井口駅 (広島県)

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井口駅
ホーム。手前が広電宮島口方面
ホーム。手前が広電宮島口方面
いのくち
Inokuchi
(1.2km) 修大附属鈴峯前 M27
所在地 広島市西区井口明神二丁目1-16[1]
駅番号 M26
所属事業者 広島電鉄
所属路線 宮島線
キロ程 4.8km(広電西広島起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,134人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1924年(大正13年)4月6日
備考 1日当たりの乗車人員は、年間乗車人員を日数で除することで算出した参考値
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井口駅(いのくちえき)は、広島県広島市西区井口明神二丁目にある広島電鉄宮島線である。

歴史[編集]

1924年(大正13年)4月開業[2]。宮島線の草津町駅から廿日市町駅までの区間が開通した際に設けられた4つの中間駅のうちの一つである[3][4]。開業当初は「井ノ口」と表記されていた[5]

  • 1924年(大正13年)4月6日 - 宮島線の草津町駅 - 廿日市町駅間の開通と同時に井ノ口駅として開業[2][6]
  • 時期不詳(1965年以降) - 井口駅に改称[5]
  • 1982年(昭和57年) - ホームを移設する[7]

駅構造[編集]

井口駅配線図

商工センター入口駅

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西広島方面ホーム
STR+BSr STR
SKRZ-G2BUE SKRZ-G2BUE
STR STR+BSl
STR STR+BSl
宮島口方面ホーム
STRg STRf

修大附属鈴峯前駅

井口駅はホームが地面に接する地上駅という形態をとる[8]。ホームは2面あり、2本の線路を挟み込むように配置されているが、互いのホームは斜め向かいにずれて位置している[8][9]。路線の起点から見て手前にあるのが広電西広島駅方面へ向かう上りホーム、奥にあるのが広電宮島口駅方面へ向かう下りホームで[8][9]、両ホームの間には踏切が設置されている。すなわち上下線とも電車は踏切を過ぎてからホームに停車するようになっている。駅がこのような構造となったのは1982年(昭和57年)からのことで、客が電車に乗ろうと踏切を無理にくぐってホームへ渡るのを防ぐための措置であった[7]

上りホームの広電西広島寄りには、かつて宮島線で運行されていた鉄道車両専用の高床ホームが残されている[8]。下りホームは2011年(平成23年)に改修され、広電宮島口方向へホームが延長された[10]。合わせて手すりとスロープが備え付けられ、バリアフリーに対応している[10]

利用状況[編集]

『広島市統計書』によると、2014年度の年間乗車人員の総数は推計で414千人であった[11]。参考として、日数で除して1日当たりの平均乗車人員を算出すると1,134人となる。

井口駅の乗車人員は以下の表のように推移している。

年間乗車人員の推移
年度 乗車人員(推計) 出典
定期 定期以外 総数
1998年度 179 千人 385 千人 564 千人 [12]
1999年度 163 千人 334 千人 497 千人 [12]
2000年度 156 千人 335 千人 491 千人 [12]
2001年度 151 千人 323 千人 474 千人 [13]
2002年度 132 千人 326 千人 458 千人 [14]
2003年度 115 千人 322 千人 437 千人 [15]
2004年度 119 千人 301 千人 420 千人 [16]
2005年度 130 千人 301 千人 431 千人 [17]
2006年度 143 千人 309 千人 452 千人 [18]
2007年度 155 千人 308 千人 463 千人 [19]
2008年度 156 千人 309 千人 465 千人 [20]
2009年度 141 千人 273 千人 414 千人 [21]
2010年度 135 千人 284 千人 419 千人 [22]
2011年度 136 千人 298 千人 434 千人 [23]
2012年度 131 千人 294 千人 425 千人 [24]
2013年度 122 千人 298 千人 420 千人 [25]
2014年度 122 千人 292 千人 414 千人 [11]

駅周辺[編集]

西部埋立第二公園内に残る小己斐明神

駅前後は西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線との並走区間。下りホームの南側すぐ横には国道2号(宮島街道)も走っている。

駅の北側は旧井口村地区であり、井口鈴が台井口台などの住宅街が広がる典型的なベッドタウンである。南側は1970年代以降、広島市西部開発事業により埋め立てられた土地である[3][8]。それまでは国道の南側が海岸線であった[8]。駅の南にある西部埋立第二公園の中には、埋め立て前の海に存在した小己斐明神(男明神島)という小島がそのまま残されている[3][8]。住宅街やその先には商工センターがある。

隣の駅[編集]

広島電鉄
宮島線
商工センター入口駅 (M25) - 井口駅 (M26) - 修大附属鈴峯前駅 (M27)

脚注[編集]

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  1. ^ 路線・電停ガイド - 宮島線”. 広島電鉄. 2015年8月11日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年2月8日閲覧。
  2. ^ a b 『広電が走る街 今昔』150-157頁
  3. ^ a b c 『広電が走る街 今昔』122-124頁
  4. ^ 『広島電鉄開業100年・創立70年史』72頁
  5. ^ a b 今尾恵介(監修) 『日本鉄道旅行地図帳』11 中国四国、新潮社2009年、39頁。ISBN 978-4-10-790029-6
  6. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1924年4月11日(国立国会図書館デジタル化資料)
  7. ^ a b 『広島電鉄開業100年・創立70年史』236頁
  8. ^ a b c d e f g 川島令三 『山陽・山陰ライン 全線・全駅・全配線』第7巻 広島エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2012年、14・87頁。ISBN 978-4-06-295157-9
  9. ^ a b 川島令三 『全国鉄道事情大研究』中国篇 2、草思社2009年、118頁。ISBN 978-4-7942-1711-0
  10. ^ a b 第103期中間報告書 (pdf)”. 広島電鉄. p. 2 (2011年). 2017年3月7日閲覧。
  11. ^ a b 『広島市統計書』平成27年版
  12. ^ a b c 『広島市統計書』平成13年版
  13. ^ 『広島市統計書』平成14年版
  14. ^ 『広島市統計書』平成15年版
  15. ^ 『広島市統計書』平成16年版
  16. ^ 『広島市統計書』平成17年版
  17. ^ 『広島市統計書』平成18年版
  18. ^ 『広島市統計書』平成19年版
  19. ^ 『広島市統計書』平成20年版
  20. ^ 『広島市統計書』平成21年版
  21. ^ 『広島市統計書』平成22年版
  22. ^ 『広島市統計書』平成23年版
  23. ^ 『広島市統計書』平成24年版
  24. ^ 『広島市統計書』平成25年版
  25. ^ 『広島市統計書』平成26年版

参考文献[編集]

  • 長船友則 『広電が走る街 今昔』 JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年ISBN 4-533-05986-4
  • 『広島電鉄開業100年・創立70年史』 広島電鉄、2012年
  • 広島市企画総務局編 『広島市統計書』各年版

関連項目[編集]

外部リンク[編集]