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伊藤隼也

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伊藤 隼也(いとう しゅんや)はフリーランスカメラマン出身の医療ジャーナリストである。東京都出身[1]

略歴

出版社勤務を経て、1982年よりフリーランスカメラマンとしてスタート。1994年に自身の父親を亡くした事をきっかけに医療問題に深い関心を持ち、2000年から医療ジャーナリストとして活動を開始した[1]。2003年から、約10年に渡ってフジテレビ情報プレゼンター とくダネ!』にて、取材・出演・監修を務める。株式会社医療情報研究所代表[2]

2008年10月に起きた「都立墨東病院妊婦死亡事件」では、東京都の周産期救急搬送システムの不備を検証した記事(週刊文春)が、2009年第15回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」大賞を受賞した。

活動

  • 主婦の友社写真部勤務[1]
  • 1982年代からはフリーランスカメラマンとして活動[1]、女優やグラビアアイドルの写真集を多数手がける(#写真集参照)。
  • 日本医学ジャーナリスト協会 会員 (2000)
  • 東京都医療安全推進事業評価委員会 委員 (2003)
  • グッドデザイン賞 新領域デザイン部門受賞 (2007)
  • 医療機能評価機構 広報委員会 外部委員 (2006 - 2011)
  • 週刊文春誌上で日本のがん治療実績、拠点病院、専門医、緩和ケア等の現状紹介記事を連載。(2010)
  • SAPIO誌上にうつ病診療で自殺誘引事例の紹介記事を執筆。(2011・2012)
  • 厚生労働省新型インフルエンザ (A/H1N1) 対策総括会議 構成員 (2010 - 2011)
  • 厚生労働省新型インフルエンザ専門家会議「広報・リスクコミュニケーション作業班会議」構成員 (2010 - 2011)
  • 厚生労働省新型インフルエンザ専門家会議「総括会議」構成員 (2010 - 2017.2)[3]
  • 内閣官房新型インフルエンザ等対策有識者会議 構成員 (2012 - 2018)

