井ノ上奈々のメモオフラジオ

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井ノ上奈々のメモオフラジオ
インターネットラジオ
配信期間 2009年7月24日 - 2010年12月29日
配信サイト HiBiKi Radio Station
配信日 毎週水曜日
配信形式 ストリーミング
パーソナリティ 井ノ上奈々
恩田博之(5pb.)
テンプレート - ノート
またまた井ノ上奈々のメモオフラジオ
インターネットラジオ
配信期間 2011年5月18日 - 2011年6月1日
配信サイト HiBiKi Radio Station
配信日 毎週水曜日
配信形式 ストリーミング
パーソナリティ 井ノ上奈々
恩田博之(5pb.)
テンプレート - ノート

井ノ上奈々のメモオフラジオ』(いのうえななのメモオフラジオ)とはHiBiKi Radio Station2009年7月24日から2010年12月29日まで毎週水曜日に配信されていたインターネットラジオ番組。2009年9月にシリーズ10周年を迎えた恋愛アドベンチャーゲームMemories Offシリーズ』に関連した番組である。

パーソナリティはMemories Offシリーズで仙堂麻尋役を演じる井ノ上奈々5pb.恩田博之2011年5月18日から6月1日までの全3回、期間限定で「またまた井ノ上奈々のメモオフラジオ」が放送された。

パーソナリティ[編集]

  • 井ノ上奈々
  • 恩田博之

番組概要[編集]

井ノ上奈々のメモオフラジオ[編集]

井ノ上奈々にとって初めての冠番組である。放送時間はおよそ30分 - 45分。番組のバナーには「Memories Off 6 Next Relation(以下、6NR)」での仙堂麻尋が使用されていたが、第51回配信からリニューアルされた。

番組ページでは「あることないことおしゃべりしながらメモリーズオフの魅力を伝えていきます!」と紹介されており、メモオフシリーズの宣伝番組として配信された。しかし、番組初期のころは、冒頭で井ノ上が「ゲーム『メモリーズオフ』の魅力を広めていきましょう、という番組です」と紹介すると、恩田が「そうでしたっけ」「フリーダム万歳!」と発言するなど、メモオフと無関係な話をすることも多かった。

番組開始当初は配信時間が30分前後で、それを守らなくてはいけないような発言もあった。しかし、回数を重ねるにつれて編集されることも多くなり、収録時間を気にすることはなくなったようである。それにともない配信時間は徐々に長くなっていき、第25回配信以降は通常回でも45分前後であることがめずらしくなく、長ければ1時間を超えることもあった。また、番組内での使用楽曲は、第1回から第50回配信まではおもに「6NR」のゲームサウンドが流れていたが、第51回配信からは「Memories Off ゆびきりの記憶」に切り替わった。

またまた井ノ上奈々のメモオフラジオ[編集]

2011年5月26日のPSP版「Memories Off ゆびきりの記憶」発売に伴い、発売日の前後に「またまた井ノ上奈々のメモオフラジオ」として復活した。配信時間はおよそ40分前後(最終回の第77回のみおよそ80分)。番組内での使用楽曲は「Memories Off ゆびきりの記憶」のゲームサウンドである。限定3回復活の理由は同作品のPRと「本家(井ノ上奈々のメモオフラジオ)が74回で終了しているので、(井ノ上)奈々にかけて77回までやろう」とのこと。

番組復活の印象を話していたところ、井ノ上が「他のラジオ番組をやるようになってから、この番組の空気に慣れてはいけなかったことに気付いた」と話し、さらに恩田については「以前よりもノリが軽くなった」と述べている。また恩田は井ノ上について「冷たくなった」「(井ノ上奈々に)やられっぱなしだった、パワーアップしている」と述べている。

PSP版「Memories Off ゆびきりの記憶」のPR番組であるため、リスナーからのメールは受け付けていたものの、番組コーナーは「柴Pのメモオフ最新情報」以外行われていない。

番組進行[編集]

配信回によって多少の変更はあるものの、通常はこの通り進行した。

  • ディレクターからのお題
  • オープニングテーマ
  • オープニングトーク(2人やゲストの近況、時事ネタなど)
  • CM
  • フリートーク、ふつおた(メモオフの裏話やゲストに関する話し、コミックマーケットやLive 5pb.などイベントでの出来事)
  • 曲(メモオフやゲストに関する曲)
  • CM
  • コーナーなど(後述の投稿コーナーなど)
  • CM
  • 柴Pのメモオフ最新情報、そのほかお知らせなど
  • エンディングトーク

スポンサー[編集]

  • 5pb.

