仮面ライダー (仮面ライダー電王シリーズ)

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仮面ライダー(仮面ライダー電王シリーズ)(かめんライダー)では、特撮テレビドラマ仮面ライダー電王』、及びその関連作品に登場する「仮面ライダー」について記述する。

劇場版のゲスト仮面ライダーについては各作品の項目を参照。

概要[編集]

劇中では「仮面ライダー」や「ライダー」などの名称は使用されず、単に「電王」や「ゼロノス」などと呼称される。『週刊 仮面ライダー OFFICIAL DATA FILE』、『仮面ライダーthe 40thコレクション』ではそれぞれ(〜型)装甲戦士と称される[要ページ番号]。「時の列車」の防衛システム的な立場で、主要なアイテムは人間がイメージした形を基に作られる。

各ライダーに共通して、マスク電仮面や強化服オーラスキン、追加装甲オーラアーマーといった、自身のオーラやイマジンがフリーエネルギーによって変換されたものがボディに装着される。また、フォームチェンジの際にはイマジンそのものを憑依させ、性格や戦い方を含む全てを反映させる場合がある。

デザイン上の共通のモチーフは電車である。顔やボディにレールが刻まれていてその上を電仮面が走る、電仮面に覆われない口元のレールが他の仮面ライダーでいうクラッシャーに相当する意匠となる、電王などの変身アイテムが非接触型ICカード乗車券を模している、などといった具合である。

仮面ライダー電王[編集]

野上良太郎がデンオウベルトライダーパスを使用して変身する仮面ライダー。彼に憑依するイマジンも実体化によって自分のオーラをフリーエネルギーに変換したフォームに変身可能[1]。複数のライダーパスがあれば同時変身も可能。イマジンが憑依した(もしくは直接変身した)各フォームはそれぞれのイマジンの決め台詞を言う[2]

テレビシリーズ第1話でのハナの発言から特異点であることが変身可能な条件であると思われる。しかし実体化したイマジンも変身でき、『ディケイド』の「電王の世界」では変身者である良太郎がデンライナーと別行動していて、単体で変身可能なはずのモモタロスたちも世界の崩壊の影響で実体化できなくなったため、他の人間に憑依して変身していた。劇中では士とユウスケ(共にソードフォーム)・夏海(ロッド・アックス・ガンフォームの3形態)といった『ディケイド』のレギュラーたちが変身していた。

公式サイトや『俺、誕生!』のDVDの字幕、台本などでは「憑依するイマジンのイニシャル+電王」(例えばモモタロスが憑依したソードフォームは「M電王」)として区別されるが、ジークが憑依したウイングフォームのみ「W電王」と呼称される[3]

