人体の急所

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人体の急所(じんたいのきゅうしょ)とは、ダメージを負いやすい人体の部分のことである。護身術で身を守るため、あるいは戦闘技術として相手を効率よく仕留めるための重点となる。

格闘技では急所に対する攻撃は禁止されている場合が多い。そのため軍隊格闘術などで用いられるのみである。なお、日本では歴史的に柔術などが発展していたため、最近でなくとも急所についての研究はなされており、結果的に急所の場所もさまざまに伝えられ、また流派ごとに名称が多く存在している(人中水月など)。

代表的な急所[編集]

頭部[編集]

顔面
出血しやすく攻撃された時の心理的なダメージも大きい。またから出血すると呼吸がしにくくなる。
こめかみ
強打されると平衡感覚が失われ、意識不明になる。
強打されると障害が起きる。切られれば大量出血し、目に血が入って視界を奪われることもある。
小さな傷でも痛みが激しく、切られれば失明する。深く突かれればまでダメージが浸透して死に至る危険もある。
乳様突起
耳の後ろの隆起した骨。刺されると運動機能が麻痺する。
アゴ
先端を強打されると脳震盪を起こす。側面を強打されると脳が揺れて内出血血栓などを引き起こす。
切られれば大量に出血する。喉頭隆起の部分を打たれると呼吸困難に陥る。
頚椎
首の後ろ。運動神経の束があり、切られれば即死する。

胴体[編集]

心臓
胸骨で守られているが、その間から刺されれば即死する。
肋骨
肋骨が折れると肺に突き刺さる危険性がある。
肝臓
打たれると激痛をもたらす。刺されると大量出血する。
腎臓
肝臓と同様。
みぞおち
ダメージを受けることにより横隔膜の動きが一瞬止まり、呼吸困難に陥る。
膀胱
神経の束があり、わずかに刺されただけでも動けなくなる。
金的
股間、生殖器の付近。特に男性の睾丸は激痛を伴う。急所といえば目突きか金的かと言われるほど知名度は高い。

腕部[編集]

肩口
強打されると腕を動かせなくなる。
脇の下
神経が集中しておりダメージが大きい。
上腕骨隙間
突かれると神経を切断し腕が動かなくなる。
手首
動脈が通っており切られると大量出血する。この部分を切って自殺することが行われるほど、命と結びついている。
肘後部(上腕三頭筋
切られると手が使えなくなる。

脚部[編集]

ヒザ
大きなダメージを受けると立ったり歩いたりできなくなる。
モモ
蹴られるとしばらくの間立てなくなる。
スネ
骨がすぐそこにあり、蹴られると激痛が走る。別名「弁慶の泣き所」。弁慶ほどの豪傑でも弱点とすると言われる急所である。
アキレス
切られると足が使えなくなる。アキレス腱という言葉は、そのまま弱点という意味にもなっている。

参考文献[編集]

『護身Hand book』 毛利元貞著 BABジャパン