写真集

雑誌記事

原則として媒体は初掲載年順
  • 週刊現代 (講談社
    • フォト・ルポルタージュ--医療過誤患者10人の叫びを聞け / 伊藤隼也 (1996)[4]
    • 素顔の香港 (1996)
    • フォト・ルボルタージュ 「カルテ改ざん」「隠ぺい工作」…医療過誤の現場から8人の患者たちの叫びを聞け / 伊藤隼也(1997-06)[5]
    • フォト・ルポターシュ 一目でわかる「脳研究」新時代 / 伊藤隼也(1997-07)[6]
    • 巻頭カラー10P 「驚異の人工肉体」 (1999)
    • フォト・ルボルタージュ『心の病クリニック』最前線 (1999-10)[7]
    • 癒しの病棟 (1999)
    • 巻頭カラー9P 「老人介護」 (2000)
    • これが「医療革命」最前線だ (2000)
    • 心臓手術最前線 (2001)
    • 新指標〜患者力〜で選ぶ病院ベスト100 (2004)
    • 医者が選んだ〜脳・心臓の名医〜70人 (2004)
    • 「一流病院のVIP個室」スペシャル公開 (2005)
    • 日本一のリゾート病院 患者に優しい医療を考えるフォト・ルポ (2005)
    • 超高級老人ホーム (2005)
    • 切らずに治す!ガン医療の最先端 (2006)
    • 名医5人、奇跡の手術室――そして鼓動は甦る!『これが「心臓治療」最先端の現場だ メディカル立体ノンフィクション』 (2007)
    • その治療法は本当に効くのか 行って、見て、聞いた ニッポンの最先端医療 (2009; 全26回)
  • フライデー (講談社
    • モノクロ5P 『告発「医療過誤の悲劇」〜被害者と家族の声を聞け!〜』 (1998)
    • 6週間連続掲載『告発「医療過誤の現場から」』企画・写真 (1999; 全6回)
    • 繰り返される〜出産の悲劇〜日本の“産科医療”に異議を唱える遺族の叫び (2000)
    • 医療ミス“割りばし死亡事故”裁判で母親の怒り爆発 (2001)
    • “脳にワイヤ突き刺し事故”日本医大病院を遺族が悲痛告発 (2001)
    • これが「最新心臓手術」の現場だ (2001)
    • 猛威インフルエンザの超特効薬はコレだ! (2003)
    • うつ病に勝つ(秘)ノウハウと28病院リスト (2003)
    • ミスターにも食べてほしい全国調査ランキング〜患者にやさしい病院!〜旨い入院食編ベスト15 (2004)
    • 出産前に子供の病気を治す最新医療の現場〜子宮内の胎児の顔〜撮った! (2006)
    • 人体はここまで創造された! (2007; 全3回)
    • こうなる日本!2009年大予測65連発!! (2009)
  • 週刊宝石 (光文社
    • 巻頭カラー8P 「ガン新時代へのプロローグ」 (1998)
    • 巻頭カラー8P 「出産 最前線」 (1999)
    • ロボット最前線 (1999)
    • 21世紀の「コメ」を追う / 伊藤隼也 ; 仲本剛(1999-10)[8]
    • 男が知りたい オトコのカラダ (2000)
    • 部屋で撮った!美人ママ10人 / 伊藤隼也(2000-02)[9]
    • 育毛剤の効能、植毛手術…「ハゲ」は治るのか? / 伊藤隼也 ; 坪井良治(2000-06)[10]
  • 週刊ポスト (小学館
    • いま「大学病院」が怖い (1999; 全4回)
    • 東海大学“死の小児病棟”両親が涙の告発! (2000)
    • これでいいのか!患者の生命を握る問題医師たちの「独断な論理」 (2006)
    • 万波医師が奪い去った老婆の腎臓 (2006)
    • 最新ヘルス・リポート (2009; 全3回)
    • 腰痛で病院に行くと「抗うつ薬」漬けにされる! (2014)
  • クリニックばんぶう (日本医療企画
    • 「クリニックばんぶう 7月号 往復書簡 日本医療機能評価機構の評価活動はこのままでいいのか / 伊藤 隼也 ; 河北 博文」 (1999)[11]
    • 「クリニックばんぶう 5月号「経営の“源泉”となる新患を獲得せよ!初診患者が重視するチェックポイント」」(2008)
    • 「クリニックばんぶう 2月号「“かかりたくない”開業医像ランキング 患者1万人大調査」」(2009)
  • 「月刊現代「進化する施設」(2001)(講談社
  • フラッシュ (光文社
    • 「ブラックジャックによろしく」大ヒット漫画モデル医師驚愕の執刀現場肉迫撮 (2003)
