今井啓介

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今井 啓介
今井啓介20120330.jpg
2012年3月30日
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 新潟県栃尾市(現・長岡市
生年月日 (1987-05-24) 1987年5月24日(30歳)
身長
体重
183 cm
89 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2005年 高校生ドラフト2巡目
初出場 2009年7月18日
最終出場 2017年7月5日
年俸 1,000万円(2017年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

今井 啓介(いまい けいすけ、1987年5月24日 - )は、新潟県栃尾市(現在の長岡市)出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

刈谷田中時代から頭角を現し、「栃尾に剛腕投手が現れる」と話題になる。当時の中学校の監督の紹介で、中越高等学校で当時監督を務めていた本田仁哉が直々にスカウトし、同校に推薦入学。ストレートは高校1年時から最速137km/hをマークするなど、身体能力は非凡だった。1年の夏からベンチ入り。今井、坂爪、五十嵐(のち信越硬式野球クラブ)の140km/hトリオで有名だった。

3年時には最速146km/hにまで球速が上昇。スライダーを覚えたことで投球の幅が拡がり、2005年夏の県大会では計42回1/3を投げて50奪三振を記録。打者としても決勝で3ラン本塁打を放つなど、センスの良さを見せた。しかし決勝で新潟明訓に敗れ、結局3年間で甲子園に出場することはできなかった。

全国的には無名の存在だったが、同年高校生ドラフト2巡目で広島に入団。当初広島は下位で指名する予定だったが、他球団にも指名の動きがあり、順位が繰り上がった[2]

プロ入り後[編集]

2006年は主に身体作りを中心としたトレーニングを行い、二軍戦ではリリーフを中心に登板した。

2007年は二軍の開幕先発ローテーションに抜擢されるも制球難でひと月でローテーションを外される。それからシーズン終盤までの間を新しいフォーム固めに費やした。

2008年は初めて二軍で一年間先発ローテーションを守りぬいた。チーム最多の6勝、リーグ最多の104回1/3を投げたが、四死球が66個と多く制球力に課題を残した。秋季キャンプでは初の一軍練習に参加。

2009年は春季キャンプとオープン戦序盤は一軍に帯同したが、開幕二軍スタートとなる。二軍では先発で勝ち星こそなかなか付かなかったが、前年より安定した投球を見せたことで7月18日に一軍初登録。同日初登板を果たした。二軍成績は、1勝9敗ながら防御率3.75、得点援護率は1.66とここ数年でもワーストだった。8月2日の横浜戦にはプロ初先発。結果は5回を投げて2失点、勝ち負けつかず。試合は8回のアンディ・フィリップスの勝ち越し打などにより広島の勝利。試合後、マーティー・ブラウン監督は今井について「彼はハートが強いし、男としてキ○タマも大きい」と独特の表現で絶賛した[3]。9月18日(プロ初登板のちょうど2ヵ月後)、阪神戦で初先発から6度目の先発登板で初勝利を挙げる。試合後ヒーローインタビューで、本人自身の初勝利よりも現在チームがクライマックスシリーズ進出において大事な試合に勝てた事に安堵を見せ、謙虚な姿勢で答えた[4]

2010年は一軍の先発ローテーション候補として期待されたが、春季キャンプで肘を故障。シーズン中は11試合に登板したものの、4敗を喫し未勝利に終わった[5]。同年6月、元宝塚歌劇団星組娘役で、重量挙げ指導者の横山信仁を父に持つ琴まりえと入籍したことを発表した。またシーズン終了後に、体調不良の一因となっていた鼻息の通りを改善するため、鼻を矯正する手術を受けた[5]

2011年は9月25日の横浜戦に今季初先発し、4回に左くるぶし付近に打球が直撃するも6回を1失点に抑え、2年ぶりの勝利を挙げた[6]

2012年は9月1日の阪神戦で10奪三振、初完投を初完封勝利で挙げるなど[7]、9月以降は3勝を挙げた。

2013年は開幕ローテーション入りが期待されるが、左膝痛や右手薬指骨折により出遅れた[8]。シーズン2試合目の登板となった4月29日の阪神戦でシーズン初勝利を挙げた[9]

