佐藤二葉

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佐藤二葉
生誕 (1987-02-25) 1987年2月25日(35歳)
日本の旗北海道帯広市
職業 漫画家小説家役者演出家演奏家
ジャンル 歴史漫画ファンタジー小説
代表作 『うたえ!エーリンナ』
『百島王国物語』
『アンナ・コムネナ』
公式サイト @baccheuo(Twitter)
Futaba SATO – Director, Actor, Ancient Greek lyre player
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佐藤 二葉 (さとう ふたば、1987年[1][2][3]2月25日[4] - ) は、日本漫画家小説家舞台役者演出家古代ギリシャ竪琴リュラー演奏家

経歴[編集]

北海道帯広市出身[1]帯広市立緑丘小学校帯広第八中学校帯広三条高等学校を経て[1]、2011年国際基督教大学卒業[5][6]、のち首都大学東京大学院博士前期課程中退[5]

大学では西洋古典学を専攻、ギリシャ悲劇を研究する[5]。同時に舞台演劇にも携わり、2010年に演劇実験室◎万有引力『阿呆船』(於 パルテノン多摩)に出演[7]。2014年には、佐藤信主宰の座・高円寺劇場創造アカデミー演出コースを修了する[5][8]。以降、主にリュラーの奏者・演者として、日本西洋古典学会[9]、ペディラヴィウム会[10]、朝日カルチャーセンター[11]などで講義・講演する。また、ギリシャ悲劇の一人芝居への翻案上演(於 赤坂CHANCEシアター)や[12]東京国立博物館ギリシャ展特別イベントへの登壇[13]ギリシャ本国でのギリシャ喜劇の原語上演への参加(於 デルフィ野外劇場ほか)[14]などに携わる。

以上と併行して、2001年から自身のウェブサイトにイラスト等を掲載。2017年3月、星海社の編集者にスカウトされ[1][15]、同年8月から同社の「ツイ4」にて、古代ギリシャの詩人エーリンナが主人公の歴史漫画『うたえ!エーリンナ』を連載。2018年3月、完結とともに単行本化した。制作にあたっては、川島重成・佐野好則・沓掛良彦らの後押しを受けた[16]。次いで2019年7月、同社から、音楽と魔術を題材にしたファンタジー小説[17]『百島王国物語』を刊行。次いで2021年11月から、歴史漫画『アンナ・コムネナ』を連載、同年12月に単行本第1巻を刊行した[1]。制作のきっかけとして、相野洋三や井上浩一による直近のアンナ・コムネナ研究の影響があった[1][18]。第1巻のにはPEACH-PIT[19]、第2巻の帯には岩明均[20]、第3巻の帯にはリカチが推薦コメントを寄せている。

2018年3月、ギリシャ共和国の新聞『タ・ネア』で、『うたえ!エーリンナ』が日希間の文化交流の一例として取り上げられた[21][22]。記事には、当時の在希大使清水康弘と同席でのインタビューが掲載された[21]

作品リスト[編集]

漫画[編集]

  • 『うたえ!エーリンナ』(「ツイ4」2017年8月29日[23] - 2018年3月31日[24]星海社
    1. 2018年4月11日、ISBN 978-4-06-511591-6
  • 『アンナ・コムネナ』(「ツイ4」2021年11月30日[25] - 連載中、星海社)
    1. 2021年12月、ISBN 978-4-06-526459-1
    2. 2022年6月、ISBN 978-4-06-528405-6
    3. 2023年1月、ISBN 978-4-06-530638-3

小説[編集]

  • 『百島王国物語』(イラスト: よー清水、星海社)
    1. 『滅びの王と魔術歌使い』2019年7月、ISBN 978-4-06-516693-2
    2. 『竜騎手の反逆』2022年11月16日、ISBN 978-4-06-530042-8