フォーム
プラットフォーム
電王の素体形態。基本カラーはだが、ウイング・クライマックス・ライナー・超クライマックスフォームに変身する場合はそれぞれに対応して外見が変化する。フォームスイッチを押さずに良太郎が単独変身した場合や各フォームからイマジンが離れた場合にはこのフォームとなる。またイマジン達との“繋がり”が悪くなると出力されるフリーエネルギーが少なくなり、ライナーフォーム以外にはフォームチェンジ出来なくなる。
基礎体力は生身より上昇しており、デンガッシャーも使用可能[4]だが、スペックの数値的には弱い部類に入り、劇中ではあっさり負けてしまうことが多い。また、この形態でイマジンが自分の判断で憑依しても直接各フォームに変身することはないが、モモタロスやリュウタロスが憑依した際はこの形態でも敵イマジンの攻撃を軽くあしらう強さを見せていた。
基本的に電王への変身はこのフォームを介してオーラアーマーの装着が行われるが、各イマジンが単独で変身する場合はプラットフォームを経ずに直接各フォームに変身する(ネガタロスが変身するネガ電王は除く)。またTVシリーズ終盤や劇場版ではイマジンが憑依した際に自動的にオーラアーマーが分離してフォームチェンジすることもある。
ソード・ロッド・アックス・ガンの各フォームのオーラアーマーは同一のパーツが前後入れ替わり、可変などしてこの形態に装着される。
良太郎の「弱さ」を表現するために、白倉伸一郎プロデューサーの提案で撮影直前に急遽デザインされた物だが、結果的に物語中で非常に重要な役割を幾度も演じることとなった[5]
ソードフォーム
モモタロスのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する電王の基本形態。基本カラーは。電仮面は桃のレリーフが顔のデンレールを伝わって眼前に収まり、中央から割れた状態で固定され、葉の部分はチークガードのように移動する。
常に正面から敵に挑み手数の多さで圧倒する戦闘スタイルが特徴で、デンガッシャー・ソードモードを使用する剣術戦・白兵戦を得意とする。しかしスピードにやや特化していることと武器の特性上、防御力の高い敵や空中から襲ってくる敵が苦手で、モモタロスが泳げないため水中戦も不可能(水中に逃げた敵をデンガッシャー・ソードモードの刃先を飛ばして攻撃することは可能)。
ロッドフォーム
ウラタロスのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する派生形態。基本カラーは。電仮面は海亀のようなレリーフが頭頂からデンレールを伝って眼前で固定され、ヒレが逆転して角状のアンテナに可変。甲羅部分が複眼となる。オーラアーマーはソードフォームのパーツを前後逆に着装し、胸部が左右に展開され、ショルダーガードになる。チェスト部分もまた亀甲柄を思わせる。
巧みな話術と足技を絡めたテクニックを駆使して敵を翻弄する戦闘スタイルが特徴で、デンガッシャー・ロッドモードを使用する中距離白兵戦を得意とする。水中・空中にいる敵に対しても優位に戦闘を進めることができ、戦闘を離脱しようとした敵を強制的に引き戻すことも可能。またウラタロスが泳げるため水中戦が可能。
アックスフォーム
キンタロスのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する派生形態。基本カラーは金色。電仮面は斧型のレリーフがデンレールを伝い眼前に固定される。外側が左右に展開して「金」の字を象っている。オーラアーマーは単純にソードフォームの前後が入れ替わった状態である。
4フォーム中最もパワー・防御力・パンチ力に優れ、高い防御力を活かして敵の攻撃を受け止めて真っ向から力押しで圧倒する戦闘スタイルが特徴。本条との契約中に空手と間違えて会得した相撲の張り手や突っ張り、デンガッシャー・アックスモードを使用する近接格闘戦を得意とする。
ガンフォーム
リュウタロスのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する派生形態。基本カラーは。電仮面は龍の顔で、オーラアーマーはソードフォームの装甲が上部に展開した形となる。
4フォーム中最もキック力・スピード・ジャンプ力・機動力に優れ、総合的な戦闘能力は4フォーム中最も高い。4フォーム中唯一遠距離戦ができ、一方的に攻撃して敵に反撃の隙を与えない戦闘スタイルが特徴。ダンスの動きを取り入れた格闘戦やデンガッシャー・ガンモードを使用する銃撃戦を得意とする。しかし武器の特性上接近戦では不利になることもある。
リュウタロスの性格上、周囲の障害物を気にも留めずに銃弾を乱射したり強引に戦闘を仕掛けることが多いため、良太郎が自分の意思でこのフォームに変身することは滅多になく、良太郎自身の意思で変身したのはテレビシリーズ31話と最終話のみと非常に少ない。
ウイングフォーム
ジークのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する特殊形態。基本カラーはと金色。電仮面は水色を基調にした白鳥のような形状で、首を折り畳むように変形して装着される。変形後の電仮面はを象った形状で、オーラアーマーも肩が翼状になっている。変身直後に一瞬だけ背中のオーラアーマーが展開した巨大な翼が出現する(『俺、誕生!』のみの描写)。
他の4フォームと異なり、フォームチェンジ完了後は汽笛ではなく白鳥の鳴き声のような音が鳴る。シルエットはソードフォームに酷似しているがオーラスキンは金色、オーラアーマーは白を基調とした色になっており、変身中・フォームチェンジ中に出現するプラットフォームもその色になっている。
全フォーム中最もスピード・ジャンプ力・機動力に優れ、敵の攻撃を避けつつデンガッシャー・ブーメランモード&ハンドアックスモードで重い一撃を叩き込む近接格闘戦を得意とする。しかしジークの性格上油断しやすく、危機を招くこともある。戦闘中は腰の後ろに手を当てていることが多い。
『俺、誕生!』のポスターではガオウと戦う姿が描かれているが、実際は戦闘は行わずに背後から不意打ちを食らってダウンしてしまった。
クライマックスフォーム
