伝説のスタフィー

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伝説のスタフィー
ジャンル マリンアクション
開発元 トーセ
発売元 任天堂
1作目 伝説のスタフィー
2002年9月6日
最新作 伝説のスタフィー たいけつ!ダイール海賊団
2008年7月10日
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伝説のスタフィー(でんせつのスタフィー)は、トーセ開発、任天堂発売のゲームボーイアドバンスアクションゲームであり、またそのシリーズ名である。

概要[編集]

携帯ゲーム機用の2Dアクションゲームのシリーズ。ゲーム開発の下請けを専門としており、かつ受託した仕事内容を機密事項としているトーセにとっては、開発元が自社だと公にしている唯一のゲームシリーズである。

ジャンルが「マリンアクション」とされている通り、海や水中を重点に置いた舞台となっている。それにあわせて、登場キャラクターの大部分も水生生物がモデルとなっている。スタフィーは「スターフィッシュ」、つまりヒトデがモデルである。

日本では2009年現在5タイトルが発売されている。日本以外では、北米で2009年6月8日に『伝説のスタフィー たいけつ!ダイール海賊団』が"The Legendary Starfy"という名称で発売された。

なお、それ以前に海外でも発売されたWii用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズX』でアイテム「アシストフィギュア」で登場するお助けキャラクターとしてスタフィーが、および同作の収集要素「フィギュア」や「シール」ではスタピーらシリーズのキャラクター達が登場しており、海外ではこれが初登場である。なお、その際ゲームのタイトルは"densetu no Starfy"とローマ字表記が使用されていた。

また、第1作目のスタッフクレジットには発売当時既に亡くなっていた横井軍平の名が記されており、彼も生前に開発に携わっていたことが伺える(実際に本作の開発が始まったのは1995年からである)。そのため、本作の第1作目はスタッフロールに横井の名が記された最後のゲームソフトでもある。

シリーズ[編集]

伝説のスタフィー(仮称) ※未発売
ゲームボーイカラー用ソフトとして開発されており画像も公開されていたが、後継機のゲームボーイアドバンス用ソフトに変更され、開発中止となった。
発売予定は2000年12月とされていた。
伝説のスタフィー
2002年9月6日発売(ゲームボーイアドバンス2015年7月25日配信開始(Wii Uバーチャルコンソール
伝説のスタフィー2
2003年9月5日発売(同上)2016年3月16日配信開始(同上)
伝説のスタフィー3
2004年8月5日発売(同上)2016年4月6日配信開始(同上)
伝説のスタフィー4
2006年4月13日発売(ニンテンドーDS
従来作とは敵役が変わり、少し違ったストーリー構成になっている。また、この作品のみ元気の値がポイント制。
伝説のスタフィー たいけつ!ダイール海賊団
2008年7月10日発売(同上)
北米ではこの作品が第1作目となる。タイトルから数字が無くなり、イラストレーションなども新しくなった。

キャラクター紹介[編集]

スタフィーと仲間たち[編集]

