孝夫との共著『21世紀に『資本論』をどう生かすか』金曜日、2017年10月
  • 宮崎学との共著『「暴走する」世界の正体 最強論客が読み解く戦争・暴力・革命』SBクリエイティブ〈SB新書〉、2017年11月
  • 高橋巖との共著『なぜ私たちは生きているのか:シュタイナー人智学とキリスト教神学の対話』平凡社〈平凡社新書〉、2017年11月
  • 山内昌之との共著『悪の指導者論:なぜ今、独裁者ばかりなのか』小学館〈小学館新書〉、2017年11月
  • 薮中三十二との共著『核と戦争のリスク:北朝鮮・アメリカ・日本・中国 動乱の世界情勢を読む』朝日新聞出版 (朝日新書〉、2017年12月
  • 手嶋龍一との共著『独裁の宴:世界の歪みを読み解く』中央公論新社〈中公新書ラクレ〉、2017年12月
  • ナイツとの共著『人生にムダなことはひとつもない』潮出版社、2018年1月
  • 井戸まさえとの共著 『不安な未来を生き抜く最強の子育て 2020年からの大学入試改革に打ち勝つ「学び」の極意』集英社、2018年1月
  • 杉山剛士との共著『埼玉県立浦和高校:人生力を伸ばす浦高の極意』講談社、2018年3月
  • 池上彰、松岡正剛、碧海寿広、若松英輔との共著『宗教と資本主義・国家:激動する世界と宗教』KADOKAWA、2018年3月
  • 松岡正剛との共著 『読む力:現代の羅針盤となる150冊』中央公論新社〈中公新書ラクレ〉、2018年4月
  • 片山杜秀との共著『平成史』小学館、2018年4月
  • 松岡敬との共著『いま大学で勉強するということ:「良く生きる」ための学びとは』岩波書店、2018年8月

訳書[編集]

雑誌連載[編集]

※ 2017年現在

  • SAPIO』「SAPIO intelligence database」
  • 『一冊の本』「混沌とした時代の始まり」
  • 『アサヒ芸能』「ニッポン有事!」
  • 『創』「ナショナリズムという病理」
  • 『産経新聞』「佐藤優の地球を斬る」
  • 『みるとす』「イスラエル並びにユダヤ人に関するノート」
  • クーリエ・ジャポン』「知への「ショートカット」」
  • 週刊東洋経済』「知の技法」
  • 『福音と世界』「佐藤優のことばの履歴書」
  • 『中央公論』「地球を古典で読み解けば」
  • 『潮』「二十一世紀の宗教改革 小説『人間革命』を読む」
  • 『週刊ダイヤモンド』「知を磨く読書」
  • 『CREA』「CREA'S VIEW ふたり論点」(池上彰との対談)
  • Hanada』「猫はなんでも知っている」

漫画原作[編集]

受賞歴[編集]

出演番組[編集]

現在のレギュラー番組[編集]

過去のレギュラー番組[編集]

  • くにまるワイド ごぜんさま〜(文化放送) - 毎月第1週金曜日コメンテーター( - 2010年9月)
  • くにまるジャパン(文化放送) - 毎月第1・第3・第5週金曜日コメンテーター(第1週金曜日:2010年10月 - 2016年9月、第3週金曜日:2011年3月18日 - 2016年9月)

ゲスト・単発出演[編集]

関連人物[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 琉球大学法文学部にも合格していたが、当時マルクス主義に傾倒していた佐藤を心配した親族によって、同志社大学に進学させられることとなった。
  2. ^ 「幹部名簿平成27年3月6日」 外務省平成27年3月6日
  3. ^ T00C14A7EE8000 「人事、外務省」 日本経済新聞 2014/7/4
  4. ^ 上柳昌彦のお早うGoodDay!』(ニッポン放送) 2008年4月24日放送。
  5. ^ 「外務大臣会見記録(平成14年2月)」外務省
  6. ^ 田原総一朗の政財界「ここだけの話」
  7. ^ 「招聘客員教授」『招聘客員教授・客員教授紹介|教員紹介|学部・大学院|公立大学法人 静岡文化芸術大学 SUAC静岡文化芸術大学
  8. ^ 【佐藤優の眼光紙背】第5回:守屋武昌前防衛事務次官に対する証人喚問 2007年10月30日11時00分 / 提供:眼光紙背、『SANKEI EXPRESS』 「【佐藤優の地球を斬る】「反イスラエル」強い 日本のメディア 配信元:2009/03/09 11:42
  9. ^ 『SAPIO』2008年8月20日・9月3日合併号
  10. ^ a b 「よしりんと戦争勃発!」佐藤優ロングインタビュー 日刊サイゾー 2008年9月30日取材
  11. ^ 『SAPIO』2008年11月26日号
  12. ^ 『国家と神とマルクス』(2007年、角川文庫)
  13. ^ 『潮』2011年7月号(潮出版社)
  14. ^ 文藝春秋 (2011/07)、ISBN 978-4166608157
  15. ^ 『野蛮人のテーブルマナー ビジネスを勝ち抜く情報戦術』(2007年、講談社)183-184頁
  16. ^ 『AERA』2007年4月23日号
  17. ^ 『AERA』2007年4月30日号
  18. ^ 『週刊金曜日』2007年5月11日号
  19. ^ 「朝日『アエラ』スター記者が『佐藤優』に全面降伏」(『週刊新潮』2007年5月17日号)
  20. ^ 「マスコミを手玉に取る『佐藤優』の『豪腕』ぶり」『実話ナックルズRARE』(2008年11月25日発行、ミリオン出版)
  21. ^ 『en-taxi』Vol.20(2008年、扶桑社)
  22. ^ 『週刊金曜日』2009年5月29日号
  23. ^ a b 佐藤優「『改訂新版 世界大百科事典』について」、『月刊百科』第543号、平凡社、2008年1月、2010年12月28日閲覧。
  24. ^ 麻生でてこい!!リアリティツアー救援会 賛同・声明集
  25. ^ 佐藤優『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』|新潮
  26. ^ 新潮社での著書一覧
  27. ^ 新潮ドキュメント賞落選は、選考委員櫻井よしこのつけた前代未聞の0点が影響した。

外部リンク[編集]