仙酔峡ロープウェイ

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ゴンドラから見た仙酔峡駅

仙酔峡ロープウェイ(せんすいきょうロープウェイ)は、熊本県阿蘇市にある索道である。第三セクター東阿蘇観光開発株式会社が運行する。2010年5月より営業休止中(後述)。

概要[編集]

阿蘇山の主要な観光ルートである火口西側の阿蘇山ロープウェーに対し、東側からアプローチする索道である。阿蘇山の火山活動状況によっては山頂の火口東駅付近が立ち入り禁止となるため、運休することがある。

麓側の仙酔峡ミヤマキリシマの群生で知られるため、見ごろとなる5月には乗客も増え、年間乗客数の40%程度がこの時期に集中する。一方、阿蘇山ロープウェーの年間旅客数が57万人強であるのに対して、仙酔峡ロープウェイは8万人強と、旅客誘導の面でも苦戦している(数値は2006年実績[1])。

主要な出資者である阿蘇市の財政が厳しい状況にあることから、運営する東阿蘇観光開発の見直しが行われている[2]

2010年5月4日から、モーター故障のため、運休している。(運行再開予定日は未定)

2011年12月5日の阿蘇市議会 本会議で、営業を休止する事が明らかにされた。「復旧に多額の資金が必要な為、運営を引き継ぐ事業体を募っていたが、関心を示していた企業との交渉がまとまらず、運行再開は困難になった」との事。[3])。

路線データ[編集]

2003年に更新されたゴンドラ
  • 全長 : 1,485m
  • 高低差 : 389m
  • 走行方式 : 4線交走式
  • 定員 : 61人
  • 運転時分 : 約9分
  • 駅数 : 2駅

駅一覧[編集]

仙酔峡駅 - 火口東駅

歴史[編集]

  • 1964年8月18日 九州産業交通により仙酔峡ロープウェイ開通。
  • 1986年8月16日 東阿蘇観光開発創立(九州産業交通のほか、現在の阿蘇市が45.5%を出資)。
  • 2003年8月2日 施設、搬器(ゴンドラ)等をリニューアル。
  • 2004年9月19日 国土交通省九州運輸局よりロープ磨耗の指摘を受け、改装のため運休。
  • 2005年5月17日 ロープを交換し運行再開。
  • 2010年5月4日 モーター故障のため運休
  • 2011年12月5日 営業休止を発表

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]