スタフィー
主人公で、雲の上の王国テンカイの王子。身長36センチ、標準体型。年齢7歳。趣味はグラサン集め。外見は黄色い星そのもので、王族もテンカイの兵士たちもほぼ全員が同様の姿。寂しがり屋で泣き虫でありおっちょこちょいでドジだが、頑張り屋。自信が話す台詞はなく、会話相手が(主にキョロスケ)彼の発言を代弁するが、『1』公式サイトやテレビCMによると一人称は「ぼく」、語尾に「フィー」が付くようである。
『1』から何度も悪を打ち倒してきた英雄として各地に噂が伝わるも、その性格故か「弱そう」、「頼りなさそう」と初対面のキャラクターに見くびられることもしばしばあり、偉業に見合った扱いはあまり受けられていなく、空の国で生活していたのに、泳ぎやスピンアタックを覚えたのをきっかけに、空中戦よりも水中戦がずっと得意である。『4』では、マテルに恋心を抱くが、マテルがコラル王子と婚約していたために失恋した。
後述のように家族構成は両親と妹スタピーの4人構成で、それ以外にもキョロスケや無数の部下など家族同然の間柄の者たちがいる。
上述の通り英語表記は"Starfy"。
テレビCM(『1』から共通)や『たいけつ!ダイール海賊団』での音声は、声優のこおろぎさとみが演じている[1]
マリオ&ルイージRPG』ではヨッシーシアターでカービィワリオともにゲストで出演している(イラストのみ)。
スタピー
『3』から登場したスタフィーの妹。何故か関西弁を喋り、スタフィーよりも年下なのでテンカイコドモたち同様、家族の中で唯一体色がピンクである。
兄とは違い、しっかり者で少々乱暴な性格でお転婆で冒険好き。そのため、家族や周囲に彼女に似た性格の者は見当たらず、パパスタからも『3』のオープニングにて、「…だ…誰に似たのかのう…あの子は…」と不思議がられている。『4』では、コラル王子に恋心を抱くが、そのコラル王子がマテルと婚約していた事によって、失恋した。
兄との年齢差は不明だが、『3』のオープニングでは「テンカイでの平和な時間が経つうちに スタフィーに可愛い妹ができていた」と説明され、当初は「テンカイコドモの女の子」と名前が表示されていた。オーグラを見たことが無かったなど、『2』終了から『3』までの間に誕生した妹となっており、まだかなり幼いということが分かる。また、その際までキョロスケとも面識が無かったゆえにキョロスケを「ハマグリ」と呼んでいる。
英語版では“スタリー(Starly)”となっている。
スタフィーとスタピーの両親
パパスタ
テンカイの国王で、スタフィーとスタピーの父。初期から登場しているが、その時の名前が「王さま」と表記され、名前が判明したのは『2』からである。かつて凄い戦士で、ロブじいと共にオーグラと戦ったこともある。
ママスタ
テンカイの王妃で、スタフィーとスタピーの母。パパスタと同様初期から登場しているが、その時はセリフは無く、名前が判明したのは『2』からである。『2』ではオーグラに誘拐されたが、息子のスタフィーに救出される。
キョロスケ
スタフィーの親友である二枚貝ハマグリらしく、しばしばこう呼ばれる)。黄色よりのオレンジのオーソドックスな貝殻に黒い身の入った姿で、大気中で跳ぶことも可能、その名の通りにいつも地中に潜って目玉をキョロキョロと動かしている。『1』序盤でサンゴショウに住んでいたが、想いを寄せるハデヒラリが悪者ボンボーンにさらわれ、それを通りすがりのスタフィーが退治・救出したことをきっかけに彼の旅に同行することになり、以後は彼らの仲間となる。