オープニングテーマ[編集]

井ノ上奈々のメモオフラジオ[編集]

  • 『Next Relation』(第1回 - 第28回)
  • 『ずっと一緒に もっと遠くまで』(第29回 - 第50回)
    • 作詞:彩音、作曲・編曲:水野大輔/歌:彩音
    • 「Memories Off 6 Next Relation」エンディングテーマ
  • 『小指のパラドックス』(第51回 - 第74回)

またまた井ノ上奈々のメモオフラジオ[編集]

  • 『風の旋律』(第1回(第75回) - 第3回(第77回))

コーナー[編集]

投稿コーナー[編集]

ふつおた
メモオフやパーソナリティ、ゲストに関する感想や質問、リスナーの日常の出来事など、普通のお便りを送るコーナー。
相談?あっそ。聞いてあげるからはやく言ってよ。
第3回配信から。リスナーからの相談に仙堂麻尋(井ノ上奈々)やゲストが答えるコーナー。
選択 運命の分岐点
第4回配信から。井ノ上とゲストが選択式の心理テストをするコーナー。最初は投稿コーナーではなかったが、のちにリスナーからの募集を受け付けるようになった。
ど…どうして私がそんなこと言わなきゃいけないのよ…!
第8回配信から。仙堂麻尋に言って欲しいセリフを募集するコーナー。ゲストがゲームキャラクター(声優)の場合はゲストも参加する。
奈々とあなたの実験クッキング!『ビストロ ルサック』♪
第17回配信から。メモオフに登場しそうな個性的な料理を考えるコーナー。リスナーからオーダーに沿った具材や調理方法などを募集して料理する。コーナーとしては1か月に1回ペースで、そのタイミングで来たゲストのいる回に行われる。
ゆびきりの記憶…違い。
第51回配信から。こんなゆびきり(約束)をして、生活に刺激と潤いがほしい!こんなゆびきりは嫌だ!という妄想ゆびきりを投稿するコーナー。
コーナー募集コーナー
パーソナリティにやってほしいコーナーやゲームを募集するコーナー。
メモオフ次回作 新キャラ大募集!!!
第16回配信から第24回配信まで。性格、容姿、名前、クセなどの設定をイラスト付きでも応募できるコーナー。また、フリートークなどではネタとして「恩田の再婚活を応援するコーナー」とも言われた。応募されたキャラクターは、恩田の独断によって「恩田の嫁指数=○○丁目(数字の高い方が高評価)」と判定されるが、恩田の嫁指数の高さは、ゲーム製作陣の評価とは関係ない。ここで提案された新キャラの要素は「ゆびきりの記憶」に取り込まれることとなった。

その他[編集]

ディレクターからのお題
第8回配信から。番組冒頭で「お題」が出され、そのテーマに沿って出演者がトークをする。出されたお題は後述の通り。
柴Pのメモオフ最新情報
ゲームプロデューサの柴田太郎が、メモオフの最新情報について知らせるコーナー。配信回によっては、このコーナーしかメモオフ関連の話題が出てこないときもあった。ロケなどの理由で柴田が欠席するときもあり、その時は2人に言伝されていたり「雑誌を見てください」などで終わるときもあった。
井ノ上奈々やゲストからのお知らせ
井ノ上奈々や出演したゲスト、タカヤナーギからのお知らせをはじめとする5pb.やブシロードの宣伝、番組が関係するイベント告知など。

放送[編集]

ゲストにはメモオフシリーズに関係する声優やスタッフなどが登場した。声優の(カッコ)内はシリーズで担当したキャラクター名。

井ノ上奈々のメモオフラジオ[編集]

