佐伯毛人

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佐伯 毛人(さえき の えみし、生没年不詳)は、奈良時代貴族宿禰官位従四位上大宰大弐

経歴[編集]

天平15年(743年従五位下尾張守に叙任される。天平17年(745年伊勢守と引き続き地方官を務める。

聖武朝末の天平21年(749年)4月に従五位上、同年7月の孝謙天皇即位に伴い正五位下に叙せられ、同年8月に皇后宮職紫微中台に改められると紫微大忠に任ぜられる。さらに、天平宝字元年(757年)大炊王(のち淳仁天皇)が皇太子に冊立されるとその春宮大夫に任ぜられ、藤原仲麻呂が紫微内相に任ぜられると同時に従四位下に叙せられるなど、藤原仲麻呂が権力を掌握してゆく中で重用された。天平宝字2年(758年)正月に常陸守として地方官に転じるが、同年8月には従四位上に叙せられている。

天平宝字8年(764年)正月に大宰大弐に転じて九州に下向していたためか、同年9月に発生した藤原仲麻呂の乱での動静は伝わらない。しかし、結局翌天平神護元年(765年)正月に乱に連座して多褹嶋守左遷されている。

官歴[編集]

続日本紀』による。

参考文献[編集]