仙台市立上杉山中学校

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仙台市立上杉山中学校
校舎南側(2005年7月)
過去の名称 仙台市立第四中学校
国公私立 公立学校
設置者 仙台市
設立年月日 1947年4月1日
開校記念日 4月17日
(土曜・日曜と被る年は振替休日なし)
共学・別学 男女共学
学期 2学期制
所在地 980-0011
宮城県仙台市青葉区上杉六丁目7番1号
外部リンク 公式サイト
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校舎南側(2005年7月)

仙台市立上杉山中学校(せんだいしりつ かみすぎやまちゅうがっこう)は、宮城県仙台市青葉区上杉六丁目にある公立中学校。通称は「上中」(かみちゅう)。

概要[編集]

校歌は童謡「たきび」で知られる巽聖歌の作詞である。

仙台市内で最も古い中学校の一つである。上杉地区は、仙台駅一番町などの市内中心部に近く、県庁、市役所などの官公署も近いため、他校に比べて転勤による転入・転校が多い。また、各種交通機関が集中する北仙台地区にも属しており、教育環境や県内の難関進学校への進学率の高さから、わざわざ学区外から越境通学する生徒もいる。

スローガンは「さらなる飛躍 上中」で、屋上に看板が設置されている。

地元では古くから文武両道の公立中学校として知られ、ナンバースクールへの進学率も高く、中総体の成績も良好であった。2006年度、2009年度は陸上部が全国大会に出場し、また、合唱部は2009年度のアンサンブルコンテストで全国大会出場を果たした2007年には剣道部員が中総体県大会個人戦で準優勝し全中へ出場するなど伝統的に強豪校となっている部が多く存在する。また吹奏楽部が宮城県代表として青森で行われた全日本吹奏楽コンクール東北支部大会出場を決めた。合唱部は東北大会、全国大会出場を決めた。その他、吹奏楽・陸上において東北大会への常連校として有名である。進学実績では、県内トップの仙台二高・仙台一高に合わせて30名程度が毎年進学する。

沿革[編集]

交通アクセス[編集]

北仙台駅より徒歩7分
仙台駅より「上杉山通経由宮城学院」行き乗車、「上杉山中学校前」下車、徒歩2分

校地周辺[編集]

上杉山中学校は中心部から少し北側の上杉地区にある中学校である。校地がある「上杉6丁目」は教育施設が密集しているため、市内有数の文教地区となっている。また、北仙台駅周辺の地域は総称して「北仙台」と呼ばれるが、「北仙台」地区の南部に属する。校地の西側は市内有数の幹線道路「愛宕上杉通」であり、交通渋滞に伴う排気ガスなどの影響を良く受ける。また、東側は閑静な住宅街と梅田川が流れ、東側に関しては勉強するには最適の環境である。校地の西側は河合塾NEXT、南側は東北大学明善寮をはさんで宮城教育大学附属小・中学校、南西部には宮城県立盲学校、宮城県点字図書館などが存在し、教育施設が密集した地域である。

部活動[編集]

放課後の課外活動として、部活動及び愛好会がある。任意加入制で、1年ごとに部活動の所属の有無を確認するプリントが配布される。部活動は1つしか加入できないが、愛好会は部活動と掛け持ちすることが可能である。

部活動及び愛好会の加入に男女別の制限はないが、2015年現在、サッカー部、野球部は男子部員のみ、ソフトボール部は女子部員のみとなっている。陸上部、剣道部は男女混合ではあるが形式上男子部と女子部に分割している。

2006年度は陸上部が全国大会に出場し、吹奏楽部が8年振りに県大会で金賞を受賞した。また、合唱部は2009年度のアンサンブルコンテストで全国大会出場を果たした。2018年度新人戦では男子バスケ部県大会初優勝を飾った。

運動部[編集]

文化部[編集]

愛好会[編集]

  • 茶道愛好会(第69回生で終了)

季節部[編集]

年間を通して活動する上記の部活動の他に、季節部と呼ばれる期間限定の部活動がある。これらは正式な部活動ではなく、大会間近に出場するために結成されるため、他の部活動との掛け持ちが可能である。

  • 水泳部(6-7月の水泳中総体まで)
  • スキー部(スキーシーズン限定)
  • スケート部(冬季限定)
  • 駅伝部(7-9月の市駅伝大会まで)
  • 柔道部(中総体前のみ)

廃止・休止された部[編集]

  • 演劇部
  • バレーボール部
  • 茶道愛好会

杉の樹タイム[編集]

総合学習時間は、「杉の樹タイム」と呼ばれ、週1-2時間程設定されている。内容は、課外活動(野活・修学旅行・職場体験学習など)の計画や進路学習、防煙教室など、多種多様な内容となっている。杉の樹とは、学校のシンボルであることから名称設定されていた。しかし、現在名称は改正され、普通に「総合学習」と呼ばれる。

個人研究[編集]

