京釜高速道路

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京釜高速道路
各種表記
ハングル 경부고속도로
漢字 京釜高速道路
発音 キョンブ=コソクトロ
日本語読み: けいふこうそくどうろ
英語 Gyeongbu Expressway
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Korean highway line 1.svg

京釜高速道路
高速国道第1号
地図
1 Gyeongbu.svg
総距離 416km
開通年 1968年12月21日
道路の方角 南北
起点 釜山広域市金井区
主な
経由都市
通過する自治体を参考
終点 ソウル特別市瑞草区
接続する
主な道路
記法
インターチェンジなどを参考
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
京釜高速道路(1号線)釜山方向ソウル料金所ハイパスゲート
京釜高速道路(1号線)と嶺東高速道路(50号線)の新葛(シンガル)ジャンクション付近

京釜高速道路(キョンブこうそくどうろ)(1号線)は、釜山広域市金井区から慶尚南道蔚山広域市慶尚北道忠清北道大田広域市忠清南道京畿道を経てソウル特別市瑞草区まで至る全長416kmの高速道路である。なお、久瑞ICは釜山広域市施設管理公団が管理し、良才ICから漢南ICまではソウル特別市施設公団が管理している。なお、全線にわたって AH1 アジアハイウェイ1号線の一部となっている。

京釜高速道路の建設には道路公債のほかに日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約(日韓基本条約)にともなう円借款[1]が充てられ、いわゆる漢江の奇跡の象徴としてしばしば紹介される。鉄道の大動脈の京釜線とは違い、蔚山と慶州を経由するが、距離は高速道路の方が短い。水原IC~新葛JCT間は8車線拡幅以前は非常時のための滑走路機能も備えていた[2]

路線情報[編集]

  • 車線数
    • 彦陽JCT-永川IC:4(2+2)
    • 南二JCT-天安JCT・金泉IC-懐徳JCT・永川IC-慶山IC・釜山IC-彦陽JCT:6(3+3)
    • 新葛JCT-良才IC・東灘JCT-水原IC・天安JCT-烏山IC・懐徳JCT-清原JCT・慶山IC-金泉IC:8(4+4)
    • 水原IC-新葛JCT・清原JCT-南二JCT・烏山IC-東灘JCT:10(5+5)
    • 一部区間は路肩を活用して車路を増やす時間帯がある。
  • 総距離:416km
  • 制限速度
    • 天安IC-良才IC:最高110km/h、最低60km/h
    • その以外の区間:最高100km/h、最低50km/h

歴史[編集]

2001年8月24日までは旧路線番号体系による)

  • 1968年2月1日:建設着手[3]
  • 1968年12月21日:漢南IC-水原IC (22.4km) 開通
  • 1968年12月30日:水原IC-烏山IC (15.6km) 開通
  • 1969年9月29日:烏山IC-天安IC (38.1km) 開通
  • 1969年12月10日: 天安IC-大田IC (66.9km) 開通
  • 1969年12月19日: 大邱IC-釜山IC (122.7km) 開通
  • 1970年7月7日: 大田IC - 大邱IC - (151.7km) 開通(全線開通)
  • 1972年4月5日:西大邱IC開業(????年廃止)これに伴って大邱ICを東大邱ICに改称。
  • 1972年5月19日:板橋IC開業
  • 1973年6月25日:慶山IC開業
  • 1973年10月31日:秋風嶺IC開業
  • 1977年4月15日:大邱ICを東大邱ICに改称
  • 1978年12月20日:洛東(ナクトン)IC開業(1984年南亀尾ICに改称)
  • 1983年6月10日:新灘津IC開業
  • 1984年11月29日:清原IC開業
  • 1986年7月24日:木川IC開業
  • 1986年10月5日:良才IC-板橋ICにあるソウル料金所を板橋IC南方に移転。
  • 1987年12月3日:南二JCT-懐徳JCT (21.7km) 車線拡張(4 → 6車線)
  • 1992年7月14日:良才IC-水原IC (15.2km) 車線拡張(4 → 8車線)
  • 1993年7月29日:水原IC-清原IC (100.1km) 車線拡張(水原IC - 天安IC-(4 → 8車線)、天安IC - 南二JCT(4 → 6車線)、南二JCT - 清原IC(6 → 8車線))
  • 1993年12月27日 乾川IC開業
  • 1995年9月7日:盤浦IC-良才IC (5.2km) 車線拡張(4 → 6車線)
  • 1999年8月25日:清原IC-懐徳JCT (14.3km) 車線拡張(6 → 8車線)
  • 1999年9月6日:懐徳JCT-飛竜JCT(14.7km) 車線拡張、移設(4 → 8車線)
  • 2001年8月24日:高速道路路線番号体系変更に伴い起点を漢南ICから釜山ICに変更。(路線番号は変更なし)
  • 2002年12月5日:天安IC-天安JCT(5.8km) 車線拡張(4 → 8車線)
  • 2003年12月30日:東大邱IC-亀尾IC (60.8km) 車線拡張(4 → 6車線)
  • 2005年12月14日:釜山IC-彦陽JCT (40.5km) 車線拡張(4 → 6車線)
  • 2005年12月15日:増若(チュンヤク)-沃川IC (5.8km) 車線拡張、移設(4 → 6車線)
  • 2006年9月29日:東大邱JCT-慶山IC車線拡張(4→8車線)
  • 2006年11月8日:慶州IC-東大邱JCT (54km) 車線拡張(4 → 6~8車線)
  • 2006年12月13日:亀尾IC-永同IC (47.2km) 車線拡張(4 → 6~8車線)
  • ????年:永同IC-沃川IC車線拡張、路線移設。(4 → 6車線)