性格はひねくれ者で、江戸っ子口調で口が悪く、いつもいきがっているが、実は気の弱い小心者。敵との戦いはスタフィーに任せ、自分は小さな魚も倒せない他、女好きでハデヒラリが好きなはずなのに他の女性にも目がないため、これらをはじめ、画に描いたような小物っぷりを見せるが、攻略のヒントを要所要所でスタフィーに教えてくれるので、大事な参謀役でもある。また、かなり人情家でもあり、父の仇の側であり、今までの宿敵だったオーグラが自分たちを救って死亡した際は、彼を許すと共に仲間と認めて号泣、自分の両親やプチオーグラと共に天国で善人として暮らせることを願っていた。
計3人いる弟と妹をとても大事にしており、プチオーグラ3号など子供に手を出す悪者には強い怒りを抱き、スタフィーに対しても、彼を自分の子分と呼び、常に使い走りのように先へ行けと急かすなどつっけんどんな態度を取る一方で、『2』で彼とはぐれた際には彼の身を心から案じ、3日も捜し続け、涙も見せていたなど、秘めた友情は非常に強く、おたからコンプリートエンディングでは涙を流して一時の別れを強く惜しんでいた。
両親とは死別しており、母親は過去に病死、父親のキョロゾウは後述のように『3』にてイーブルからキョロスケ本人を庇って死亡している。そのため、苦しい生活を強いられており、「1」のずかんによると借金をしており、住んでいる家もクモの巣が張っているようなボロ家である(態度の悪さもこれが影響している)。弟たちを養う意味でもお金にがめつく、困っている人を見ると初め知らん顔をしながらも、礼を弾むといわれれば途端に態度を変えて協力的になるといったことが多い。
前述のスタフィー捜索の際、おやつの昆布巻きを目印にと数十個も落としていったところからすると、昆布巻きが好物らしく、他に『2』のずかんで本人が語るところによれば、3個パックのイチゴゼリーや麻婆豆腐が好きだという。そっくりさんに紫のとげとげの殻を持つショロスケと、水色の渦巻きの殻を持つチョロスケがいる。
英語版での名前は"Moe"。なお、ゲームボーイカラーで開発されていた試作版時点での名称は「キョロロン」だった。
キョロスケの家族
キョロ3兄妹
キョロスケの弟と妹たち。次男は3兄妹のまとめ、長女は料理上手、三男はおしゃぶりを加える赤ちゃんハマグリ。ちなみにキョロスケの貝殻の色は母親譲りで、次男の貝殻の色は父親のキョロゾウ譲り。何度か迷子になるして、スタフィーに助けられている。
キョロゾウ
キョロスケの父親。最初は幸せな家族だったが、自身が常に遊び呆けたのをきっかけに夫婦喧嘩で離婚してその後に失踪したため、キョロスケにとっては現在の生活苦の元凶といえる存在であり、彼からはクソオヤジ呼ばわりされていたが、内心では現在も父親としての愛情を求められていた。
失踪から10年後の『3』にて、キョロスケが貰うはずのお宝を掠め取ろうとし、息子たちと再会した。その後、欲からイーブル側について、キョロスケをスタフィーが倒す人質にするべく捕らえるが、彼が自分を犠牲にスタフィーたちを助けようとし、イーブルがキョロスケを処刑するべくと放った雷撃から彼を庇い、最期は自分がキョロスケに教えた「ウソツキはドロボーのはじまり」に反してウソ付きな泥棒となってしまったことを懺悔するが、キョロスケからは昔言った「どんなことがあろーともオレさま(キョロスケ)を助けてくれる」という言葉を守ってくれたと伝えられて和解し、また飼っていた子犬をスタフィー達に譲って死亡する。
キョロママ
キョロスケの母親。夫婦喧嘩して離婚後に家を引っ越す。その後は病気で死去した。
ハデヒラリ
キョロスケの初恋相手で、ミノカサゴのような姿をした美女。彼と同様にサンゴショウ(はじまりの海)に暮らす、名が示す通り南国の鳥のようなピンク色の派手でヒラヒラした外見と、半開きの目が特徴で、妖艶な名前や外見と違い、物腰は穏やかである。