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f ビザンツ帝国の女性歴史家を漫画に 帯広出身の佐藤二葉さん新作(十勝毎日新聞)”. 十勝毎日新聞電子版 (2022年1月6日). 2022年2月9日閲覧。
  2. ^ 帯広三条高校OBの佐藤二葉さんが生徒と交流(十勝毎日新聞)”. 十勝毎日新聞電子版 (2019年12月25日). 2022年2月9日閲覧。
  3. ^ 三条高校OBの佐藤二葉さんが生徒と交流(十勝毎日新聞)”. 十勝毎日新聞電子版 (2019年12月23日). 2022年2月9日閲覧。
  4. ^ ふたば [@baccheuo] (2015年2月5日). "ガイドブック後編は2月25日…自分への誕生日プレゼントに買う……" (ツイート). Twitterより2022年10月28日閲覧
  5. ^ a b c d 『アンナ・コムネナ 1』星海社、2021年3月1日 第2刷発行、127頁。ISBN 978-4-06-526459-1 
  6. ^ 佐藤 二葉” (日本語). ja-jp.facebook.com. 2022年2月9日閲覧。
  7. ^ 阿呆船 | 演劇・ミュージカル等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!” (日本語). CoRich舞台芸術!. 2022年2月12日閲覧。
  8. ^ 座・高円寺 - 「戦争戯曲集・三部作」の詳細情報”. za-koenji.jp. 2022年2月9日閲覧。
  9. ^ 第68回大会 大会プログラム”. 日本西洋古典学会. 2022年2月10日閲覧。
  10. ^ 講演会記録” (日本語). ペディラヴィウム. 2022年2月9日閲覧。
  11. ^ 古代の竪琴の音色で味わう 古代の竪琴の音色で味わう 古代ギリシアの調べ” (日本語). 日本西洋古典学会 ブログ. 2022年2月9日閲覧。
  12. ^ 佐藤二葉氏の「ひとりギリシア悲劇 コエーポロイ」、11月に東京・赤坂で上演” (英語). ギリシャ-日本 (2016年9月20日). 2022年2月9日閲覧。
  13. ^ 古代ギリシャ人が必死になって神様に尋ねたこと。 |BEST TiMES(ベストタイムズ)” (日本語). BEST TiMES(ベストタイムズ). 2022年2月12日閲覧。
  14. ^ フォトレポート:古代演劇クラブ「エピトレポンデス」2017年7月ギリシャ公演”. ギリシャ-日本 (2017年9月27日). 2022年2月9日閲覧。
  15. ^ ふたば (2018年4月11日). “らくがきルーズリーフ: 『うたえ!エーリンナ』 によせて”. らくがきルーズリーフ. 2022年2月9日閲覧。
  16. ^ 「あとがき」 『うたえ!エーリンナ』星海社。ISBN 978-4-06-511591-6 
  17. ^ 「あとがき」 『百島王国物語 滅びの王と魔術歌使い』星海社。ISBN 978-4-06-516693-2 
  18. ^ 「あとがき」 『アンナ・コムネナ 1』星海社、2021年3月1日 第2刷発行、126頁。ISBN 978-4-06-526459-1 
  19. ^ Inc, Natasha. “ビザンツ皇女で女性歴史家、アンナ・コムネナの少女時代を描く4コマが単行本化” (日本語). コミックナタリー. 2022年10月28日閲覧。
  20. ^ アンナ・コムネナ 2 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント” (日本語). 最前線. 2022年10月28日閲覧。
  21. ^ a b Ενα ιαπωνικό κόμικ με ηρωίδα τη Σαπφώ!” (ギリシア語). ΤΑ ΝΕΑ (2018年3月20日). 2022年10月28日閲覧。
  22. ^ ふたば [@baccheuo] (2018年3月21日). "今日のギリシャの新聞(タ・ネア新聞)に本当に私へのインタビューが載ったそうです……!!! tanea.gr/news/lifearts/article/5529448/ena-iapwniko-komik-me-hrwida-th-sapfw/" (ツイート). Twitterより2022年10月28日閲覧
  23. ^ 【30話短期集中連載】『うたえ!エーリンナ』連載スタート! | お知らせ” (日本語). ツイ4 | 最前線. 2022年10月28日閲覧。
  24. ^ ツイ4 [@twi_yon] (2018年3月31日). "【御礼】『うたえ!エーリンナ』は本日で最終回となります。今までご愛読いただきありがとうございました。描き下ろし後日談なども収録したコミックスは4月11日発売です! 書店特典などの詳細はこちらをご覧ください→sai-zen-sen.jp/comics/twi4/others/news/2018/03/erinna.html" (ツイート). Twitterより2022年10月28日閲覧
  25. ^ 【お知らせ】『アンナ・コムネナ』連載スタート! | お知らせ” (日本語). ツイ4 | 最前線. 2022年10月28日閲覧。

外部リンク[編集]