放送回 配信日 ディレクターからのお題など ゲスト
第01回 2009年07月24日 間島淳司(稲穂信)
第02回 2009年07月29日 間島淳司(稲穂信)
第03回 2009年08月05日 Velforest.
第04回 2009年08月12日 Velforest.
第05回 2009年08月19日 彩音
第06回 2009年08月26日 相澤こたろー(ディレクター
柴田太郎(プロデューサー
第07回 2009年09月02日 彩音
第08回 2009年09月09日 夏の終わりと言えば 新名彩乃(遠峯りりす)
第09回 2009年09月16日 部屋探しの優先順位 新名彩乃(遠峯りりす)
第10回 2009年09月23日 この秋は 相澤こたろー(ディレクター)
柴田太郎(プロデューサー)
第11回 2009年09月30日 10年と言えば 松尾ゆきひろ、輿水隆之
キャラクターデザイン
山本麻里安(桧月彩花)
第12回 2009年10月07日 朝ごはんと言えば 友永朱音(嘉神川ノエル)
第13回 2009年10月14日 秋の夜長にやりたいこと 友永朱音(嘉神川ノエル)
第14回 2009年10月21日 地デジと言えば 宮崎羽衣(春日結乃)
第15回 2009年10月28日 好きなお菓子と言えば 宮崎羽衣(春日結乃)
第16回 2009年11月04日 最近やって恥ずかしかったこと
第17回 2009年11月11日 ぞろ目と言えば
第18回 2009年11月18日 Live 5pbは 那須めぐみ(今坂唯笑)
第19回 2009年11月25日 風邪をひいたときは 那須めぐみ(今坂唯笑)
第20回 2009年12月02日 今年やり残していることで、
残り1ヶ月で出来ることは
第21回 2009年12月09日 好きなクリスマスソングは
第22回 2009年12月16日 冬休みがあれば 仲西環(飛世巴)
第23回 2009年12月23日 クリスマスは 仲西環(飛世巴)
第24回 2009年12月30日 今年の反省点といえば 間島淳司(稲穂信)
第25回 2010年01月06日 今年の目標は 間島淳司(稲穂信)
第26回 2010年01月13日 大人になったなあと思ったとき 日暮茶坊シナリオライター
第27回 2010年01月20日 好きなひとり遊びは
第28回 2010年01月27日 好きなふたり遊びは
第29回 2010年02月03日 私にとっての鬼といえば 小尾元政(伊波健)
第30回 2010年02月10日 バレンタインの思い出といえば 小尾元政(伊波健)
第31回 2010年02月17日 旬の食べ物といえば
第32回 2010年02月24日 好きな冬のおしゃれは 日暮茶坊(シナリオライター)
第33回 2010年03月03日 好きなひな壇芸人は 後藤邑子(嘉神川クロエ)
第34回 2010年03月10日 私が卒業したいことは 後藤邑子(嘉神川クロエ)
第35回 2010年03月17日 ホワイトデーと言えば
第36回 2010年03月24日 春休みと言えば
第37回 2010年03月31日 明日が4月1日なので大嘘をつきましょう 根本幸多(佐賀亨)
第38回 2010年04月07日 新生活といえば 根本幸多(佐賀亨)
第39回 2010年04月14日 お花見といえば
(お花見スペシャル)
相澤こたろー(ディレクター)
柴田太郎(プロデューサー)
第40回 2010年04月21日 好きなパン(パンツ)といえば 野川さくら(日名あすか)