キョロスケの想い人であり、彼からいつも熱烈なアタックを受け、「お嫁さん予定」と目されている。そのため、ボンボーンにさらわれたり、プチオーグラ2号に家を滅茶苦茶にされたりと苦労に遭うたび、キョロスケ(主にはその連れのスタフィー)に解決してもらっているが、そうして自分に尽くしてくれるキョロスケになびくのかといえばそうでもなく、当初はキョロスケからぞんざいに扱われていたスタフィーと共にキョロスケを同行させたり、2では「お友達でいましょう」と振ったり、3ではデートに誘われるとやんわり断ったりしているので、キョロスケにとってはまだまだ時間がかかりそうな状態である。しかし、冒険で家を留守にするキョロスケに代わって、彼の弟たちの世話をすることはあるなど、大事は思っている。
『2』で彼女を助けたとき手に入るグッズによると、有名ブランドの服を着ている模様。
ロブじいさん
キョロスケたちの住んでいる海の長老である、ロブスター。若い頃は凄腕の戦士で、パパスタと共にオーグラを初めて封印した人物である。今は高齢のため、スタフィーたちに助言を与える隠居の身だが、実は現在もきわめて高い実力を隠し持つ。アミー王国に別荘を持ち、『4』では事件発生前からたまたまそこに向かっていた。
ランパ
『たいけつ!ダイール海賊団』で登場したスタフィーたちとは異なる惑星であるランパ星の王子で、外見は宇宙服を着たウサギ。両親(国王と女王)は死亡している(死因は不明)。
ランパ星人は変身能力を持つ種族であり、王族である彼はとりわけその能力が高い。そのため、ランパ星人の力を吸収しに来たダイールからは執拗に狙われていた。スタフィーとの冒険時は変身能力で着ぐるみ状のさまざまなキャラクターに変身してスタフィーと合体し、スタフィーを強化・援護する。
逃亡時にジャンケンポンに撃墜されてテンカイのスタフィーの寝室に墜落し、それが原因で当初は記憶喪失となったが、宇宙船のカケラを集める事で記憶を全て取り戻し、スタフィーと共にダイールと闘った。
英語版での名称は"Bunston"。
マーメイド
二枚貝に入った人魚の女性。ライフの回復やセーブを行ってくれ、『ダイール海賊団』では「マーメイドのヒント」という形で攻略情報を提供してくれる。シリーズ全作品に登場するが、ストーリー自体に関わったことは一度もなく、セーブ後のゲーム再開時のセリフのみとなってる。2以降はマーメイドの姿は見せなくなった。
シリーズ中でも珍しい人に近いデザインのキャラクターである。頭身もかなり高いが、『ダイール海賊団』ではイラストレーションの変更により、公式イラストでは大幅にデフォルメされた頭身の低い姿となっている(ゲーム画面では旧作から変更されていない)。
ヤリイカーズ
『2』で登場したリーダーのヤリイカさん率いる計5人のヤリイカ。それぞれの特徴がザ・ドリフターズのメンバーのコントで使う物がお気に入り。『3』では偽者のマカイカーズが登場した。
マテルとコラル
『4』で登場したマテルはアミー王国の城で働く女の子で、コラルはアミー王国の王子である。スタフィーは前者、スタピーは後者の初恋相手である。しかし、マテルとコラルが結婚したため、スタフィー兄妹の初恋は失恋に終わった。
ワリオ
マリオシリーズ』のキャラクターであるが、『3』でゲストとして登場した。
本人曰く、宝探しでテンカイに来たのであるが、成り行きからスタフィー一向及びステージ攻略に協力し、りゅうせいアタック改を教える。スタフィーを「ヘナチョコ」呼ばわりし、お宝に目が無いことなど、キョロスケと性格・色にいたるまで似た者同士(ただ違うのは品とパワーだけで、大幅にキャラがかぶっているとキョロスケ自身が認めている)という立ち居地でとなっている。
キャラクターやアクションのグラフィックは、『ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝』がベースとなっている。

