仏眼院 (桑名市)
| |
所在地 | 三重県桑名市南魚町35番地 |
山号 | 寳興山 |
宗旨 | 天台宗 |
本尊 | 文殊菩薩であったが桑名空襲によって焼失。現在は阿弥陀如来が御本尊。 |
正式名 | 寳興山佛眼院 |
法人番号 | 1190005008044 |
仏眼院(ぶつげんいん)は、三重県桑名市南魚町に位置する天台宗の寺院。山号は寳興山(ほうこうざん)と称する。本尊は文殊菩薩。
由緒[編集]
この寺の創建については不詳であるが、最澄の創建と伝えられる。寛永年間(1624年 - 1644年)黒衣の宰相と称された天海の弟子天尊によって中興され、江戸時代には幕府から朱印状が与えられた。また、江戸時代桑名藩藩士の寺であったが、火事によりその多くを焼失してしまう。現存する墓地には桑名藩士の先祖代々の墓が残る。刀工千子村正の菩提寺であったとする説もある[1]。
文化財[編集]
- 桑名市指定有形文化財
- 喚鐘
- 桑名市指定史跡
- 伊藤武左衛門実房・伊藤武左衛門実倫墓
-
喚鐘
-
伊藤武左衛門実房墓
-
伊藤武左衛門実倫墓
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 福永酔剣『日本刀大百科事典』雄山閣、1993年。ISBN 4-639-01202-0。