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仕訳帳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

仕訳帳(しわけちょう、: journal)とは、日付順に全ての取引(主に金銭)を記述した帳簿である。「仕訳日記帳」とも呼ばれる。

概要

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総勘定元帳とともに主要簿を構成する。 取引が発生したら、補助簿や証憑書類より起こされた仕訳が仕訳帳へ記帳され、そのあとに総勘定元帳に転記される。

一般的な仕訳帳は、日付欄、摘要欄、元丁欄、借方金額欄、貸方金額欄の各欄からなる。

摘要欄
勘定科目を記入。借方勘定科目は左寄せで記入し、貸方勘定科目は右寄せで記入する。借方または貸方の勘定科目が2つ以上に分かれるときは、勘定科目の上に「諸口」と記入する。
元丁欄
仕訳帳から総勘定元帳の勘定口座に転記する際、転記が完了したことを示すために、元帳の勘定科目のページ数または勘定口座の口座番号を記入する。

金銭出納簿や銀行帳等の補助記入帳に仕訳帳の機能を兼ねた「特殊仕訳帳」とそれ以外の仕訳を記録する「普通仕訳帳」を用いることがある(特殊仕訳帳制)。 また、仕訳帳を使わずに、伝票入金伝票出金伝票振替伝票など)で仕訳を行い、伝票から総勘定元帳に転記する、いわゆる伝票会計を採用することもできる。

関連項目

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外部リンク

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