敵キャラクター[編集]

複数作品に登場
オーグラ
スタフィーの宿敵で、『1』と『2』のラスボス。海を荒らし回り、テンカイの征服を目論むが、後述のように実はイーブルが野望実現のために創り出した尖兵であり、彼自身の野望ではない。普段は魚の怪物のような姿だが、力を解放すると体を膨らませたり、流体状の怪物となる。1と2ではカタカナで喋っていたが、3からはひらがなで喋るようになる。
元々はツボに封印されていたが、『1』でスタフィーのドジで復活し、海をワルモノだらけにした。しかし、テンカイでスタフィーとの戦いの末に敗れ、再びツボに封印された。
『2』でもツボの中でハナクソをほじる形で卵を生み子供たちを作り、隙間から現れた子供たちによりツボから復活し、プチオーグラたちが『2』のステージのボスになる。しかし、スタフィーに子供たちを次々と倒され、彼自身も魔力で建てたオーグラ城で戦うも、またしても敗れて封印される。
『3』においては、痺れを切らして自らテンカイに嵐を起こしたイーブルによって、またしても復活、この時はイーブルによってツボが粉々に破壊され、封印することができなくなった。イーブルの力により強化されオーグラ改となり、古城でスタフィー達と戦い、一度はテンカイに撤退させるが、スタフィーたちが新たに用意した邪悪をはらう宝石・エビルクリスタで一時的に倒され、イーブルへの道を開ける、しかし、最終的には必死に戦うスタフィーたちの姿を見て、良心が芽生えたことによりイーブルを裏切り、自分も犠牲になると分かりながら、最後のエビルクリスタを発動、イーブルに止めを刺して致命傷を負い、スタフィー達に今までの謝罪と自分に正義を理解させた感謝を述べ、彼らの平和を願いながら死亡した。彼の遺体はキョロスケの手で崩壊するイーブルの城の外へと運び出され、魂と一体化して昇天していった。
ボンボーン
シリーズのボスの中では唯一の皆勤賞キャラクターである、水色の身体を白いトゲ付きの貝で覆った巻貝で、キョロスケのライバル的存在。顔を上部から出し、常に貝を立てている格好、語尾に「ボーン」が付く、サンゴショウのボス。キョロスケがハデヒラリに愛を告げようとしていたところに現れ、彼女をさらうがスタフィーに倒され、ハデヒラリを奪還されてからも、キョロスケには恋のライバルとして激しく敵視され、これ以降スタフィー一行への妨害や悪戯のため現れている。殻を猛スピードで回転させての体当たりで攻撃するが、いつも弱点が露出しているうえに動きも遅いので、ボスの中では倒しやすい部類に入る。『1』のサンゴショウ以外にも、『2』のロブのどうくつでプチオーグラ1号の仲間として登場した。使用する攻撃や強さはほぼ変わらない。
伝説のスタフィー
バンキロス
ザショウクジラのボス。紫色のトカゲらしき姿をした生物で、びっしりトゲの生えた背中と鼻先に立つ2本の角が印象的。ザショウクジラの体内で暴れるため、彼の食事時に自ら飲み込まれて内部で体当たりを繰り返し、ザショウクジラを苦しめた。これを止めるために現れたスタフィーと戦うが、戦場がびっしりトゲに埋まった部屋だったことと、攻撃方法が背中のトゲを活かした身体を丸めての体当たり一本だったため、部屋のトゲにぶつかるたび自分のトゲが破壊されてしまい、トゲはすぐ生え変わるものの、ツルツルの身体になった瞬間が弱点となってしまった。
『3』にも登場している。この時は戦場にトゲがなく、戦場を回転させて岩をぶつけて、トゲを破壊した後に攻撃しなくてはならない。
ドッペル
かいていしんでんのボス。オーグラがスタフィーらの追撃を食い止めるため、スタフィーに似せて魔法で作り出した存在。スタフィー同様星の形をしており、体を丸めたスピンアタックを得意とする点も同じだが、オーグラの魔力により、色は黄緑でサイズはとても大きく表情も少し凶悪で、なぜか2本の足の上を左右に出っ張りのようなものが行き来しているという違いがある。
台詞はカタカナ。
伝説のスタフィー2
プチオーグラ
