佐々木悟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Camera-photo Upload.svg 画像提供依頼:顔写真の画像提供をお願いします。2016年8月
佐々木 悟 Portal:陸上競技
選手情報
国籍 日本の旗 日本
種目 長距離走
所属 旭化成陸上部
生年月日 (1985-10-16) 1985年10月16日(33歳)
5000m 13分50秒89[1]
10000m 28分32秒30
ハーフマラソン 1時間2分55秒
マラソン 2時間8分56秒 (2015福岡国際)
編集 テンプレートのヘルプを表示する

佐々木 悟(ささき さとる 1985年10月16日- )は、秋田県大仙市出身の陸上競技選手。専門は長距離走マラソン

大仙市立南外中学校[2]秋田県立秋田工業高等学校大東文化大学を経て、現在旭化成陸上部に所属。また、2011年春から2016年まで同部の主将を務めた。2016年リオデジャネイロオリンピック男子マラソン日本代表(16位)。

経歴・人物[編集]

秋田工業高等学校時代には全国高等学校駅伝競走大会に2回出場し、第53回(2002年)[3]、第54回(2003年)[4]と3区を走っている。

大東文化大学入学後は主力選手として活躍。箱根駅伝競走大会では、1年次から3年次まで3年連続で山登り5区(いずれも区間6位)、4年次にはエース区間花の2区(区間10位)を走った[5]。4年次には関東インカレ2部ハーフマラソン優勝、箱根駅伝予選会個人3位(日本人2位)という実績も上げている。

大学卒業後の2008年に旭化成に入社。ルーキーイヤーから駅伝メンバーとして活躍。2009年の全日本実業団駅伝予選に当たる2008年の九州実業団毎日駅伝では5区を走り区間賞を獲得。本戦となる全日本実業団駅伝でも5区を走り区間賞の快走でチームに貢献。旭化成は2000年代初の優勝まであと1秒と迫る総合3位となった。初マラソンは2009年3月の第64回びわ湖毎日マラソンで、2時間14分丁度の7位でゴール。

2014年の第69回びわ湖毎日マラソンでは終盤まで外国人選手との優勝争いに絡み、ラストのトラック勝負でケニアのキプルトをかわし2位入賞、公務員ランナー・川内優輝埼玉県庁所属)ら有力選手を抑え日本人1位となった。記録は2時間9分台をマークし自身初のサブテンであった[6]。また、同年4月に日本陸上競技連盟によって編成されたナショナルマラソンチームのメンバーに、川内や旭化成のチームメイト堀端宏行らとともに選出された。

2015年3月の第70回びわ湖毎日マラソンでは2時間14分27秒という記録で日本人4番手の9位に終わり、2015年度のナショナルチームメンバーには選出されなかった。

2015年12月には2016年リオデジャネイロオリンピックマラソン日本代表選考会の1つである第69回福岡国際マラソンに出場。ナショナルマラソンチームメンバー落ち、村山謙太村山紘太兄弟をはじめとする強力新人が同年旭化成陸上部に加入したことによる自身の活躍の場の減少などの逆境の中、招待選手ではなく一般選手としての出場であった。だが終始冷静にレースを進め、招待選手の川内優輝らを退けて、自己ベストとなる2時間8分56秒の記録で日本人最高の3位入賞。2016年リオデジャネイロオリンピック男子マラソンの有力候補となる[7]

翌2016年3月の日本陸連理事会において、男子マラソン国内選考会でゴールタイムが日本人最速で唯一の2時間8分台だった事を高く評価され、同年8月開催のリオ五輪男子マラソン日本代表へ正式に初選出された[8](旭化成所属選手で五輪男子マラソン選出は、2000年シドニーオリンピック21位の川嶋伸次以来4大会ぶり)。

しかし期待されたリオ五輪男子マラソンは、28Km付近で先頭集団のペースアップについていけず、メダル争いから完全脱落。日本人ではトップだったが、結局16位に留まり8位以内の入賞にも届かなかった[9][10]

2年ぶり5回目の大会出場となる2017年3月の第72回びわ湖毎日マラソンでは、17Km付近辺りで腹痛の影響からか、中間点を過ぎた22Km地点で先頭集団から完全脱落。25Km辺りから痛みが和らぎ追い上げ、35Km過ぎでペースダウンした村澤明伸を抜いて日本人トップに立ったが、マラソン自己記録更新もサブテンにも届かず2時間10分台の4位に終わり、同年8月の世界陸上ロンドン大会男子マラソン日本代表選出は成らなかった[11]

マラソン全成績[編集]

年月 大会 順位 記録 備考
2009年3月1日 びわ湖毎日マラソン 7位 2時間14分00秒 初マラソン・世界陸上ベルリン大会選考レース
2010年2月7日 別府大分毎日マラソン 20位 2時間19分23秒
2011年3月6日 びわ湖毎日マラソン 14位 2時間12分42秒 世界陸上大邱大会選考レース
2013年2月24日 東京マラソン2013 16位 2時間11分28秒 世界陸上モスクワ大会選考レース
2013年12月1日 福岡国際マラソン 9位 2時間13分12秒 仁川アジア競技大会選考レース
2014年3月2日 びわ湖毎日マラソン 2位 2時間09分47秒 日本人首位・仁川アジア競技大会選考レース
2014年10月12日 シカゴマラソン 17位 2時間15分25秒
2015年3月1日 びわ湖毎日マラソン 9位 2時間14分27秒 世界陸上北京大会選考レース
2015年12月6日 福岡国際マラソン 3位 2時間08分56秒 自己記録・日本人首位・2016年リオデジャネイロオリンピック選考レース
2016年8月21日 リオデジャネイロオリンピック 16位 2時間13分57秒 日本男子では最高順位
2017年3月5日 びわ湖毎日マラソン 4位 2時間10分10秒 日本人首位・世界陸上ロンドン大会選考レース
2017年12月3日 福岡国際マラソン 12位 2時間12分40秒 MGCシリーズ2020年東京オリンピック選考レース)

出典[編集]

外部リンク[編集]