インターチェンジなど[編集]

  • 青色の区間は韓国道路公社の管轄ではなく、ソウル市の管轄であり、「市区間」と呼ばれている。2013年現在、市区間は京釜高速道路ではないが、昔は路線の一部だったため、本稿に記載した。
IC
番号
施設名 接続路線名 区間
距離
(km)
起点
から
(km)
備考 所在地
釜山(プサン)始点 - 0.00 釜山広域市
金井区
1 久瑞(クソ)IC 釜山第一都市高速道路
国道7号線
0.60 0.60
永樂(ヨンナク)IC 釜山方向への進入のみ可能
TG 釜山(プサン)料金所 本線料金所
2 老圃(ノポ)IC 国道7号線 4.48 5.08 ソウル方向への進入と
釜山方向への進出のみ可能
SA 梁山(ヤンサン)SA ソウル方向のみ 慶尚南道
梁山市
3 梁山(ヤンサン)JCT 高速国道551号中央高速道路支線 7.76 12.84
4 梁山(ヤンサン)IC 国道35号線 5.10 17.94
5 通度寺(トンドサ)IC 国道35号線 14.11 32.05 蔚山広域市
蔚州郡
6 西蔚山(ソウルサン)IC 国道35号線 6.43 38.48
7 彦陽(オニャン)JCT 高速国道16号蔚山高速道路 1.63 40.11
SA 彦陽(オニャン)SA
SA 慶州(キョンジュ)SA 釜山方向のみ 慶尚北道 慶州市
9 慶州(キョンジュ)IC 国道7号線
国道35号線
28.15 68.26
SA 乾川SA
10 乾川(コンチョン)IC 乾川浦項産業道路 10.40 48.66
11 永川(ヨンチョン)IC 国道4号線 17.73 96.39 永川市
SA 平沙(ピョンサ)SA 釜山方向のみ 慶山市
SA 慶山SA ソウル方向のみ
12 慶山(キョンサン)IC 地方道919号線 16.45 112.84
13 東大邱(トンデグ)JCT 高速国道55号大邱-釜山高速道路
高速国道55号中央高速道路
9.27 122.11 大邱広域市 東区
14 道洞(トドン)JCT 高速国道20号益山-浦項高速道路
16 北大邱(プクテグ)IC 国道4号線
新川大路
133.87 北区
17 琴湖(クムホ)JCT 高速国道55号中央高速道路
高速国道451号中部内陸高速道路支線
5.48 139.35
18 漆谷(チルゴク)物流IC 国道4号線 慶尚北道 漆谷郡
19 倭館(ウェグァン)IC 国道4号線
国地道79号線
153.27
SA 漆谷(チルゴク)SA
20 南亀尾(ナムグミ)IC 国道33号線 13.98 167.25 旧:洛東(ナクトン)IC 亀尾市
21 亀尾(クミ)IC 国道33号線 5.07 172.32
22 金泉(キムチョン)JCT 高速国道45号中部内陸高速道路 10.86 183.18 金泉市
SA 金泉(キムチョン)SA
東金泉(トンギムチョン)IC
23 金泉(キムチョン)IC 国道4号線 17.09 200.27
24/SA 秋風嶺(チュプンニョン)IC/SA 国道4号線 12.05 212.32
25 黄澗(ファンガン)IC 国道4号線 10.06 222.38 忠清北道 永同郡
SA 黄澗(ファンガン)SA
26 永同(ヨンドン)IC 国道19号線 9.89 232.27
27/SA 錦江(クムガン)IC/SA 国道4号線 16.04 248.31 沃川郡
SA 沃川(オクチョン)SA