ケータロスによってモモタロスたち4体のイマジンのオーラを一挙にフリーエネルギーに変換して変身する電王の最強形態の一つ。決め台詞は特にないが、『クライマックス刑事』で「俺達、参上!」と言った。基本カラーは赤。4つの電仮面を各部(ロッドが右肩、アックスが左肩、ガンが胸部)に配したその形状から、劇中では「てんこ盛り」と呼称される。頭部の電仮面はソードフォームから桃の皮が剥けるようなイメージで変形する。その外見から敵に「気持ち悪い」と評されることもある。基本的にプラット・ソードフォームから変身するが、設定上どのフォームからでも変身可能。実際にテレビシリーズ第44話や『クライマックス刑事』ではガンフォームから、『さらば電王』ではM良太郎から直接、『レッツゴー仮面ライダー』ではモモタロスが単独変身したソードフォームから変身している。
各フォームの長所を併せ持ち、4フォーム全てのデンガッシャーと必殺技を使用できるが、基本人格がモモタロスであるため、使用するのはほとんどソードモードである(テレビシリーズ第44話でガンフォームから変身した際には一時的にガンモードを使用した)。また使用する技に応じて全身のデンレールを経由し、ソード以外の電仮面を移動させ、電仮面を左腕に集中させたパンチモードと右足に集中させたキックモードとなる。
良太郎はこのフォームを気に入っているが、イマジンらの方は当初窮屈なため積極的に変身することを嫌っていた。また彼らの心が一つにならなければ変身できないが、全員が同じことを考えてさえいればその内容に制限はない。電仮面部分の痛覚はそれぞれに対応するイマジンが感じるため、モモタロスはほとんど痛みを感じないが、他の3人がいきなり動いた場合などはモモタロスが痛みを感じる。
『さらば電王』で仮面ライダー幽汽 ハイジャックフォームによる攻撃を受けて変身解除されるまでは無敗を誇っている。
ライナーフォーム
良太郎に憑依して戦えなくなったモモタロスたちが生み出した、デンカメンソードを使用して強化された良太郎のオーラをフリーエネルギーに変換して変身する電王の最強形態の一つ。基本カラーは赤。電仮面はデンライナーゴウカ、ボディはキングライナーを模している。基本人格は良太郎のままだが、デンカメンソードのモードによって戦闘スタイルが変化する。クライマックスフォーム同様、ベルトにはケータロスが装着されている。
良太郎自身の戦闘能力の低さを補うため、モモタロスたちは基本的にデンライナー食堂車内に特設した4つのブースがある大型回転椅子で待機し、そこからデンカメンソードを介して良太郎と会話してサポートを行う。この椅子の席には優劣が存在しており、進行方向に向かっている席が上座に相当し、デンカメンソードの各モード時、良太郎との会話時には上座にいるイマジンのみが権利を行使できるため、上座の奪い合いも多々行われている。その他の席ではデンカメンソードのモードにも反映されず、良太郎との会話も不可能。なお劇中で上座にいることは、カメラ正面に位置していることがそれを表すという演出が行われている。
デンカメンソードのターンテーブルを回転させ、出現した金色のレール上を滑るように移動しながら後方より出現するオーラライナーと共に突撃する数々の必殺技を持ち、これらは良太郎によって電車斬りと総称される。ソードの各デンカメンモードに連動してモモタロスらの椅子も回転するため、使用後はモモタロスらが酔うこともある。デンカメンソードと椅子の連動は一方通行で、いくらイマジンが椅子を回してもデンカメンモードには反映されず、デンカメンモードの選択権はあくまで電王が持っている。
総合的な戦闘能力ではクライマックスフォームに劣るが、機動力では上回っており、デンカメンソードを使える利点もある。
『さらば電王』ではデンカメンソードを使用せずに変身し、デンガッシャー・ソードモードも使用している。
良太郎が時間の歪みの影響で少年の姿になってからはこの形態に変身していないが、『ウィザード』最終話ではアマダムが奪ったライダーたちの力を取り戻した際にソードフォームからモモタロスの人格のままで変身した。
仮面ライダーミニ電王
モモタロスが少年時代の良太郎に憑依して変身した特殊形態。詳細はこちらを参照。
超クライマックスフォーム
モモタロス達にジークを加えた5体のイマジンのオーラを一挙にフリーエネルギーに変換して変身するクライマックスフォームの強化形態。詳細はこちらを参照。
スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m)
プラットフォーム 180cm 80kg 1t 3t 10m 10秒
ソードフォーム 190cm 87kg 5t 7t 35m 5.2秒
ロッドフォーム 187cm 102kg 4.5t 9t 20m 9秒
アックスフォーム 185cm 93kg 8t 5t 30m 7秒
ガンフォーム 197cm 98kg 6t 10t 42m 4秒
ウイングフォーム 193cm 90kg 4t 8t 50m 3.8秒
クライマックスフォーム 190cm 119kg 8t 10t 42m 4秒
ライナーフォーム 195cm 94kg 6t 7t 45m 3.5秒
ツール
デンオウベルト
電王の変身ベルト。ライダーパスを持つ装着者のチャクラを利用して実体化する。バックル部はICカード専用改札機を象っている。各フォームに対応する4色のスイッチ押すことでフォームを選択し、この時固有の電車のミュージックホーンのような効果音が発生する。この状態からバックル部のターミナルバックルにライダーパスをセタッチ(Set and Touchの略だが劇中で呼ばれたことはない)することでプラットフォーム以外は各フォームの名称の電子音声と共に電王に変身する。変身と同時にベルトの両サイドにデンガッシャーの各パーツをセットするホルダーが装着される。ベルトを外すことで自動的に変身解除される。
ウイングフォームの場合は黒くフォームスイッチが独自の形状に変化し[6]、バックル部分は専用のものになっている。また変身待機音はハープの演奏のような優雅な物である[7]
パスをターミナルバックルにセタッチすることで、「Full Charge」の電子音声と共にフリーエネルギーをフルチャージして必殺技を発動する。
番外編ではあるが、後の仮面ライダーディケイドのネットムービーにおいてのみ、変身に失敗すると「Error」と発声している。またバックルのマークは本来シングルアームのパンタグラフを模しているが、形がアルファベットの「T」に見えるため同ネットムービーにおいて「Train」「Tokei」「電車の分岐点をイメージしている」などの説が浮上した。
ライダーパス
電王への変身やデンライナーの呼び出しなどに使用するパス。劇中では単に「パス」とだけ呼称される。時刻がぞろ目になる瞬間に任意の扉にかざすことでデンライナーの走る異空間への扉が開かれる。パスやチケット自体は単なる乗車券として複数流通しており、時を越えるために利用する一般人もいる。