    • 魔都・上海の表裏街道を往く (2003)
    • 全国〜入院するならこの病院!〜ベスト20 (2004)
    • いまのままでは患者は病院に殺され続ける! (2004)
    • 日帰り手術はチョ〜多忙30代の救世主となり得るか? (2005)
  • 「VS. 7月号「日本人の心臓」」(2004)(光文社
  • 女性自身 (光文社
    • 東京・大阪〜24時間頼れる!病院リスト小児救急〜 (2004)
    • 「女性専用人間ドックの見つけ方」インタビュー記事(2005)
    • 「シリーズ人間」〜兄貴と僕の花火大会は四畳半に響く音だけでした〜 (2005)
  • 女性セブン (小学館
    • 子供、老親、女性が入院したいのはこんな病院 (2004)
    • 成功のための新常識 ダイエットの嘘 YES?NO? (2004)
    • お母さんのおっぱい誰が食べたの? (2005)
    • 新われらの時代」〜民夫、お母さんはあきらめない〜 (2005)
    • 74才の乳房再建〜取り戻したのはおっぱいだけじゃなかった (2006)
    • 追跡 意識不明の妻と乳飲み子『往復2時間半の毎日』 (2008)
    • 新われらの時代に 『NICU』という家から帰れない子供たち (2009)
    • 短期集中連載「乳がんと生きる」 (2010年; 全3回)
    • 自分で腰痛解消 マッケンジーエクササイズにトライ! (2010)
    • 失敗しない『レーシック』知っておくべき5か条 (2010)
    • 3才里子女児『非業の死』里親制度の知られざる闇 (2010)
    • 手術で治せる認知症『iNPH』があった (2010)
    • 女性セブン告発レポート 増加する「めんどくさいから病院No!」の妊婦 (2010)
    • 新われらの時代にvo.403 『余命半年』乳がんの妻 (2011)
    • 追悼 あの「余命半年」乳癌の妻死去 死の2日前夫に託した命のブログパスワード (2011)
    • 特別付録 自分で治す・予防する 腰痛・首痛・肩こり マッケンジーエクササイズ (2011)
    • 震災で立ち上がった女たち (2011)
    • 東京江東区に放射能高濃度エリアがあった (2011)
    • 里子虐待死 ブログにつづっていた仮面の下の本性 (2011)
    • 著者インタビュー オトコの病気 新常識 オンナの病気 新常識(講談社) (2011)
    • 口のアンチエイジング (2011)
    • 長寿・認知症予防前編「認知症はながらクイズ・速く大きな歩き・15分昼寝で防ぐ!」 (2013)
    • 長寿・認知症予防後編「ボケずに長生きなら、スプレー醤油・野菜大盛り味噌汁ほか食の秘けつ」 (2013)
    • 新常識医療編-ながら運動でアルツハイマー型認知症を予防 (2013)
    • 著者インタビュー「ボケない『長寿脳』の作り方」 (2014)
    • 短期集中連載「子供たちが薬漬けにされている!」 (2014)
  • 「ホスピタウン「間違いのない「35歳」からの病院選び」(2005)(日本医療企画
  • 「ビッグトゥモロウ 「迫られる情報開示〜客観的に医療機関を選ぶ時代がやって来た!〜」」インタビュー記事掲載(2005)(青春出版
  • 「ナーシング・トゥデイ「TODAY FEATURE」〜情報の交差点に立って命の真実を伝えたい〜 インタビュー記事掲載」(2005)(日本看護協会出版会
  • 「建築ジャーナル「国民の命の保障を放置した医師免許・専門医制度」インタビュー記事掲載」(2006)(建築ジャーナル
  • 「医学書院「病院」病院アウトカム情報の開示・提供の新たな局面 鼎談記事 掲載」(2006)(医学書院
  • AERA (朝日新聞社
    • 不妊治療の盲点:「つくる」と「育てる」の溝 (2006)
    • 不妊治療の盲点:薬のリスク〜排卵誘発剤の二重の壁 (2006)
    • 不妊治療の盲点:多胎のリスク〜複数移植は時代遅れ (2006)
    • 「ランキングを賢く使うには」インタビュー記事 (2006)
  • 「Weeklyぴあ 映画『シッコ』特集 命を救う(!?)ロングインタビュー マイケル・ムーアの処方箋コラム記事掲載」(2007)(ぴあ
  • 「日刊スポーツ「再び起きた『たらい回し』の悲劇 縦割り弊害 母体の救命が後手に」(2008)(日刊スポーツ
  • 「広告月報 10月号「新聞6紙共同企画『新聞広告の力』 読者の『読み解く力』を与える新聞記事と広告を」」(2008)(朝日新聞社