夏休みの自由研究がない。その代わりに、「個人研究」と呼ばれる総合課題学習がある。個人研究はいわゆる自由研究の一種とは以下の点で異なる。

  • 個人研究は総合学習として行う。
  • オリエンテーションで自分が希望する分野(9教科+α)を選択し、6月から9月までの3ヶ月間、分野ごとのテーマで研究を行う。
  • テーマに合った研究は夏休みを中心として行うが、夏休みはあくまでも各自が個人的に研究を進める期間であって、夏休みの自由研究とは趣旨が根本的に異なる。
  • 9月に全作品が審査され、優秀な研究作品には金賞,銀賞,銅賞が与えられ、その中でも特に優秀な作品には上中賞が与えられる。
  • 大樹祭(後述)において上中賞受賞の生徒の中から一人、上中大賞が与えられる。

生徒会[編集]

執行部[編集]

毎年、「生徒会長」「男女副生徒会長」「1年役員代表」を全校生徒による投票によって選出する。「生徒会長」「男女副生徒会長」は2年生から、「1年役員代表」は1年生から選出される。

しかし、2018年度からは、前期生徒総会で「副生徒会長」が一年生から一人選出されることになり、「1年役員代表」が無くなった。

生徒会執行部は集会や様々な行事にかかわり、その準備を受け持つ。また、日常的な活動も行っている。

  • あいさつ運動
  • 昼休みの球の貸出・監視
  • D-BOX(意見箱)

などは常に行われている。執行部の方針や活動は毎年2回行われる生徒総会の後期にて全校生徒の承認を得て大枠を決定する。

生徒総会[編集]

年2回行われる、上杉山中学校生徒会における最高決定機関である。

後期には新執行部の方針を、前期には生徒会スローガンをメインとして議論されていく。

全校生徒委員会[編集]

月に1度ほど行われる。学年委員、各種委員会委員長、執行部役員が出席する。ここでは各種委員会報告、全校生徒活動目標についてメインに話し合われる。

各種委員会[編集]

学校の様々な活動を担う専門機関。毎学期に各クラスから指定人数の委員が選出される。兼任は不可。過去に廃止や統合が行われたが、現在では以下の委員会がある。

  • 学年委員会(1学年・2学年・3学年別々)
  • 広報委員会
  • 保健給食委員会
  • 整備委員会
  • 放送委員会
  • 図書委員会
  • JRC委員会(JRC = 青少年赤十字)
  • 杉の友委員会(通年)
  • 応援委員会(通年・他委員会との兼任可)

イベント[編集]

校外活動(遠足・野活・修学旅行)[編集]

毎年5月中旬に、各学年で以下の校外活動がある。

1年校外学習(遠足)[編集]

遠足は、新入生にとって初めてのクラス行事であり、クラスでの結びつきを強くする絶好の機会である。2003年までは岩手・平泉、2004年より山寺、2006年からは盛岡で行われた。2008年は福島、2009年は山形の米沢、2010、2011年は山寺。2012年も盛岡だった。2013年は再度平泉に、2014、2015、2016、2017年は山寺となった。

2年野外活動[編集]

中学校に入って初めての宿泊学習である野外活動は、2泊3日で行われる。活動する方面は毎年異なり、2004年は岩手・安比高原、2005年は気仙沼方面、2006年は秋田・角館方面、2007年は山形県での活動となった。 また直近の2018年は秋田・盛岡方面の活動であった。

3年修学旅行[編集]

最終学年である3年の最大の学校行事である修学旅行は、毎年目的地、宿泊日数などが異なる。修学旅行は下述する姉妹校提携以後、東京方面、北海道方面を1年交代で行くという形式であったが、2005年度よりこれを廃止し、東京・京都・北海道の中で生徒が多数決で決定した目的地へ行くという形式に変更された。アンケートは1年生のころに行われる。しかし、2005年は横☆浜・東☆京方面(横浜メインの活動)の希望者が多数だったため、横浜・東京方面となった。2006年度は京都・奈良方面へ向かった。2007年度は北海道方面。2009年度は東京方面、2010年度は北海道方面、2011年度は東京方面、2013年度は東京方面、2014年度は京都・奈良方面、2015年度は東京方面となった。

校内合唱祭[編集]

クラス対抗である最初の学校行事として、毎年夏休み前の7月中旬に「合唱祭」が行われる。学年ごとに課題曲、クラスごとに自由曲が設定され、合唱祭にて各学級ごとに演奏して、毎年閉会時に各学年の最優秀賞、優秀賞、指揮者賞、伴奏者賞を表彰している。更に最優秀賞の中から最も良い歌声を響かせたクラスには「グランプリ」賞が贈られる。

会場はその年によって異なり、2003年までは仙台市民会館、2004年は広瀬文化センター、2005年からは太白区の楽楽楽(LaLaLa)ホールにて行われた。2012,2013年はイズミティ21、2014年は東北大学のホールで行われた。

大樹祭[編集]