28 沃川(オクチョン)IC 国道4号線 11.40 259.71
29 飛龍(ピリョン)JCT 高速国道300号大田南部循環高速道路
高速国道35号統営-大田・中部高速道路
8.67 268.38 大田広域市 東区
30 大田(テジョン)IC 国道17号線 3.56 271.94 大徳区
31 懐徳(フェドク)JCT 高速国道251号湖南高速道路支線
高速国道30号唐津-盈徳高速道路
5.95 277.89
SA 新灘津(シンタンジン)SA ソウル方向のみ
32 新灘津(シンタンジン)IC 国道17号線 4.08 281.97
SA 竹岩(チュガム)SA 忠清北道 清原郡
33 清原(チョンウォン)IC 国道17号線 11.08 293.05
34 清原(チョンウォン)JCT 高速国道30号唐津-盈徳高速道路
35 南二(ナミ)JCT 高速国道35号統営-大田・中部高速道路 300.49
36 清州(チョンジュ)IC 国道36号線 4.62 305.11 清州市
SA 玉山(オクサン)SA 釜山方向のみ
SA 清原(チョンウォン)SA ソウル方向のみ 清原郡
SA 天安(チョナン)SA 釜山方向のみ 忠清南道
天安市
37 木川(モクチョン)IC 国道21号線 24.80 329.91  
38 天安(チョナン)JCT 高速国道25号論山-天安高速道路 3.53 333.44
SA 天安サムゴリSA ソウル方向のみ
39 天安(チョナン)IC 国地道23号線 6.70 340.14
SA 望郷(マンヒャン)SA 釜山方向のみ
39-1 北天安(プクチョナン)IC 6.70 340.14
SA 笠場(イプチャン)SA ソウル方向のみ
40 安城(アンソン)IC 国道38号線 19.97 360.11 京畿道 安城市
SA 安城(アンソン)SA 釜山方向のみ
41 安城(アンソン)JCT 高速国道40号平沢-忠州高速道路 4.83 364.94
SA 安城(アンソン)SA ソウル方向のみ
42 烏山(オサン)IC 国道1号線 13.27 378.21 烏山市
42-1 東灘(トンタン)JCT 高速国道400号首都圏第二循環高速道路 華城市
43A 新器興(シンギフン)IC 地方道318号線 387.30
43B 器興(キフン)IC 国地道23号線 龍仁市
SA 器興(キフン)SA 釜山方向のみ
44 水原(スウォン)IC 国道42号線 392.42
45 新葛(シンガル)JCT 高速国道50号嶺東高速道路 2.54 394.42
SA 竹田(チュクチョン)SA ソウル方向のみ
TG ソウル料金所 本線料金所 城南市
47A 板橋(パンギョ)IC 国地道23号線 11.98 406.94
48 板橋(パンギョ)JCT 高速国道100号ソウル外郭循環高速道路 1.10 408.04
47B 板橋(パンギョ)臨時IC 国地道23号線
SA ソウル出会いの広場 釜山方向のみ
旧:ソウル料金所(本線料金所)
ソウル特別市 瑞草区
49 良才(ヤンジェ)IC 良才大路 416.05
瑞草(ソチョ)IC
盤浦(パンポ)IC
蚕院(チャムウォン)IC
漢南(ハンナム)IC 江南区

老圃インターチェンジはソウル方面への高速バスの便宜のために開設されたインターチェンジで、以前は釜山インターチェンジから中央路を北上してバスターミナルへ向かっていた。

通過する自治体[編集]

交通量[編集]