オーグラが生み出した子どもたち。名前は「プチオーグラ1 - 10ごう」で、尺取虫に似たスタフィーよりも小さい身体に、各々の個性を示す目や模様、飾りなどがある。顔の左右後ろから角のようなとがったものが出ているのもほとんどに共通した特徴。まだ子供だが働く悪事は親譲りで、まさしく十人十色の事件を起こし、多くの人を困らせた。それぞれ別個のステージに陣を構え、スタフィーらを待っている。多くは相棒と組んだり乗り物に乗った状態で戦うが、本人の実力も高く、10人そろえば嵐を起こすこともできる。その嵐でオーグラが壺からの脱出に成功し、王妃ママスタをさらったことでスタフィーらの旅が始まった。オーグラが自分の利益のためにひとりで生み出したので、彼との関係は必ずしも親子とはいえないが、10匹はオーグラを父親と認識している。一方オーグラも終盤での登場時、それまでに倒されたプチオーグラたちの「仇をとる」という発言をしていることから、両者の間には実際の親子と変わらない繋がりがある。また続編の『3』では「ワシの為に一生懸命働いてくれた」と子供たちへの感謝の念を表す台詞もある。10ごうが長男で、番号が小さくなるほど下になり、1ごうが末弟。10人はほぼ同時に生み出されたので、10兄弟というよりも「10つ子」である。なお『任天堂公式ガイドブック』によると、数え方は「 - 人」でなく「 - 匹」が正しい。台詞はカタカナのみのオーグラと違い、漢字ひらがな混じり。倒した後でも何度でも戦うことが出来るが、スタフィーに倒された後の『3』でオーグラの発言からプチオーグラはスタフィーによって『3』では開始時点で全員死亡していたことが判明する。
プチオーグラ1ごう
プチオーグラの末弟。つばの曲がった黒いハットを被り、カールした黄色い髪と黒い角、紫の身体の首元にはのような黒い三角形が見える。
プチオーグラ2ごう
プチオーグラの七男。縦に白いラインのある真っ赤な身体というライダースーツを着たような姿と、傾斜の強いサングラスが特徴の自信家。
プチオーグラ3ごう
プチオーグラの六男。語尾に「にゃ〜」が付く。緑の身体に、頭の突起と尾の太いトゲが両方黄色いという特徴を持つ。
プチオーグラ4ごう
プチオーグラの五男。関西弁を使う(キョロスケ以上に)凶暴な性格と、雪女のような不気味な性格の2面性を持っている。身体は前半分が水色で、後半分が赤い。角は黒く、バサバサの赤い髪を持つ。メガネを掛けているがデザインが特殊で、右目だけ透けており左目は鏡のように反射している。他のプチオーグラと違って相棒はおらず、自ら2つの頭を持つ巨大な蛇に変身して戦う。2つの頭を交互に前に出しながら、色と対応する炎と氷の攻撃を繰り出す。
同じ意味の台詞を別々の性格で2回言うこともある。ゲーム内では「彼女」と表記されていたので女性である。
プチオーグラ5ごう
プチオーグラの次女で目は常に怒ったようにつり上がっている。普段はお嬢様口調だが、キレると荒々しい本性を見せる。てるてる坊主風のプリーツワンピースと、頭に盛られた巻き髪が特徴。どちらもピンク色。
プチオーグラ6ごう
プチオーグラの四男。語尾に「ぜーい」が付く。学ランのように黒いボタンの2つ付いた身体と、リーゼントを上に跳ね上げたような青い頭を持つ。顔の横の角は黄色。自分が「おニイちゃま」や「おネエちゃま」より強いことを証明するため戦う。
プチオーグラ7ごう
プチオーグラの三男。爆弾遊びが大好き。
プチオーグラ8ごう
プチオーグラの長女。プチオーグラの中では上の方だが、いつもおしゃぶりをくわえており、「らんたった〜」が口癖。赤いおしゃぶりと黄色い角が全身真っ黒の身体に映える。オーグラを「とうちゃん」と呼ぶ。
なお、一人称が7ごうと10ごうは「オレ」、9ごうは「ボク」(さらにジイヤンに「おぼっちゃま」と呼ばれている)なので、6ごうの言っていた「おネエちゃま」とはこの8ごうである可能性が最も高い。ただ、8ごうの外見や口調は女性的ともいえない。
プチオーグラ9ごう
プチオーグラの次男。語尾に「じょ」が付く。黄色い身体で、よく大口を開けて泣いている。顔の横の角はブルーで、他のプチオーグラと違い丸型。10匹中唯一、明らかに戦闘能力を持たないプチオーグラ。
プチオーグラ10ごう
プチオーグラの長男。左目の眼帯と、口を三角に覆う赤白ボーダーのスカーフが特徴。分身の術を得意。
伝説のスタフィー3
イーブル