文化祭として、大樹祭が毎年9月に開催される。大樹祭は生徒の1年間の成果を発揮すると共に、得意分野を発展させたものを公開、ステージ発表するものである。一般公開されており、OBを始め他校の生徒、地域住民などが来校し、大樹祭を楽しむ。

開会行事、自由観覧、閉会行事からなる。閉会行事の見上杉山中学校現生徒、現教員のみの参加となっている。開会行事は吹奏楽部・合唱部が曲や歌を披露し、3年生が毎年YOSAKOI乱舞、リダンスを披露する。最近では1・2年生もYOSAKOIやNEWソーランを踊る。また、個人研究のステージ発表もここで行われる。昼食ののち自由観覧が始まり、各教室に展示された個人研究や生徒会執行部・JRC委員会などの催し物を楽しむ時間となる。執行部の催しとして2012年は射的、2013年はクイズ、2014年はクロスワードパズルが行われた。JRC委員会の催しとして2014年はお化け屋敷が行われた。2016年には、トリックアート展と称して数個の椅子を並べるという不可解な活動が見られた。なお、その展示会場への立ち入りは認められなかった。閉会行事では生徒からの有志団体の内、事前選考を通過した団体が様々なパフォーマンスを披露する。毎年ダンスや歌、バンド演奏が大半を占めている。なお、パフォーマンス中の火器の使用は認められていない。

校内球技大会[編集]

毎年11月に行われる球技大会はバレーボールで、クラス対抗方式となっている。体育祭運動会がないため、球技大会がその代役を担っている。以前は学校の体育館で行っていたが、2003年からは学校と青葉体育館を借り切って開催している。もちろん、青葉体育館の天井にもバレーボールがはさまっている。

予餞式[編集]

1・2年生から選抜された(前後期学年委員)「予餞式実行委員」と新生徒会執行部が教員の助言を聞きながらも自分たちで3年生を楽しませ、感謝の気持ちを送るために計画する。

2013年度・2014年度とインフルエンザの流行が被り、2013年度には短縮、2014年度には中止となった。また2017年度には第1部、2部と分けて行われた。

感謝の会[編集]

卒業式の前日に行われる、生徒主催の会である。 会の企画、運営、役割も全て生徒がやる事になっていて、選抜された実行委員を中心に3年間お世話になった先生方に感謝をこめ、花束贈呈、感謝の挨拶などが行われる。

  • 2005年度卒業  旅立ちの日に(合唱曲) 
  • 2006年度卒業  3月9日(レミオロメン)
  • 2007年度卒業  旅立ちの日に…(川嶋あい)

2007年度の旅立ちの日には、「明日への扉」をモチーフとし07年オリジナルとして歌われた。2013年度には「道」を披露した。2014年度はインフルエンザの流行のため準備が間に合わず中止となった。

上中Y0SAK0I魂樹[編集]

上中は授業(選択体育)の一環としてYOSAKOIを行っており、毎年有志によってチームがつくられる。このチームは「上中YOSAKOI魂樹」というチーム名で大樹祭、萩野中との交流会などの校内行事にて演舞を披露している。また、校内活動に限らず、校外でも活動しており、他校の文化祭に友情出演の形で参加した事もある。みちのくYOSAKOIまつりには2004年より参加しており、2005年はNTT東日本が実施した「みちのくYOSAKOIまつり 感動!投票!再感動!Web YOSAKOI Best 10」ランキングの第7位にランクインした。しかし近年では行われず、YOSAKOIの披露は大樹祭や予餞式のみとなった。

YOSAKOIの指導には毎年、「THE・駆波”乱」が講師として呼ばれており、乱舞やリダンスなどを指導する。

学区[編集]

上杉山中学区は、以上4小学区から構成されているが、中学区全体の90%以上が上杉山通小学区であり、入学生のほとんどは同小学校の卒業生である。それ以外の小学区からの進学者は学区が極めて狭いことから例年数名程度となっている。また、中学校入学時に他地域から転入する入学生も多いことが特徴である。

姉妹校[編集]

  • 白老町立萩野中学校
仙台市と北海道胆振支庁白老町姉妹都市提携10周年を記念し、1991年、萩野中と姉妹校になった。以降、萩野中とは交互に記念品の交換をしたり、修学旅行で萩野中を訪問したりといった積極的な交流活動を行っている。これまでの交流活動の経緯や記念品などは2階の「交流室」にて展示されている。また、同教室には姉妹校盟約宣言が掲げられている。しかし、その宣言は生徒に公表されていない。

交流室[編集]

上述の通り、記念品や資料を展示している特別教室であるが、普段は3年の数学の時間にも使用されている。3年の数学は入試演習があるため12月までに終わらせなければいけなく、授業の進度が異なる習熟度別では入試指導の上でバラつきが出るので、1つのクラスを2つに分割して少人数授業を展開する。その際にこの教室が使用されている。また、昼休みには交流室を「心の教室」として生徒に開放していたが、2014年より、開かずの間となった。

近隣施設[編集]

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西[編集]

  • 白雪わた

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]