人部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Addbot (会話 | 投稿記録) による 2013年4月4日 (木) 10:36個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ボット: 言語間リンク 10 件をウィキデータ上の d:q93331 に転記)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

人 亻 𠆢
康熙字典 214 部首
亠部 人部 儿部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

人部(じんぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では9番目に置かれる(2画の3番目)。

「人」はヒトの腕と足の形に象る。偏旁では意符としてヒトに関わる事物・行為・動作・性格・呼称などを表している。にあるときは「」、にあるときは「𠆢」となる。人部はこれらの偏旁を構成要素とする漢字、およびその字形を筆画の一部としてもつ漢字を分類している。

片仮名の「イ」は偏にきたときの「人」とほぼ同じ形であるが、これは人偏を含む「伊」から造られたとされている。

部首の通称

  • 日本:ひと、にんべん、ひとがしら、ひとやね
  • 中国:單人旁
  • 韓国:사람인부(saram in bu、ヒトの人部)・사람인변부(saram in byeon bu、ヒトの人の偏の部)
  • 英米:Man Radical/Person Radical

部首字

例字

  • ・以・來(来→木部
  • ・余・企
  • ・仕・・他・伐・伏・仰・休・体・傷・低・似・停・仲・傷・僵・𠏹・償

常用漢字

最大画数

𠑵

関連項目