  • 「エコノミスト臨時増刊 マイドクター 「痛み!」の最強ドクター128人」(2008)(毎日新聞社
  • 週刊朝日 (朝日新聞出版
    • 崩壊 ニッポンの医療 これが元凶だ! (2008)
    • ツウの一見インタビュー 映画「鉄くず拾いの物語」 (2014)
  • 週刊文春 (文藝春秋
    • 小誌キャンペーンに猪瀬直樹都副知事独占インタビュー『もう東京都で妊婦たらい回しは許さない!』 (2008)
    • 救急崩壊 最前線 (2008; 全3回)
    • 医療再生プロジェクト
      • 「産婦人科の戦慄」(2008; 全4回)
      • 産婦人科『裏切られた約束』(2009; 全3回)
    • 院内感染だけではなかった 被害者9人の告白 『レーシック手術』が危ない (2009)
    • レーシックに横行する『違法ビジネス』 (2009)
    • 「医療機関」インフルワクチン争奪戦が始まった (2009)
    • 「新型インフルエンザ」徹底検証 麻生官邸「対策マニュアル」敗戦 (2009)
    • 里親同居一年で「転落死」 杉並3歳女児に医師が抱いた疑問 コメント掲載 (2010)
    • 医療最前線「認知症」を治す手術があった (2010)
    • 「反響続々!告発キャンペーン」(2010; 全4回)
    • 抗がん剤 イレッサ和解拒否 薬害を隠蔽した『官邸の4人組』 (2011)
    • 臓器売買執刀医万波グループを放置した厚労省の大罪 (2011)
    • セシウム汚染牛公表されない大手スーパー、出荷者の『実名』」」(2011)
    • 9月1日号:「杉並3歳里子虐待死 美魔女声優」 (2011)
    • 『4歳児と7歳児に甲状腺がんの疑い!』 私はこう考える (2012)
    • 自宅で死ぬために準備しておきたいこと (2012)
    • 江戸川病院臓器移植問題 (2012)
    • あぶない高齢出産 前編 (2012)
    • あぶない高齢出産 後編 (2012)
    • 認知症予防最新レッスン (2013; 全23回+拡大版スペシャル)
  • 月刊宝島 (宝島社
    • 連載「伊藤隼也が行く!ニッポンの医療現場」 (2010年 - )
    • 3.11後のニッポン「子どもの『命』を守る社会性に目覚めた母親たち」 インタビュー (2011)
  • 「赤ちゃんが欲しい 民主党・衆議院議員 仁木博文×医療ジャーナリスト 伊藤隼也 スペシャル対談 保険適用に期待大!不妊治療をとり巻く環境はどうなっているの?」(2010)(主婦の友社
  • SAPIO (小学館
    • 精神科医療連載「うつ病で病院に行くと殺される!?」 (2011)
    • 第二弾精神科医療連載「うつで病院に行くと殺される!?」 (2012)
    • 短期集中連載「エイズ 忘れられた病禍」 (2013)
    • 対談井原裕×伊藤隼也「うつは薬では治らない」 (2013)
    • 薬が危ない (2014)
    • “怠け者”や“KY”と言われ・・・「大人の発達障害」と共に生きる (2014)
    • 『医療のウソ』を暴く (2014)
    • 製薬会社からバイト代をもらった医師が『診療基準』を作っていた (2015)
  • 文藝春秋 (文藝春秋
    • 巨大津波現地密着PTSDとの闘い (2011)
    • 「最高のがん病院」大研究〜チーム医療がすべてを変える〜 (2012)
    • 予防は毎朝30分の昼寝から (2013)
    • 糖尿病 透析を防ぐ新しい特効薬 (2013)
    • 医療と健康新常識 糖尿病・認知症 (2013)
    • 看護師の笑顔でいい病院がわかる 石田昌宏 参議院議員 (2014)
    • 手術の苦痛を取り除く画期的メソッド (2014)
  • Domani (小学館
    • 性差医療 (2011)
    • 子宮頸がんワクチンの公費助成 30代女性が対象外なのはなぜ? (2011)
    • 新型インフルザにも効果のあるマルチワクチンが登場 (2011)
  • 「CanCam「女子の論点 医師不足・女性特有の病気」」(2011)(小学館
  • サンデー毎日 (毎日新聞出版
    • 厚労省の健康づくり運動不毛な中身 (2012)
    • 労働安全衛生法改正 ストレス・チェック義務化法案の中身 (2014)
    • 「ボケない『長寿脳』の作り方」紹介 (2014)
  • 「週刊プレイボーイ「ips治療だけじゃない!医療業界にはびこる研究ロンダリングの実態!!」」(2012)(集英社
  • 「週刊SPA!「医療破綻」」(2013)(扶桑社

