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佐々木健司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐々木 健司(ささき けんじ、1974年4月6日 - )は、日本の競輪選手(76期)。

来歴

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青森県青森市出身。86期生の佐々木省司は実弟。師匠は葛西新藏

青森山田高校を経て東北学院大学に進んだ。1993年全日本大学対抗選手権自転車競技大会(インカレ)・タンデムスプリントで優勝。その後競輪学校に入校。同期には市田佳寿浩石丸寛之らがいる。

1995年8月5日松阪競輪場でデビューしたが失格に終わった。2012年3月2日時点、日本選手権競輪に6回出場などの実績がある。

2011年12月11日午前4時20分頃、青森県青森市新城山田の国道7号をワンボックスカーで運転中、T字路で56歳女性の軽乗用車が右折してきた際に左側面が佐々木の車の前面と衝突、女性は全身を強く打って市内の病院に搬送されたが約1時間後に内臓損傷による出血性ショックで死亡、佐々木は肩などを打撲して軽傷、呼気から基準値超えのアルコールが検出、道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された[1][2][3][4]。同月21日、自動車運転過失致死容疑で追送検[5]。酒気帯び運転で青森簡易裁判所に略式起訴され2012年3月1日、罰金50万円の略式命令が出され即日納付、自動車運転過失致死容疑は同日に不起訴処分[5]。この事故により2011年12月12日に斡旋保留、2012年5月1日から2013年4月30日まで斡旋停止となった[6][7][8]

脚注

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  1. ^ “競輪選手 酒気帯びで死亡事故”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2011年12月11日). https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2011/12/11/kiji/K20111211002221840.html 2024年4月15日閲覧。 
  2. ^ “通算257勝の競輪S級選手が飲酒死亡事故”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2011年12月12日). オリジナルの2011年12月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111211230536/http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20111212-OHT1T00056.htm 2024年4月15日閲覧。 
  3. ^ “S級の競輪選手が酒気帯び衝突事故 56歳女性死亡”. 産経新聞 (産経新聞社). (2011年12月12日). オリジナルの2011年12月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111212063634/https://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111212/crm11121209090002-n1.htm 2024年4月15日閲覧。 
  4. ^ “競輪選手酒気帯び死亡事故で逮捕”. 東奥日報 (東奥日報社). (2011年12月11日). オリジナルの2011年12月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111221194920/https://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20111211183810.asp 2024年4月15日閲覧。 
  5. ^ a b “飲酒運転の競輪選手に罰金、死亡事故では不起訴”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2021年3月2日). https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/03/02/kiji/K20120302002747050.html 2024年4月15日閲覧。 
  6. ^ “佐々木健司「結果出すだけ」/小田原”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2013年5月21日). オリジナルの2013年6月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130611031112/http://www.nikkansports.com/race/public_race/news/p-rc-tp1-20130521-1130604.html 2024年4月15日閲覧。 
  7. ^ あっせん保留対象者一覧”. JKA (n.d.). 2011年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月15日閲覧。
  8. ^ あっせん停止対象者一覧”. JKA (n.d.). 2012年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月15日閲覧。

外部リンク

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