リュウタロスを除く良太郎に憑依しているイマジンたちがデンライナーに乗車できるのは、良太郎が所有するライダーパスの共有をオーナーから認められているためである。そのため契約して実体化した場合や良太郎がパスの共有を拒否した場合はそのイマジンは不正乗車となってオーナーから乗車拒否の宣告を下され、時の狭間を永遠に彷徨うことになる。ゼロライナーとも互換性がある。
前述の通りベルトのターミナルバックルにセタッチすることでフリーエネルギーをフルチャージして各フォームの必殺技を発動するが、セタッチ後はパスを放り投げることが多い。この放り投げたパスを探すシーンは『EPISODE YELLOW』で初めて描かれたが、パスを海東大樹に奪われ、さらにデンライナーまで盗まれるという呆気ない事態を招いてしまった。そのためアックスフォームに変身した際はフルチャージ後にパスを放り投げずに腰に閉まっている。
ライダーチケット
ライダーパスと共に使用されるチケット。ブランクのチケットを契約者の頭にかざすとイマジンの画像と飛んだ年月日が表示される。ライダーパスにチケットを入れ、デンライナーゴウカに格納されているマシンデンバードにセットすることで、デンライナーを操縦してイマジンの飛んだ過去へ移動できる。この時に車両の先頭部分にチケットに表示された行き先の年月日が表示される。
あり得ない日付が記されたチケットや日付の入っていないチケットをセットされると時の列車は暴走してしまう。片道のチケットは役目を終えると、ゼロノスカードが変身で消費するのと同様に消滅してしまう。
デンガッシャー
電王が携行している万能武器。通常は一番:ソードパーツ・二番:ガンパーツ・三番:アックスパーツ・四番:ロッドパーツの4つのパーツに分離してベルト両サイドのホルダーにセットされているが、状況に応じて連結させ、ソードフォーム専用のソードモード、ロッドフォーム専用のロッドモード、アックスフォーム専用のアックスモード、ガンフォーム専用のガンモード、ウイングフォーム専用のブーメランモードハンドアックスモードと、各フォームに対応する5つの形態を使い分ける。4つのパーツは近づけるとフリーエネルギーによって自動連結する。オーラアーマーと同様にフォームチェンジに伴い自動的に連結する場合もある。
ソードモード
ソードフォーム専用の剣形態。刀身部は必殺技発動時にはフリーエネルギーをフルチャージして本体から切り離し、遠隔操作できる。
前述の通りソードフォーム以外のフォームでも使用されている。『ディケイド』15話ではアリゲーターイマジンが奪い取って使用したほか、電王からファイナルフォームライドしたデンオウモモタロスがモモタロスォードとの二刀流を披露した。
ロッドモード
ロッドフォーム専用の竿・槍形態。通常は槍のように振るい、先端の刃で敵を突き刺す。持ち手にあるリールを回転させることでオーラの糸を伸ばし、巨大な鯨をも吊り上げて捕縛できる。
必殺技発動時にはフリーエネルギーをフルチャージし、亀甲状の網に変化させることも可能。『EPISODE YELLOW』ではウラタロスがロッドフォームに変身せずに使用した。
アックスモード
アックスフォーム専用の斧形態。頑丈で高い破壊力を誇り、投げつけて使用することも可能。
ガンモード
ガンフォーム専用の銃形態。フリーエネルギーを変換した高い破壊力の銃弾を連射する。
『クライマックス刑事』ではオーナーも使用して、催眠の効果がある旗を発射させて、デンライナー署で暴動起こす人達やそれを止めようとしたモモタロス達を眠らせた。
ブーメランモード&ハンドアックスモード
ウイングフォーム専用のブーメラン&手斧形態。ブーメランモードは右手に持ち、投げ付けるだけでなく小型の剣としても威力を発揮する。ハンドアックスモードは左手に持ち、アックスと同様に頑丈で高い破壊力を誇る。
ケータロス
クライマックスフォームへの変身やデンカメンソードの呼び出しに使用する赤い携帯電話型ツール。『俺、誕生!』における牙王との戦闘で、モモタロス以外の3体が別の時間の良太郎に取り憑いたことが原因で一時的に消滅した際、良太郎の「ずっとみんなと繋がっていられたら」というイメージが具現化し、残った彼らの砂から出現した。契約したイマジンがどこにいようと会話でき、通常の電話機能も持ち合わせる。
3(モモ)・6(ウラ)・9(キン)・#(リュウ)・コールボタンの順にフォームスイッチを押した後、右横のスイッチを押し(その際「Climax Form」の電子音声が発声される)、デンオウベルトに装着することで変身する。当初はケータロスからレールのような物が出現してデンオウベルトに合体され、それに沿って移動することで自動的に装着されていたが、途中から直接手で装着するようになる。またベルトに装着された状態で召喚されることもある。
中央のチャージアンドアップスイッチを押し、ライダーパスを展開してセタッチする事で、「Charge And Up」[8][9]の電子音声と共にフリーエネルギーをフルチャージして必殺技を発動する。
『さらば電王』ではクライマックスフォーム・ライナーフォーム共にケータロスが装着されたデンオウベルトにライダーパスをセタッチして変身した。
普段は良太郎が所持しているが、『レッツゴー仮面ライダー』ではモモタロスが所持していた。
デンカメンソード
ライナーフォームへの変身にも使用する剣型の武器[10]。未知の未来への分岐点の影響によって2007年以前の世界で良太郎にイマジンが憑依できなくなったため、ウラタロスとオーナーの提案によってリュウタロスのデザインを基にモモタロスたちのイメージを具現化させて出現した。ケータロスをコールボタンを押さずにプラットフォームのデンオウベルトに装着(ケータロスが取り付けられた状態のデンオウベルトを良太郎が装着)することで召喚し、峰部分のスロットにライダーパスを装填することで変身する。
モモタロスら4体のイマジンのオーラエネルギーを電仮面に変換し、グリップのターンテーブル上に円陣を組むことで形成されており、その形状から盾として使用されることも多い。本体の重量を活かし、鋭利な刀身で敵を斬り裂く。吊革状のレバー[11]を軽く引いてターンテーブルを90度回転させることで、モモタロスたちが待機する食堂車内の回転椅子も連動して回転し、刀身側に位置する電仮面に対応するモモソードウラロッドキンアックスリュウガンの4つのモードの選択が可能。このモード選択によって対応するイマジンとの会話や能力・必殺技の使用が可能。また選択したイマジンの戦闘技術をある程度トレースでき、リュウガン時には軽快なステップ、キンアックス時にはノーガードによるゴリ押し戦法を取った。ただし標準モードにあたるモモソードでは通常の良太郎の動きのままである。リュウガンモードでは、フリーエネルギーを光弾化させて発射可能。テーブルを数回転させた場合は「フルスロットルブレイク」をモモソードの状態で発動可能。