第41回 2010年04月28日 ゴールデンウイークといえば 野川さくら(日名あすか)
第42回 2010年05月05日 5月5日といえば
第43回 2010年05月12日 60歳の私は
第44回 2010年05月19日 思い出の先生といえば 池澤春菜(南つばめ)
第45回 2010年05月26日 好きな本のジャンルといえば 池澤春菜(南つばめ)
特別編 2010年06月02日 パセラボTV×メモオフラジオ(前編)
ビストロルサック出張版(動画配信)
酒井香奈子(リサ・ケイシー・フォスター)
柴田太郎(プロデューサー)
特別編 2010年06月09日 パセラボTV×メモオフラジオ(後編)
ビストロルサック出張版(動画配信)
酒井香奈子(リサ・ケイシー・フォスター)
柴田太郎(プロデューサー)
第46回 2010年06月16日 ワールドカップといえば 酒井香奈子(リサ・ケイシー・フォスター)
第47回 2010年06月23日 「ちち」といえば 酒井香奈子(リサ・ケイシー・フォスター)
第48回 2010年06月30日 理想のプロポーズの言葉は 志倉千代丸(音楽プロデューサー・5pb代表取締役)
第49回 2010年07月07日 井ノ上奈々といえば(井ノ上奈々緊急バースデー企画
信と4丁目の実験クッキング!
『ビストロルサック♪』 )
稲穂信(cv.間島淳司)
第50回 2010年07月14日 (ゆびきりの記憶で)私の好きなキャラは
動画配信 in パセラ秋葉原店 メモオフルーム
酒井香奈子(リサ・ケイシー・フォスター)
柴田太郎(プロデューサー)
第51回 2010年07月21日 夏休みが取れたら 鹿野優以(天川ちなつ)
第52回 2010年07月28日 夏祭りと言えば 鹿野優以(天川ちなつ)
第53回 2010年08月04日 花火大会といえば 野中藍(星月織姫)
第54回 2010年08月11日 コミケといえば 野中藍(星月織姫)
第55回 2010年08月18日 生といえば
第56回 2010年08月25日 好きな指といえば Zwei
第57回 2010年09月01日 若さを感じる時といえば 森久保祥太郎(河合春人)
*メッセージのみの出演
第58回 2010年09月08日 老けたなと思う時といえば
第59回 2010年09月15日 今年の秋は
第60回 2010年09月22日 焼肉といえば
第61回 2010年09月29日 九州の思い出といえば
第62回 2010年10月06日 10月といえば 鹿野優以(天川ちなつ)
酒井香奈子(リサ・ケイシー・フォスター)
第63回 2010年10月13日
第64回 2010年10月20日
第65回 2010年10月27日 大阪といえば 森久保祥太郎(河合春人)
新名彩乃(遠峯りりす)
第66回 2010年11月03日 秋といえば
第67回 2010年11月10日 好きな語呂合わせは 日暮茶坊、秋月ひろ(シナリオライター)
第68回 2010年11月17日 好きなボードゲームは
第69回 2010年11月24日 使ってみたい魔法は
天体観測Diner
アフィリア・スターズ公開録音(動画配信)
第70回 2010年12月01日 12月といえば
第71回 2010年12月08日 誕生日に欲しいものといえば 市川和弘(ゼネラルプロデューサー)
第72回 2010年12月15日
第73回 2010年12月22日 思い出に残るクリスマスプレゼントは
第74回 2010年12月29日 メモオフラジオといえば

