伊藤成彦

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伊藤 成彦
(いとう なりひこ)
生誕 (1931-10-24) 1931年10月24日(86歳)
日本の旗 日本 石川県金沢市
研究分野 社会思想史
研究機関 中央大学
出身校 東京大学東京大学大学院
プロジェクト:人物伝

伊藤 成彦(いとう なりひこ、1931年10月24日 - )は、日本政治学者文芸評論家中央大学名誉教授。

来歴[編集]

思想・発言[編集]

  • 1970年には雑誌『文学的立場』に拠り、「内向の世代」批判を展開した。
  • 「日朝国交正常化交渉の中断は、日本側が共和国(北朝鮮)にたいして、核疑惑や大韓航空機爆破犯の女性の日本語教師だったとされた李恩恵など何の根拠もない問題をもちだした結果でした」[3]
  • 「(国交正常化交渉で)もう一つ懸念されるのは、行方不明者の問題、日本政府が主張しているいわゆる拉致問題です。『拉致問題』にはいっさいの証拠がないため、これをとりあげてハードルを高くしようと思えば無限に高くしていけます」[4]
  • 「日本の植民地支配がなければ、朝鮮民族が戦争に巻き込まれることはなく、外国軍が来ることも、38度線での分断もありえなかった。従って日本は、済州島四・三事件について済州島民に謝罪すべきだ」[5]
  • 「参政権は国民固有の権利」という意識は19世紀の論議であるとして、外国人に日本人と同様の被選挙権を含む参政権を与えるべきだと主張している[6]
  • 2010年2月19日、「韓日平和議員会議」(会長:斎藤勁)の創立式で、同会議が北東アジア平和と民主主義発展に向け、日本による強制併合に対する謝罪や日朝国交正常化、米朝間の平和協定締結などの課題を推進すべきだと述べた[7]
  • 増田都子の活動を応援をしている[8]
  • NPO法人ピースデボのアドバイザーを務める[9]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『「近代文学」派論』(八木書店、1972年)
  • 『共苦する創造力 現代を問う文学』(論創社、1978年)
  • 『反核メッセージ 文学の立場から』(連合出版、1983年)
  • 『闇に育つ光 日韓民衆連帯運動・私の記録』(谷沢書房、1990年)
  • 『戦後文学を読む』(論創社、1990年)
  • ローザ・ルクセンブルクの世界』(社会評論社、1991年/増補版、1998年)
  • 『軍隊のない世界へ 激動する世界と憲法第九条』(社会評論社、1991年)
  • 『一九九〇年朝鮮問題の回顧と展望』(「朝鮮問題」懇話会、1991年)
  • 『軍隊で平和は築けるか 憲法第九条の原理と私たちの選択』(社会評論社、1995年)
  • 『時標としての文学 1984〜1995』(御茶の水書房、1995年)
  • 『闇を拓く光 21世紀の日韓・日朝関係に向けて 伊藤成彦・朝鮮問題論集』(御茶の水書房、2000年)
  • 『物語日本国憲法第九条 戦争と軍隊のない世界へ』(影書房、2001年)
  • パレスチナに公正な平和を! 剣を鋤に打ちかへ槍を鎌に打ちかへん』(御茶の水書房、2002年)
  • 9.11事件以後の世界と日本』(御茶の水書房、2003年)
  • 『武力信仰からの脱却 第九条で21世紀の平和を』(影書房、2003年)
  • 『東北アジア平和共同体に向けて 今こそ、日米安保体制の転換を』(御茶の水書房、2005年)
  • 『ローザ・ルクセンブルク思想案内』(社会評論社、2009年)
  • 『歴史に生きるローザ・ルクセンブルク 東京・ベルリン・モスクワ・パリ 国際会議の記録』(社会評論社、2014年) ISBN 978-4-7845-1523-3

編著[編集]

  • 『東アジアの平和のために国境を越えたネットワークを 沖縄での市民協議の試み』(岩波書店[岩波ブックレット]、2004年)

共編著[編集]

訳書[編集]

  • ブラス・ロカ『キューバ現代史』(三一書房、1963年)
  • パウル・フレーリヒ『ローザ・ルクセンブルク その思想と生涯』(東邦出版社、1968年/改訂版、1973年)
  • ローザ・ルクセンブルク『ヨギヘスへの手紙 1-4』(河出書房新社、1976年 - 1977年)
  • 尹伊桑、ルイーゼ・リンザー『傷ついた龍 一作曲家の人生と作品についての対話』(未來社、1981年)
  • ローザ・ルクセンブルク『ロシア革命論』(論創社、1985年)
  • 金大中『新しい時代を拓くために 民主主義・人権・民族統一』(影書房、1998年)

注釈[編集]

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  1. ^ 現代コリア 佐藤勝巳 2008年11月11日 「贖罪意識」の犯罪[1]
  2. ^ 聯合ニュース 2009年11月13日 東京で金大中元大統領の追悼会、4百人が出席 [2]
  3. ^ キムイルソン主義研究 1999年10月号
  4. ^ キムイルソン主義研究 2000年7月号
  5. ^ 朝鮮新報 2008年4月23日
  6. ^ 2001年1月24日 民団新聞[3]
  7. ^ [4] 聯合ニュース
  8. ^ わたしたちは増田都子さんを応援します [5]
  9. ^ [6]