必殺技
括弧内は使用フォーム。
デンライダーキック(ソード・ロッド)
ソード・ロッド・アックス・ガンフォームの共通技。ソードフォームは『超・電王』で俺の超必殺技として使用。回し蹴りを2発決めた後、跳び回し蹴りを叩き込む。ロッドフォームはソリッドアタックによって動きを封じた状態から跳び蹴りを叩き込む。破壊力は20t。
エクストリームスラッシュ(ソード)
フルチャージによって強化されたデンガッシャー・ソードモードで敵を一刀両断する。モモタロスは俺の必殺技と呼称しており、斬り方などの違いで技の名前や太刀筋に差異が見られ、基本的には刀身を本体から分離させて遠隔操作して敵を切り裂く。
幻の俺の必殺技パート1
『俺、誕生!』にて使用。刀身を分離させずすれ違いざまに切り裂く。
俺の必殺技・特別篇
『俺、誕生!』にて使用。フルチャージを2回行い、分離させた刀身を地面に潜りこませて地中から引っ張り上げて切り裂く。
俺の必殺技ファイナルバージョン
TVシリーズにおけるデスイマジンとの最終決戦で使用。刀身に仲間のイマジンのフリーエネルギーをチャージさせて連続斬りを放つ。
ソリッドアタック(ロッド)
フルチャージによって強化されたデンガッシャー・ロッドモードを敵に突き刺して捕縛するパターン、敵を薙ぎ払う形でフリーエネルギーの光弾を放つパターンの2種類が存在する。
ダイナミックチョップ(アックス)
フルチャージによって強化されたデンガッシャー・アックスモードで敵を両断する。ハイジャンプからの兜割りと周囲を薙ぎ払う2つのパターンが存在する。技名を使用後に言うことが特徴だが、『さらば電王』と『EPISODE YELLOW』では使用前に言っている。
ワイルドショット(ガン)
フルチャージによって強化されたデンガッシャー・ガンモードと両肩のドラゴンジェムから紫色のエネルギー光弾を発射する。
ロイヤルスマッシュ(ウイング)
フルチャージによって強化されたデンガッシャー・ブーメランモードとハンドアックスモードをそれぞれ時間差で投げ付け、戻って来たブーメランモードを取ると同時にアックスモードで斬り付ける。『さらば電王』ではデンガッシャーを同時に投げつける形となっている。
ボイスターズキック(クライマックス)
キックモードの状態で跳び蹴りを叩き込み、ロッドフォームの電仮面の刃を突き刺す[12]。破壊力は30t。
ボイスターズパンチ(クライマックス)
パンチモードの状態でパンチを叩き込み、アックスモードの電仮面の刃を突き刺す。破壊力は30t。
ボイスターズシャウト(クライマックス)
胸部のガンフォームの電仮面を展開させ、オーラエネルギーのミサイルを多数発射する。
ボイスターズスラッシュ[13](クライマックス)
ソードフォームと同様にデンガッシャー・ソードモードから繰り出すエクストリームスラッシュの強化版。発動時には刀身が虹色に輝く。モモタロスは俺(達)の必殺技[14]と呼称し、クライマックスバージョンという呼び名が付く。
デンカメンスラッシュ(ライナー)
デンライナーゴウカを模したオーラライナーと共に突撃し、デンカメンソード(モモソード)の刀身から伸びるオーラエネルギーの刃で敵を一刀両断する。
デンカメンアタック(ライナー)
デンライナーイスルギを模したオーラライナーと共に突撃し、刀身にオーラエネルギーを纏ったデンカメンソード(ウラロッド)で敵を刺し貫く。
デンカメンチョップ(ライナー)
劇中未使用。
デンカメンショット(ライナー)
デンライナーイカヅチを模したオーラライナーと共に突撃し、刀身にオーラエネルギーを纏ったデンカメンソード(リュウガン)を投げて敵を貫く。
フルスロットルブレイク(ライナー)
ゴウカ・イスルギ・レッコウ・イカヅチを模した4つのオーラライナーと共に突撃する最強技。ただしこの技を使用するためにはデンカメンソードのターンテーブルを素早く1周以上回転させるため、それに連動している回転椅子も高速で回転し、イマジンたちが目を回してしまうという欠点がある。
斬撃攻撃(正式名称不明 / ライナー)
『さらば電王』でソードフォームと同時に使用。ケータッチのボタンによってフルチャージして強化されたデンガッシャー・ソードモードで強力な斬撃を繰り出す。
『バトルDVD』使用必殺技
全てライナーフォームで使用。
ストレッチパンチ&キック
ウラタロスから教わった技。手を回しながらの連続パンチと足伸びでのキックを叩き込む。
プッシュキック
キンタロスから教わった技。進む事にキックを連続で叩き込む。
ロールパンチ
リュウタロスから教わった技。
ブンブンスクリュー
モモタロスから教わった技。腕をブンブンと回し、横回転で体当たりする。
電車突進
「フルスロットルブレイク」に酷似しているが、回転椅子に座るイマジンたちも走っている。
専用ビークル
マシンデンバード
  • 全長:2130mm
  • 全幅:790mm
  • 全高:1180mm(通常時)・1390mm(高速走行時)
  • 最高時速:360km(通常時)・1010km(高速走行時)
  • 乗車定員:2名
  • ベース車種:ホンダXR250[要出典]
電王の専用バイクにして、デンライナーの運転席を兼ねるコントローラー。基本カラーは青と白。先端は新幹線を模している[15]
普段はデンライナーゴウカ1号車に格納されており、ライダーパスをキーボックスに差し込むことで起動する。デンライナーの運転中はデンバードのエンジンも稼動し、タイヤは勢い良くその場で回転する。デンバードに取り付けられた射出ボタンを押すことでデンライナーから射出され、普通のバイクとしても使用可能。バイクとしては変身後の電王が主に使用しているが、M・U良太郎も運転したことがある。良太郎が憑依・変身せずに運転したことは一度もない。車体後部のパンタグラフを立てることで空気中の電気を吸収して高速走行も可能。前輪に武装も備えているが、劇中未使用。
複数台存在するのか、テレビシリーズ第41話でオクトイマジンに洗脳されガソリンの缶に突撃して海に落ちて爆発されたり、『EPISODE RED』でキンタロスの腕力でハンドルが壊れたが、何こともなく復活していた。
「品川」ナンバーナンバープレートを掲示している。
デザインモチーフは新幹線500系電車。前輪の両サイドにあるパーツは新幹線用の密着連結器をモチーフにしている[16]