交通量(24時間)[4]
区間 交通量 区間 交通量 区間 交通量
2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年
久瑞IC-老圃IC 57,265 59,917 55,768 55,036 58,522 漆谷物流IC-倭館IC (琴湖JCT-漆谷物流ICを参照) 114,137 清原IC-清原JCT 121,512 123,691 107,439 110,232 114,535
老圃IC-梁山JCT 67,416 倭館IC-南亀尾IC 100,593 111,530 85,199 88,965 95,566 清原JCT-南二JCT 89,864 91,958 95,791
梁山JCT-梁山IC 76,949 83,436 81,584 76,137 78,397 南亀尾IC-亀尾IC 81,201 82,185 69,799 73,200 82,301 南二JCT-清州IC 73,978 76,891 74,812 74,225 77,233
梁山IC-通度寺IC 63,906 66,558 61,380 58,984 61,087 亀尾IC-金泉JCT 75,246 77,531 63,767 67,216 72,421 清州IC-木川IC 83,869 85,380 84,578 81,518 84,620
通度寺IC-西蔚山IC 47,455 53,834 57,312 55,300 57,605 金泉JCT-金泉IC 59,689 60,103 31,176 32,694 35,171 木川IC-天安JCT 73,500 70,741 80,392 76,779 80,772
西蔚山IC-彦陽JCT 46,428 47,926 48,314 47,331 48,267 金泉IC-秋風嶺IC 38,419 41,152 26,316 28,626 31,618 天安JCT-天安IC 101,969 101,400 106,162 105,524 108,395
彦陽JCT-慶州IC 32,066 33,075 32,625 35,236 43,519 秋風嶺IC-黄澗IC 37,881 39,757 27,873 30,265 33,128 天安IC-安城IC 124,321 133,130 135,104 133,597 135,105
慶州IC-乾川IC 29,500 34,883 31,792 33,914 40,528 黄澗IC-永同IC 41,563 44,502 27,570 29,778 32,120 安城IC-安城JCT 136,021 144,703 130,326 128,400 134,771
乾川IC-永川IC 35,355 37,885 36,819 39,240 44,750 永同IC-錦江IC 43,344 48,922 31,144 32,981 35,407 安城JCT-烏山IC 123,425 121,861 120,642 126,029 134,152
永川IC-慶山IC 42,820 45,784 45,349 48,057 50,984 錦江IC-沃川IC 43,316 45,295 28,413 31,807 34,343 烏山IC-東灘JCT 130,450 133,421 133,106 134,098 149,558
慶山IC-東大邱JCT 72,345 74,695 71,328 73,958 80,424 沃川IC-飛龍JCT 54,004 60,039 35,748 37,135 41,017 東灘JCT-器興IC 153,613
東大邱JCT-道洞JCT 104,140 110,382 100,125 104,389 113,214 飛龍JCT-大田IC 77,589 81,943 71,978 74,902 75,435 器興IC-水原IC 161,844 171,262 165,162 162,240 169,760
道洞JCT-北大邱IC 118,919 124,551 114,782 120,329 130,994 大田IC-懐徳JCT 75,239 70,128 72,727 77,886 85,428 水原IC-新葛JCT 196,826 198,321 196,338 189,828 189,440
北大邱IC-琴湖JCT 125,187 130,336 120,360 126,440 133,367 懐徳JCT-新灘津IC 113,400 106,624 97,499 99,043 100,821 新葛JCT-板橋JCT 209,428 222,497 191,774 184,310 185,792
琴湖JCT-漆谷物流IC 116,855 120,678 99,766 103,818 115,061 新灘津IC-清原IC 120,719 122,877 104,388 106,768 109,610 板橋JCT-良才IC 163,310 175,076 166,466 159,987 163,716

バス専用車線[編集]

  • 毎週土曜日、日曜日の09:00~21:00(韓国時間)は新灘津ICから瑞草ICまで中央分離帯に近い1車線をバスを含む乗合自動車に限って通行可能である(定員12人以下の乗合自動車は6人以上乗車時に限って通行可能である)。
  • 祝日も同様である。

脚注[編集]

  1. ^ 日本の請求権資金、韓国が最も効率的に使用』、東亜日報、2005年1月19日。
  2. ^ 高速道路での飛行訓練
  3. ^ 今日の歴史(2月1日) 聯合ニュース 2009/02/01
  4. ^ (朝鮮語) 統計年報PDF(2010年度版)、97-100頁、交通量情報提供システム

外部リンク[編集]