著書・監修

その他

  • 「読売新聞朝刊「突発性正常圧水頭症」(iNPH)について 順天堂大学医学部附属順天堂医院 院長 新井一 氏 対談記事掲載」(2009)(読売新聞社
  • 岩貞吉寛 「自分で治せる! マッケンジーエクササイズで腰痛スッキリ解消!! (実用百科) 」(2011)(実業之日本社ISBN 978-4-408-63202-5
  • 「朝日新聞OTC医薬品対談 「これからのセルフメディケーション」エスエス製薬 塩野紀子社長」(2011)(朝日新聞社
  • 「静岡新聞他「新型インフルエンザ 特別措置法」」(2013)(共同通信

批判

  • 敬天新聞は2010年1月号で、伊藤は「はじめに結論ありき」で取材対象の言葉を脚色したり、マスコミの事件報道を医療ジャーナリストとして軌道修正するどころかさらに過激に扇情的にすることに執心するなどして、医療崩壊を煽っていると批判した[12]
  • 国立がん研究センターは、週刊文春2010年11月11日号(11月4日発売)における伊藤と同誌取材班による「『がん治療』日本はここまで遅れていた!」と題された記事について、国立がん研究センターが「がん難民に対して何ら策を講じずに、がん難民を作り続けている」という誤解を与えるものであり、ある思惑を持って記したのではないかと感ぜざるを得ないと批判した[13][14]
  • 福島第一原子力発電所事故の後、東京大学医科学研究所上昌広特任教授がTwitterで発信した内容[15]を、伊藤が2011月11月7日にTwitterで「福島医大からは100名が退職した」などと拡散したが[16]、そのような事実はないことが確認された後も、伊藤は訂正していないことが批判された[17]
  • やや日刊カルト新聞藤倉善郎総裁は、自由報道協会が主催した「精神医療被害の実態報告とその改善を求める記者会見」に、サイエントロジー教会の関連団体「市民の人権擁護の会」が出席して会見した問題で、伊藤が記者会見の開催に関与し、記者会見について「市民の人権擁護の会」を支持する内科医の内海聡に教示したために、記者会見にサイエントロジーが紛れ込んでしまったと批判した[18][19][20]
  • 日本薬剤師会は、フジテレビ系列の情報番組「とくダネ!」が2013年6月17日放送分で「医療の常識を疑え!院外の薬局増の裏側」と題し、伊藤も出演・コメントした上で、薬剤師が処方箋の内容を医師に質す疑義照会がほとんど機能しておらず、薬の過剰投与につながっていると報じたことに対し、事実と異なり、視聴者に誤解を与えかねないと強く抗議した[21][22][23]
  • 情報法制研究所の山本一郎事務局次長・上席研究員や、五本木クリニックの桑満おさむ院長は、伊藤の著書「うつを治したければ医者を疑え!」(2015年)について、「医師による抗うつ剤などの大量処方が理由で自殺者が増え、結果として覚せい剤による死者の25倍に至る」などの記述はデータの読み違いであり、医療不信を煽っていると批判した[24][25]
  • 熊本地震の後、2016年4月16日に伊藤はTwitterで「熊本済生会病院」にて物品や水などの不足があるとの情報の拡散を促す主張を行った[26][27]。一方、済生会熊本病院循環器内科の坂本知浩部長のインタビューでは、地震発生直後も院内の食糧や医療用品は枯渇していないとされ[28]、伊藤の主張と食い違いがみられた。内科医の名取宏は、伊藤が真偽不明の情報を取材に基づいて事実かどうかを検証しないままであるのなら、医療ジャーナリストとしての信頼性について疑問が生じると指摘した[29]
  • 無資格医による中絶手術後に患者が死亡したと報道された水口病院は、本件を最初に報道したフジテレビ「みんなのニュース」を監修し、同院を取材した医療ジャーナリスト(伊藤[30][31])は、中絶手術と死亡との因果関係が不明であることを理解しており、フジテレビは事実に沿った報道をすることが可能であったにもかかわらず、2016年12月5日に放送された「みんなのニュース」では、中絶手術によって患者が死亡したと視聴者等を意図的にミスリードしようとしたと批判した[32]。同院は、2017年4月7日をもって廃院を余儀なくされ[33]、同10月25日にはフジテレビに対する民事訴訟を提起した[34]
  • 新型コロナウイルス感染症が拡大する中、2020年2月23日に伊藤はTwitterで「大阪で原因不明肺炎が7000件も出ているという事実は把握していますよね? 」と発言し、物議を醸した。他のTwitterユーザーから「唐突すぎてビックリなんですが」との指摘を受け、「ソースは明かせませんか、僕も昨晩聞いて驚いていますが精査が必要です」とツイートしたが、翌24日に元のツイートを削除した[35]
  • 社会学者の古市憲寿は、「とくだね!」の2020年3月12日放送分の新型コロナウイルス関連の話題において、伊藤が過去にTwitterでインフルエンザワクチンに効果がないと発言していたことを指摘し、「伊藤隼也さんがデータとか言っても、ちょっと何か信じられないのは、なんかインフルエンザワクチンとかにも反対してるじゃないですか」などと批判した[36]
  • 厚生労働省は、「とくダネ!」の2020年5月8日放送分の新型コロナウイルス関連の話題において、伊藤が「厚生労働省はPCR検査など感染防止のために使うものに補助金を出しているが、特定のメーカーを名指しし、行政が使っていないものは使ってはいけないという通知を出している」と発言したことに対し、関係する通知に「行政が使っていないものは使ってはいけない」旨の記載はなく、例えば民間機関におけるPCR検査機器の導入補助のためにも活用可能であるなどと否定した[37]