仮面ライダーゼロノス[編集]

桜井侑斗がゼロノスベルトゼロノスカードを使用して変身する仮面ライダー。決め台詞は戦闘開始時に発声する「最初に言っておく」。続けてアルタイル・ゼロフォームでは侑斗が敵に対して「俺はかーなーり強い!」など自分の強さや気分をアピールする。ベガフォームの場合はデネブがどうでもいいことを説明したりどうでもいいことで敵に謝ったりとどこかずれている。

変身システムやイマジンの力の発現機構は電王のそれとは根本的に違う思想によって作られており、特異点やそれに憑依してさらに実体化したイマジンでなくとも変身可能であるが、変身には有限的な“代償”(詳細は後述)が存在するため、変身回数は自ずと限られる。

公式HPなどでは「各フォームのアルファベット表記の頭文字+ゼロノス」(ベガフォーム=Vゼロノス)で区別される。

フォーム
アルタイルフォーム
侑斗(または桜井)のオーラをフリーエネルギーに変換して変身するゼロノスの基本形態。基本カラーは。電仮面は牛の頭のような形状で、ゼロノスベルトのバックル部には緑色の「A」の文字が浮かび上がっている。ベガフォーム時にデネブが離れた場合もこのフォームになる。
電王 プラットフォームと同様にイマジンの力は使用しないが、侑斗(または桜井)自身のオーラをフリーエネルギーに変換しているため、ソードフォームと同等以上の戦闘能力を発揮する。身軽でスピードを活かした戦闘を得意とし、侑斗が普段からデネブに対してプロレス技をかけていることもあってか、戦闘時にもプロレスのような立ち回りをする。デネブを呼び出して共に戦うことも可能。
名前の由来はわし座アルタイルから。
ベガフォーム
デネブのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する派生形態。基本カラーは緑。電仮面はドリルのような形状から星形に展開した物となっており、ゼロノスベルトのバックル部には黄色の「V」の文字が浮かび上がっている。フォームチェンジの際はゼロノスベルトに装填されているゼロノスカード(緑)を抜き取り、裏返して黄色の面を表にし再び装填することで実体化したデネブがフリーエネルギーに変換され、直接ゼロノスに追加装甲として装着される。胸部にある顔はデネブ曰く飾りで、視覚・聴覚は電仮面にて稼動している。アルタイルフォームから変身するため、侑斗(デネブが憑依したD侑斗も含む)が直接ベガフォームに変身することはない。
スピード・ジャンプ力・機動力は低下するが、ゼロガッシャーを片手で使用するなどパワーや防御力が上昇し、戦闘能力が高いデネブが憑依していることもあってアルタイルフォームを上回る戦闘能力を発揮する。また両肩に装備されたデネブの五指からはエネルギー弾を発射でき、劇中未使用だが背部に纏ったマントを全身に纏って姿を消すことも可能。
名前の由来はこと座ベガから。アルタイルとベガは共に七夕伝説の織姫彦星を示し、デネブと併せて夏の大三角を現す。
ゼロフォーム
赤いゼロノスカードを使用して変身するゼロノスの最強形態[17]。基本カラーは赤銅色(付いたような)。外見は色の差異を除きアルタイルフォームその物だが、専用武器としてデネブがフリーエネルギーで合体結合したデネビックバスターを装備する。ゼロノスベルトのバックルの左端には赤色の「Z」の文字が浮かび上がっている。
全フォーム中最も素早く身軽な動きで敵を翻弄し、デネビックバスターの高速射撃で強引に押し切る戦法を得意とする。デネブと別行動をとっている時などはデネビックバスターが使用できないため、他のフォームと同様にゼロガッシャーを使用することもある。パワーに関してはデネブが直接身体に宿ったベガフォームに劣るが、テレビシリーズ第41話の能力紹介コーナーでは侑斗自身が最強フォームと紹介している。
スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m)
アルタイルフォーム 192cm 89kg 5t 7t 35m 5秒
ベガフォーム 199cm 123kg 7t 10t 25m 9.7秒
ゼロフォーム 192cm 89kg 9t 42m 4秒
ツール
ゼロノスベルト
ゼロノスの変身ベルト。ゼロノスカードを持つ装着者のオーラを利用して実体化する。自動改札機を象っている。バックル部にゼロノスカードを挿入することで、フォームことに異なる電子音声(アルタイル・ベガフォームはそれぞれのフォーム名、ゼロフォームは「Charge And Up」)と共にゼロノスへと変身する。変身と同時にベルトの両サイドにゼロガッシャーの各パーツをセットするホルダーとゼロノスカードを収納するケースが装着される。カードを抜き取りベルトを外すことで自動的に変身解除される。
バックル左上のスイッチを押すことで「Full Charge」の電子音声と共にフリーエネルギーをゼロノスカードにフルチャージし、そのカードをゼロガッシャーやデネビックバスターのスロットに装填すこと事で必殺技を発動可能。
バックル上部には左右にスライドするレバーがあり、ゼロノスカードを挿入する際は一度レバーを右側へスライドさせる(変身時に自動で左側へスライドする)。またベルトの左側にはゼロノスカードを収納するケースが装着されている。
変身時の効果音は和風で、電王と異なり全フォーム共通である。
ゼロノスカード
ゼロノスへの変身等に使用する切符型カード。表にしてゼロノスベルトに挿入する面によってフォームの選択が可能。カードに走る溝が緑色の面(アルタイル)と黄色の面(ベガ)である物のほか、赤色の面(ゼロ)の裏側に緑または黄色の面がある物の合計3種類が存在する。所持することで一時的に所持する者の存在が消えたパラレルワールドになるタイムラグはあるが、特異点の様に時間の干渉を防ぐことが可能。
変身解除によって消滅する度に、特異点も含め1枚に付き多くの人物から(劇中の描写から付き合いの浅い=記憶・印象の薄い人間から優先的に)桜井侑斗に関する記憶が欠落する。上記のカードの内、緑と黄色の面のみのカードで変身すれば桜井がこれまで作ってきた記憶が、赤い面のあるカードで変身すれば侑斗が現在で作った記憶が人々の中から欠ける。このカードは変身解除の際にベルトから抜き取ると消滅する使い捨ての片道切符であるため、桜井の持つカードが全てなくなることは桜井自身の存在の消滅を意味する。緑色の面のカードは蒸発、赤色の面のカードは砕け散る形で消滅する。
なくなった後に桜井がカードを補充に来ていたことから、記憶の消滅は共有している物と思われる。
ゼロガッシャー
ゼロノスが携行している武器。オーラアーマーの1種であるゼロメタルによって構成されており、デンガッシャーよりもやや大型。通常はサーベルパーツガンパーツの2つに分離してベルト両サイドのホルダーにセットされており、状況に応じて連結させることでサーベルモードボウガンモードの2形態をとる。パーツは近づけるとフリーエネルギーによって自動で連結・大型化する。またガンパーツにはゼロノスカードを装填するスロットがある。
サーベルモード
ゼロガッシャーのサーベル形態。第36話で電王 プラットフォームに貸し出したこともあった。
ボウガンモード
ゼロガッシャーのボウガン形態。銃口のから黄色い光矢を発射する。
デネビックバスター
デネブがフリーエネルギーに変換されることで出現するゼロフォーム専用のガトリングガン型武器。基本カラーは緑と金色。グリップ上部にスロットがある。デネブの指の銃口が変化した10個の砲門から無数のフリーエネルギーの光弾を高速連射する。光弾1発の威力はデンガッシャー・ガンモードに劣るが、高速連射が可能なため総合的な攻撃力ではこちらの方が高い。ゼロノスがその射撃の反動で両足が後ずさる描写からも、連射の反動は凄まじい物と推測される。ゼロフォームへの初変身の際にゼロノスを守ろうと勢いで変身したため、当初はデネブ自身も変身・解除方法をよく分かっていなかった。デネブが変身しているため銃身は非常に強固な作りで、接近戦時には銃口付近(デネブで言えば裏拳にあたる部分)を叩き付けることもある。
必殺技
必殺技が命中するとアルタイルフォームでは緑色の「A」、ベガフォームでは黄色の「V」の文字が浮かび上がる。括弧内は使用フォーム。
スプレンデッドエンド(アルタイル・ベガ・ゼロ)
フルチャージしたゼロガッシャー・サーベルモードで敵を斬り裂く。フリーエネルギーの斬撃を飛ばして遠距離攻撃も可能。
グランドストライク(アルタイル・ベガ)
フルチャージしたゼロガッシャー・ボウガンモードから光矢を発射する。1回のフルチャージで連射も可能。
バスターノヴァ(ゼロ)
フルチャージしたデネビックバスターから高エネルギーのビームを放つ。
専用ビークル
マシンゼロホーン
  • ベース車種:ホンダXR250
ゼロノスの専用バイクにして、ゼロライナーの運転席を兼ねるバイク型のコントローラー。ゼロノスカードやライダーパスをキーボックスに差し込むことで起動する。
外見・スペック・機能は電王のマシンデンバードと同様だが、後部の集電装置の形状とフロント部にタンクローリーさえも一突きにする突撃攻撃用の2本の角が装備されている点が異なる。バイクとしては変身後のゼロノスが主に使用しているが、『EPISODE RED』では生身の侑斗やデネブも運転した。