2016年は8年ぶりに一軍登板なしに終わった。

2017年は4試合に終わり、10月4日に戦力外通告を受けた[10]

選手としての特徴[編集]

入団当初は当時のエース・黒田博樹のフォームに似ていることから、「黒田2世」として注目を浴びた[2]。ただしドラフト指名の挨拶で担当スカウトから「フォームが黒田そっくりだけど、真似したの?」との問いに、「真似はしていません。自分のいいフォームを探していたら、最終的にそうなった」と答えている。

2010年シーズンオフにはチェンジアップの習得を試みている[5]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2009 広島 9 8 0 0 0 1 3 0 0 .250 186 45.2 38 4 15 1 1 28 1 0 20 19 3.74 1.16
2010 11 7 0 0 0 0 4 0 0 .000 167 37.1 42 7 18 0 3 24 1 0 26 22 5.30 1.61
2011 11 3 0 0 0 1 2 0 0 .333 134 30.1 34 0 7 0 3 22 1 0 11 10 2.97 1.35
2012 24 12 1 1 0 4 8 1 1 .333 405 96.0 86 8 34 0 1 70 3 0 35 30 2.81 1.25
2013 33 3 0 0 0 2 2 0 2 .500 267 61.1 58 6 26 0 5 50 5 0 27 22 3.23 1.37
2014 11 0 0 0 0 0 0 0 0 .--- 90 17.0 26 1 11 1 1 20 1 0 16 12 6.35 2.18
2015 11 1 0 0 0 0 1 0 1 .--- 71 18.0 16 2 2 0 1 11 0 0 7 6 3.00 1.00
2017 4 0 0 0 0 0 0 0 0 .--- 23 5.0 7 1 2 0 0 5 0 0 3 3 5.40 1.80
通算:8年 114 34 1 1 0 8 20 1 4 .286 1343 310.2 307 29 115 2 15 230 12 0 145 124 3.59 1.36

記録[編集]

投手記録
打撃記録
  • 初打席・初安打:2009年8月1日、対横浜ベイスターズ13回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、3回裏にライアン・グリンから中前安打
  • 初打点:2009年8月12日、対読売ジャイアンツ16回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回裏に東野峻から右中間へ逆転3点適時三塁打

背番号[編集]

  • 62 (2006年 - 2017年)

脚注[編集]

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  1. ^ 広島 - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2016年11月10日閲覧。
  2. ^ a b 五反田康彦 (2006年1月21日). “新生赤ヘル ルーキー群像”. 中国新聞. 2009年2月25日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2009年12月21日閲覧。
  3. ^ a b “広島・今井、プロ初先発“度胸満点”5回2失点好投”. スポーツニッポン. (2009年8月2日). http://www.sponichi.co.jp/osaka/ser2/200908/02/ser2222743.html 2009年12月21日閲覧。 
  4. ^ “今井がプロ1勝!阪神を1・5差で追う”. スポーツニッポン. (2009年9月19日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/09/19/kiji/K20090919Z00002750.html 2013年5月4日閲覧。 
  5. ^ a b c “広島今井 ドラ1福井には負けん”. 日刊スポーツ. (2010年12月29日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20101229-718934.html 2010年12月29日閲覧。 
  6. ^ “今井「頑張った」今季初先発で2年ぶりプロ2勝目”. スポーツニッポン. (2011年9月26日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/09/26/kiji/K20110926001698400.html 2013年5月4日閲覧。 
  7. ^ a b “今井「ビックリ」初完封!指揮官「やりやがったねぇ」”. スポーツニッポン. (2012年9月2日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/09/02/kiji/K20120902004025530.html 2013年5月7日閲覧。 
  8. ^ “広島・今井が右手薬指骨折 2軍の練習中に負傷”. スポーツニッポン. (2013年3月26日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/03/26/kiji/K20130326005482550.html 2013年5月7日閲覧。 
  9. ^ “広島・梵 初球V打「どうしてもストライクが欲しい場面」”. スポーツニッポン. (2013年4月30日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/04/30/kiji/K20130430005709310.html 2013年5月7日閲覧。 
  10. ^ 広島、4選手に戦力外通告 カープ一筋12年・今井「プロとしては一区切り」スポニチ 2017年10月4日掲載

関連項目[編集]

外部リンク[編集]