出典

  1. ^ a b c d プロフィール - SHUNYA-ITO.TV (公式サイト) 2014年11月9日閲覧。
  2. ^ 医療情報研究所 About us”. imi-tokyo.com. 2020年1月10日閲覧。
  3. ^ 本人のツイート
  4. ^ https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3372912/3
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  6. ^ https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3372954/4
  7. ^ https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3373064/56
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  9. ^ https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3374622/82
  10. ^ https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3374621/71
  11. ^ https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3476517
  12. ^ 医療崩壊を煽る医療ジャーナリスト伊藤隼也の、とある真相追究”. www.keiten.info. 2020年1月10日閲覧。
  13. ^ 平成22年11月11日号週刊文春の記事に対する見解について|国立がん研究センター”. www.ncc.go.jp. 2020年1月10日閲覧。
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  16. ^ itoshunyaの2011年11月7日のツイート- Twitter
  17. ^ 原発作業員4300名が死亡!!? Twitterでデマ情報が拡散” (日本語). EXドロイド(エックスドロイド). マイクロコンテンツ株式会社. 2020年1月10日閲覧。
  18. ^ 藤倉善郎 (2012年4月20日). “やや日刊カルト新聞: 「サイエントロジー記者会見」を主催しちゃった自由報道協会(1)”. やや日刊カルト新聞. 2020年1月10日閲覧。
  19. ^ 藤倉善郎 (2012年4月20日). “やや日刊カルト新聞: 「サイエントロジー記者会見」を主催しちゃった自由報道協会(2)”. やや日刊カルト新聞. 2020年1月10日閲覧。
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  21. ^ 日本薬剤師会、フジ「とくダネ!」に抗議 - ココヤク News -”. web.archive.org (2014年12月19日). 2020年1月10日閲覧。
  22. ^ 日刊ゲンダイ|フジ「とくダネ!」に薬剤師会が猛抗議、顛末を聞くと……”. web.archive.org (2014年2月27日). 2020年1月10日閲覧。
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  28. ^ 日経メディカル. “徹夜でトリアージ、2日ぶりの帰宅でくつろいでいたときに本震が…” (日本語). 日経メディカル. 2020年1月10日閲覧。
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  37. ^ 厚生労働省 新型コロナに関する「とくダネ」報道を否定 支援交付金「特定のメーカーを名指し」などの発言” (日本語). スポニチアネックス. 2020年5月12日閲覧。

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