仮面ライダーNEW電王[編集]

野上幸太郎がNEWデンオウベルトライダーパスを使用して変身する新型の電王。劇中では通常に「電王」、区別の場合では『さらば電王』では「新しい電王」、『EPISODE BLUE』では「もう一人の電王」「幸太郎の電王」と呼称され、『レッツゴー仮面ライダー』では「仮面ライダー電王」と名乗った。

変身システムは電王のそれと変化はないが、憑依したイマジンを武器に変形させる能力を備える。

良太郎が変身する電王のプラットフォームに相当する状態(藍色を基調とした物)は変身時に一瞬登場するのみで、この状態で戦闘を行うことはない。

フォーム
ストライクフォーム
  • 身長:194cm
  • 体重:92kg
  • パンチ力:6t
  • キック力:7t
  • ジャンプ力:ひと跳び38m
  • 走力:100mを4秒
幸太郎のオーラをフリーエネルギーに変換して変身するNEW電王の基本形態。基本カラーは藍色。ライナーフォームに酷似している鋭角的な電仮面・全身を走るデンレール・胸のターンテーブルなどが特徴。俊敏なフットワークと幸太郎が得意とする剣術を駆使して戦う。
『さらば電王』では自身の強さへの絶対的自信から相手を見下す形で、あらかじめ宣言したカウント以内に敵を倒す戦法を好んでいた。だが死郎に敗北し、幸太郎の心境の変化・成長によって「カウントゼロからが本当の戦い」という結論から以後行わなくなる。その後『EPISODE BLUE』ではテディの提案によって久しぶりに行われ、以前のような相手を見下す形ではなく、自身への制約・目標としての物に変化し、『レッツゴー仮面ライダー』でも行われた。
「電王が新幹線」ならば「NEW電王はヨーロッパの超特急」という優雅で洗練されたテーマがあり、「電王より未来の電王」のコンセプトでデザインされた。電仮面はウイングフォームをデザインする時に別案で描かれた「悪の電王」・「黒いソードフォーム」のデザイン画を元にしている。
ベガフォーム
デネブのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する特殊形態。詳細はこちらを参照。
ツール
NEWデンオウベルト
金色のデンオウベルト。カラーリング・電子音声・変身待機メロディを除き、変身方法や外見的な特徴は通常のデンオウベルトと同様。フォームチェンジ機能は搭載されていないが、憑依したイマジンによって変身時のエフェクトの色が変化し(変身する際のセタッチ時の音声は「Strike Form」のみ[18])、憑依したイマジンはそのままNEW電王の武器に変形する。
ベガフォームの場合はデネブ自体が武器にならずそのままフォームチェンジし、ターミナルバックルは緑になっていた(ベガフォーム用のフォームスイッチ・変身待機メロディ・「Vega Form」の電子音声はない)。
ライダーパス
NEW電王への変身・NEWデンライナーの呼び出しなどに使用するパス。外見は電王の物と同様だが、NEWデンオウベルトに自動的にセタッチされる機能が追加されている[19]
デンガッシャー
腰に携行する武器。外見や機能は電王の物と同様。
ソードモード
『超・電王』でストライクフォームがテディと共闘する時に使用した。
マチェーテディ
  • 全長:1250mm
  • 重量:107kg
テディがフリーエネルギーによって合体結合した銃剣。NEW電王が通常使用する武器でもある。幸太郎が指を2度弾くのを合図に変身する。意思を持つため自力で動き、それを応用しての攻撃も可能。敵を切り裂くだけでなく、先端の銃口から強力な破壊光弾を発射できる。ストライクフォームの背中にかつぐことも可能。
キンタオノ
『EPISODE BLUE』で幸太郎に憑依したキンタロスが変化した巨大な斧。強力な切れ味であらゆる物を寸断するが、キンタロスの体重の影響であまりに重く、取り扱いに大変苦労してしまう代物でもある。
そのため劇中では思うように使いこなせず、あまり効果的なダメージを与えられなかった。
ウラタザオ
『EPISODE BLUE』で幸太郎に憑依したウラタロスが変化した釣竿。竿の部分が鞭状に伸び、敵を叩く形で攻撃する。だが機能的にも見た目通りただの釣竿のため、ダメージは低い。
幸太郎とウラタロスのコンビネーションが合わなかったため木の枝に引っかかり、さらには電王 プラットフォームにも攻撃を加えてしまった。
モモタケン
『レッツゴー仮面ライダー』で幸太郎に憑依したモモタロスが変化した剣。刀身が燃え上がる炎のような形になっており、刀身に炎を纏わせて敵を斬り裂く。柄の部分にモモタロスの顔を模した分銅が付いており、それを振り回しての攻撃も可能。
テディ以外のイマジンが変身した武器で唯一まともに扱えた武器である。
必殺技
ストライクスパート
右足にフリーエネルギーを纏い、跳び蹴りを叩き込む。破壊力は22t。
カウンタースラッシュ
刀身にフリーエネルギーをチャージしたマチェーテディで敵を一刀両断する。『さらば電王』と『レッツゴー仮面ライダー』では、フルチャージを行わずに発動していた。
専用ビークル
マシンデンバード
  • ベース車種:ホンダXR250
NEWデンライナーの運転席を兼ねるバイク型のコントローラー。外見や機能は電王の物と同様。主にNEW電王時に使用するが、『EPISODE BLUE』ではテディが使用した。

