京都城陽プレミアム・アウトレット
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このページ名「京都城陽プレミアム・アウトレット」は暫定的なものです。(2023年4月) |
(仮称)京都城陽プレミアム・アウトレット(きょうとじょうようプレミアム・アウトレット)は、三菱地所・サイモンが京都府城陽市に開業を予定しているアウトレットモールである[1]。
概要
[編集]建設予定地は1960年ごろから山砂利採取が行われてきた城陽市の東部丘陵地と呼ばれる地域にある[2][3]。掘削跡を埋め戻した土地を整備する[2]。京都府と城陽市が大規模商業施設の誘致を行っていた[4]。城陽市は開業による雇用の拡大や税収の増大に期待する[4][2]。
工事中の新名神高速道路の南沿いに位置し[4][5][6]、隣接地に城陽スマートインターチェンジの設置が予定されている[7][2]。また、京都府では初のアウトレットモールである[4][1]。周辺府県を含む広域からの集客を見込む[4][1]。
敷地面積は約25.4ヘクタールで[8]、プレミアム・アウトレットとしては標準的な広さとなる[1]。段階的な増床を計画しており、150店舗以上の出店を目指し[1]、1000人以上の雇用を見込む[4]。
着工時には2024年春の開業を予定していたが[8]、開業は遅れる見込みである[5]。延期となっている新名神高速道路の開通後に開業する予定である[9]。
沿革
[編集]2017年5月、三菱地所および三菱地所・サイモンがアウトレットモールの開業に向けて地権者と優先交渉に関する合意を得たと発表した[10][4]。
2020年8月、予定地での造成工事が開始された[8]。
交通アクセス
[編集]付近に新名神高速道路城陽スマートインターチェンジの設置が予定されている[2]。
JR奈良線長池駅から東に徒歩約15分である[1]。駅から路線バスを運行することが検討されている[11]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 「京都・城陽にアウトレット 三菱地所系 23年度開業めざす」『日経MJ』2017年6月5日、7面。
- ^ a b c d e 伊藤誠「「新名神」効果、生かせるか 進む東部丘陵地開発」『朝日新聞』2017年9月2日、朝刊 京都市内、23面。
- ^ 富永浩三「城陽・東部丘陵地:アウトレットに期待! 府内初の大型、雇用増も 23年度目標」『毎日新聞』2017年6月1日、京都版、22面。
- ^ a b c d e f g 川村貴大「城陽にアウトレット 23年度開業目指す 地権者ら合意」『朝日新聞』2017年6月1日、朝刊 京都市内、23面。
- ^ a b 「京都・城陽のアウトレットモール開業ずれ込み 当初計画は2024年春」『京都新聞』2022年1月6日。2022年2月13日閲覧。
- ^ 『E1A 新名神高速道路 大津 JCT(仮称)~城陽 JCT・IC間 連絡調整会議(第2回)の開催結果について』(PDF)(プレスリリース)西日本高速道路、2024年1月17日 。2024年1月17日閲覧。
- ^ 富永浩三「スマートIC:新名神で城陽に 国交省が設置許可」『毎日新聞』2017年8月23日、京都版、22面。
- ^ a b c 「三菱のアウトレットモール、造成工事始まる 2024年開業へ、京都・城陽」『京都新聞』2020年8月4日。2021年11月13日閲覧。
- ^ 「新名神 大津―城陽間、再び開通延期」『日本経済新聞』2024年1月25日、地方経済面 関西経済、10面。2024年1月30日閲覧。
- ^ 『京都府城陽市東部丘陵地長池先行整備地区における開発計画について』(プレスリリース)三菱地所、三菱地所・サイモン、2017年5月31日 。2021年11月13日閲覧。
- ^ 「アウトレットモール進出、三菱地所・サイモンが駅を結ぶバス運行を協議へ 京都・城陽」『京都新聞』2020年2月6日。2021年11月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- 東部丘陵地長池地区の状況について - 城陽市