オーグラを生み出し、裏から指示していた『3』まで一連の事件の真の黒幕にして、オーグラを使い、テンカイの征服を目論む『3』のラストボス。侵攻はオーグラに任せ、自らは赴かないでいたが、その力はオーグラをも凌駕しており、ゲーム内の図鑑によるとその気になれば星一つ破壊出来るらしく、普段は流体状の魔人だが、真の姿になると竜や悪魔のような外見になる。
真の姿を現し、スタフィーたちの持ってきたエビルクリスタを使っても、止めを刺せないほどの絶大な力を見せて彼らを追い詰める。しかし、裏切ったオーグラに所持していた最後のエビルクリスタを持ち出された挙句、使っての特攻という想定外の攻撃を受けて倒された。
伝説のスタフィー4
デジール
モナムールストーンを盗んだ犯人であり、ラストボス。目的の為なら国一つ破壊できる、ウミヘビオオウナギのような姿の魔女、高笑いが特徴で、ザマス口調で喋る。コラルに一目惚れしていたが、その邪悪な心を見抜いたコラルがその求愛を拒んだことで、モナムールストーンの力でもっと美しく、強くなってアミー王国と王子以外の国民を滅ぼせば、コラルの心を独り占めできると思い込み、モナムールストーンを盗み、アミー王国に災いをもたらした上、世界中のワルモノを集め、モナムールストーンの力で強化して王国中に送り込んだ。
真の姿を現すと、巨大な顔面と手だけという彼女の自己顕著と美意識を象徴した姿となり、モナムールストーンの力で美しくなった顔に絶対の自信を持っているが、その顔が同時に弱点でもある他、手はスタフィーとスタピーにとって足場として使うことができるため、徐々にダメージを負っていき、最終的にはスタフィー達に仮面すべて破壊されて醜悪な本当の顔を暴かれ、醜く滅びることに絶望しながら消滅した。
伝説のスタフィー 対決!ダイール海賊団
ジャン、ケン、ポン
逃亡したランパを追跡していた3人組で、ランパ星を襲撃した宇宙海賊・ダイール海賊団のメンバー。リーダー格である長身の女性・ジャン、巨体の男性・ケン、小柄な男性・ポンという組み合わせで、登場演出の爆煙に使う火薬が多すぎ黒焦げになる、任務は失敗ばかりだとマヌケさが目立つ。
次第にダイールの非情さに疑念を強めていき、最終的にはスタフィー達に味方して、ダイールに不意打ちを仕掛けることで取り込まれたランパを助け出した。ダイール撃破後はランパ星の兵士に処刑されかかったが、仲間と認められたスタフィー達に助けられて正式に和解した。
名前のとおりじゃんけんをモチーフとしたキャラクターで、決め台詞もそれぞれ「夜空を切り裂く アカバサミ」「全てを粉砕 グーパンチ!」「小粒でも パーっと行くぜ!」とチョキ・グー・パーに因んだものである。英語版の名称はそれぞれ、Snips、Ronk、Papesとなっている。
ダイール
ラストボスで、ダイール海賊団の首領。ワニ(クロコダイル)の姿をした巨漢で、より強大な力を得るべくランパ星人及びランパ王子の持つ変身能力を狙っていた。
ランパ星人の力を吸収することでパワーアップするも一旦はスタフィーに倒されるが、隙を見てランパ王子を強引に取り込んで更にパワーアップ、巨大な竜の姿になると共に力を吸い取り終わったランパを人質にしてスタフィーたちを痛めつける。しかし、ジャンケンポンの活躍でランパを奪還されると共にスタフィーが復活、激闘の末に隕石をスタフィーにぶつけて止めを刺そうとするも、仲間の思いを受けて全力を出したスタフィーに隕石を押し返されて逆に自分へ激突、消滅した。
英語版の名前は"Mashtooth"。

テーマソング[編集]

オリジナルテーマソングがいくつか存在し、テレビCMなどで使用されている。

伝説のスタフィー
『伝説のスタフィー』(作詞・作曲:Nintendo・トーセ、編曲:三宅一徳、歌:ベッキー
伝説のスタフィー2
『スタフィーの大冒険』(作詞・作曲:Nintendo、編曲:松武秀樹、歌:和希沙也
伝説のスタフィー3
『伝説のスタフィー3』(作詞・作曲:Nintendo、歌:Perfume)※未音源化
伝説のスタフィー4
『伝説のスタフィー』(作詞・作曲:Nintendo・トーセ、歌:℃-ute)※未音源化

脚注[編集]

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  1. ^ 『1』発売当時の各書籍『伝説のスタフィー たいけつ!ダイール海賊団』エンディングクレジットより

外部リンク[編集]