その他の仮面ライダー[編集]

仮面ライダーガオウ
仮面ライダーネガ電王
仮面ライダー幽汽
仮面ライダーG電王
黒いライダー(正式名称不明)
『超ヒーローファイル 3』で描かれた「特別読み切りまんが」(作:飯田浩司)に登場するライダー。
全身が黒く、頭部、ボディには稲妻状の模様があり、電仮面も稲妻のような形状をしている。ターミナルバックルも稲妻を模したものとなっている。襟足からは髪の毛のようなものが生え、肘、太ももには3本ずつ棘のようなものが付いている。使用するデンガッシャーはロッドモードと同じ連結だが、ロッドモードのように長く伸びてはおらずオーラアックスが伸び、デンガッシャーの一番、四番の先端から稲妻状の刃が伸びている。
大量のイマジンを引き連れゼロノスを追いつめるが駆けつけた電王の俺の必殺技パート2で首を斬られ倒された。

参考文献[編集]

  • 「電王創造記(上)俺、誕生編」フィギュア王特別編集『ライダーグッズコレクション2008 仮面ライダー電王』ワールドムック705、ワールドフォトプレス、2008年、pp.25 - 31。ISBN 978-4-8465-2705-1
  • 「電王創造記(下)侑斗をよろしく編」同上、pp.55 - 61。
  • 「DEN-O DESIGN WORKS【ライダー編】 PLEX座談会:菊池和宏×阿部統×田野辺尚伯×高木義弘」『DEN-O PERSPECTIVE 仮面ライダー電王公式読本』ミリオンムック06、ミリオン出版、2008年、pp.130 - 136。ISBN 978-4-8130-6206-6
  • 「電王デザイン画ギャラリー(劇場版キャラ編)」フィギュア王特別編集『ライダーグッズコレクション2009EX 仮面ライダー電王2』ワールドムック775、ワールドフォトプレス、2009年、ISBN 978-4-8465-2775-4

脚注[編集]

  1. ^ この時は良太郎の変身の時と異なり、プラットフォームを経ずに直接それぞれの形態に変身するが、『レッツゴー仮面ライダー』でモモタロスが単独で変身した電王は良太郎の変身と同様の演出になっている。
  2. ^ 平成シリーズでは『仮面ライダー龍騎』以降は主役ライダーもフォーム数が抑えられ(多くとも3つ)、全体的な強化となっていたが、本作以降は『仮面ライダーアギト』までの長短が異なるパワーバランスの変化による多数のフォームチェンジが行われる(『仮面ライダーディケイド』を除く)。
  3. ^ ジークの名前の由来からすると "Sieg" から「S電王」となる所だが、ドイツ語由来で分かりづらく紛らわしいためこれは避けられた。仮面ライダー電王(東映公式)”. 2011年4月17日閲覧。
  4. ^ 実際使用したのはTVシリーズ第40話・『EPISODE RED』でソードモードのみである。
  5. ^ 『ライダーグッズコレクション2008』 ワールドフォトプレス、2008年、pp.30 - 31。ISBN 978-4846527051
  6. ^ 玩具がガオウベルトとコンパチであるため。
  7. ^ 『ディケイド』第15話以降はこの変身待機音がジークの登場BGMになっている。
  8. ^ ライナーフォームの場合セタッチしないで押すと「Full Charge」と発声され、超クライマックスフォームの場合はパスをセタッチしても「Full Charge」と発声される。
  9. ^ 『EPISODE YELLOW』終盤でクライマックスフォームがセタッチした時には「Full Charge」と発声された。
  10. ^ ただしテレビシリーズ最終話や『さらば電王』ではデンカメンソードを使用せずにケータロスを装着したデンオウベルトをセタッチして直接変身している。
  11. ^ モチーフは当時の中央線の新型電車(JR東日本E233系電車)の吊革である。『ライダーグッズコレクション2008』 ワールドフォトプレス、2008年、pp.61。ISBN 978-4846527051
  12. ^ 『クライマックス刑事』では電仮面が移動せず左足で繰り出した。
  13. ^ 名称はDVD『仮面ライダー電王』Vol.7 データファイル『週刊 仮面ライダーオフィシャルデータファイル』・『レッツゴー仮面ライダー』映画パンフレットより。
  14. ^ 『EPISODE YELLOW』では俺達の正面突破と呼称した。
  15. ^ 『MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日』では旧1号がデンバードに乗った所を見たリュウタロスが青い部分を1号たちが乗るサイクロン号のように赤に変えた絵を描いている。
  16. ^ 『ライダーグッズコレクション2008』 ワールドフォトプレス、2008年、pp.30。ISBN 978-4846527051
  17. ^ 初回の変身時のみアルタイルフォームからフォームチェンジ(表裏が赤・緑のカードを使用)している。
  18. ^ 『EPISODE BLUE』ではK幸太郎から変身した際にはアックスフォームの変身待機メロディが流れた。
  19. ^ 『週刊 仮面ライダーオフィシャルデータファイル』第99号、ディアゴスティーニ、2010年