今尾神社

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今尾神社
Imao jinja2008-2.jpg
所在地 岐阜県海津市平田町今尾3055-8
位置 北緯35度15分07秒
東経136度37分31秒
主祭神 豊受姫大神 天津大神
社格 旧郷社
創建 慶長19年(1614年)
例祭 10月18日
主な神事 左義長(春の大祭)旧暦1月17日
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今尾神社(いまおじんじゃ)は、岐阜県海津市にある神社旧社格郷社

春の大祭は、「今尾の左義長祭」として知られ、大規模な左義長であり、岐阜県重要無形民俗文化財に指定されている[1]

概略[編集]

  • 慶長19年(1614年)、今尾の伊勢神宮神領に外宮より豊受姫大神を勧請し、神明神社として創建される。
  • 明治29年(1896年)、今尾の産土神とされる天津神社(創建時期不明、郷社)が長良川揖斐川の洪水で流出する。御神体は無事であり、神明神社に仮移設される。
  • 昭和3年(1928年)、神明神社に天津神社が合祀される。このさい、地名より今尾神社に改称される。
  • 昭和9年(1934年)、社殿を改築する。

祭神[編集]

境内社など[編集]

  • 今尾護國神社 (昭和6年(1931年)創建)
  • 猿田彦神社
  • 祖霊神社 (竹腰正信など今尾藩歴代藩主を祀る)
  • 平田神社 (宝暦治水で犠牲になった薩摩藩家老平田靱負及び薩摩藩士84名を祀る)
  • 稲荷神社
  • 秋葉神社 (境外社 今尾神社の御旅所)

所在地[編集]

  • 岐阜県海津市平田町今尾3055-8

交通機関[編集]

今尾の左義長[編集]

2008年、秋葉神社にて(他画像
  • 旧暦1月17日に行われる左義長であり、各氏子組毎に作り上げられる物は鼓型で、高さ6m、周囲6m、重さ2tになる。使われる竹は1,000本以上という。この鼓型に、神宮大麻や今尾神社、秋葉神社の神札を結び付け、正面には海老の飾り物をつけ、「 和合楽 」「 自福円満楽 」「 家内長久 」と大書した五色旗を立てる。
  • 当日早朝、今尾神社で神事が行われた後、御旅所の秋葉神社の方に左義長が各氏子の手で運ばれ、宮司の手から神前の灯明の火を取り継ぎ氏子が点火する。火花が飛び散るこの周りを長襦袢、白足袋姿の若者が走り回る。7割が燃えたころに、その年の恵方の方位へ倒して吉凶を占う。この残り火で焼いた餅を食べると無病息災という。
  • 開始された時期は不明であるが、現存する記録で最古の物は明和4年(1767年)である。この年に境外社の秋葉神社が創建されているのだが、左義長は秋葉神社創建以前より行われていたという。安政5年(1858年)、今尾藩9代目藩主竹腰正富が倹約令により左義長を中止させたところ、今尾藩で大火が起きてしまったという。このことから翌年には、火難災難厄除けの祭りとして再開されている。

脚注[編集]

  1. ^ 今尾左義長”. 岐阜県. 2012年10月16日閲覧。

外部リンク[編集]