またまた井ノ上奈々のメモオフラジオ[編集]

放送回 配信日 ディレクターからのお題など ゲスト
第1回(第75回) 2011年05月18日 限定といえば 柴田太郎(プロデューサー)
第2回(第76回) 2011年05月25日 ZweiのMeguとAyumuといえば Zwei
第3回
(第77回/最終回)
2011年06月01日 恩田さんといえば、奈々ちゃんといえば 鹿野優以(天川ちなつ)
酒井香奈子(リサ・ケイシー・フォスター)

エピソード・言葉・番組CD[編集]

エピソード[編集]

  • 恩田が自己紹介するときは必ず「4丁目の恩田です」と言うが、これは彼が住んでいる場所が4丁目であることに由来する。第1回で井ノ上に質問された恩田は「前にやっていたラジオから変わっていない」と言ったため、井ノ上が「もし、番組放送中に引っ越しをしたら変わるんですか」と聞くと「そうですね。どっかで変わるかもしれません」と答えた。しかし井ノ上からは「でも、別にどうでも良いですよね」と言われた。
  • 第1回は稲穂信役の間島淳司をゲストに迎えた[1]が、初回ということで、投稿メールやコーナーがなかった。そのため、番組後半では、かつて間島と恩田が共演していた「井戸端ネットラジオ 小さな幸せ」の再現を行い、2人によるフリートークの時間となった。この間、井ノ上は自身の誕生日祝いとしてスタッフから贈られたケーキを食べながら、2人のトークを聞いていた。
  • 第6回は「Memories Off 6 Next Relation」発売直前ということで、製作陣をゲストに招いて配信された。このなかで井ノ上が「なぜ仙堂麻尋は再登場したのか」と質問したところ、相澤が「真面目な理由は、(井ノ上が)麻尋を愛してくれているから」と述べたが、柴田が「真面目じゃない理由は、新しくキャラクターを作るとお金と時間がかかる」と率直に答えた。また、麻尋が信と仲の良いキャラクター[2]であることも再登場の理由のひとつであると説明した。さらに、6NRはもともとクロエ中心のストーリーを作るところから製作が始まったこと、タイトルの「Next Relation」は「それから again」の時の候補名のひとつだったこと[3]、今までの続編ファンディスクではヒロインが3人だったため、ユーザーアンケートで「T-waveの続編はヒロインが5人出ないことを前提に回答されている」という結果を受けた製作陣が「絶対に5人出してやろうじゃないか」と考えていたことが明かされた。
  • 第10回は「ふつおたスペシャル」と題して、前半はゲストを招かず、リスナーからのメールを紹介した。また、番組後半は「コミックマーケット76」に参加していた井ノ上、恩田、相澤、柴田が打ち上げをした時のトークが放送され、井ノ上と相澤がギャルゲーの設定や構想について熱く語りあう様子[4]を、横で聞いていた柴田が「(相澤は)すぐ仕事トークになる」「井ノ上奈々と相澤こたろーのメモオフラジオだね」と評した。
  • 第27回ははじめて恩田が番組を欠席した。放送自体は井ノ上がひとりで行い、その間に恩田が過去に発言した言葉を抜粋し、相槌として流したりしていた。また、この回は、それまで宣伝のため番組後半に出演していたタカヤナーギもメッセージのみで出演せず、最初から最後まで井ノ上ひとりで放送した。欠席したタカヤナーギは後日、井ノ上宛てに謝罪文章を発表し番組サイトに掲載された。
  • 「またまた〜」の第3回(第77回・最終回)は、放送時間およそ80分という長時間におよんだ。番組は「4丁目の部屋」と題して、ゲスト+井ノ上と恩田の1対1トーク形式で番組を進行した。また、番組エンディングには恩田から3人が黒いバラをプレゼントとして受け取るも、それがTバッグで作られたものと分かり、井ノ上を除く3人が盛り上がるも、その様子を見た井ノ上は苦笑いしながら「私、メモオフラジオおります。(こういうノリに)ついていけない。(鹿野と酒井と恩田の)3人に番組を任せます」と述べて番組を締めた。

頻繁に登場する言葉など[編集]

「ピチピチ」
第1回が誕生日直後だった井ノ上が、自らの自己紹介で「(中身は)二十歳くらいから変わっていない。ピチピチ」と言ったことから、リスナーから「ピチピチの○○歳です」などといったように、「ピチピチ」を使うメールが送られてきた。あまりにもこの言葉を使うリスナーが多いため、井ノ上が「みんな、そういうところを拾いすぎだよ」と言った。
白いビキニ
第1回のフリートークで「海と言えば…」という話題になった時、井ノ上が以前、番組で白いビキニを着たことがあると答え間島、恩田が盛り上がったことから、その後もたびたび登場する言葉になった。 番組開始時期や6NRの季節が夏であったため、後の配信回でも水着が話題になることは多く、Velforest.のIZNAや相澤もこの話題が出た時は「白いビキニ」と答えるなど、ゲストもこの言葉をネタのひとつとして使うときがある。またビキニだけではなく、ティーバックなど水着・下着ネタに派生することもある。
百合な感じ
第3回の「相談?〜」でVelforest.のIZNAが「百合な感じ(の告白をされたことがある)」と話し、井ノ上、恩田が興味をもったため、その後、リスナーから送られてきたメールでも話題になった。また、百合ではないが、井ノ上とゲストがガールズトークで盛り上がったことがあると話すと、恩田がその時の出来事を深く聞き出そうとするなど、女性同士の付き合いが話題になることがある。
「想像してごらん」
恩田がリスナーに対して妄想を問いかける言葉。もともとは第1回で、井ノ上の水着姿を想像してごらん、という時に使われた言葉だが、その後、ゲストの発言に対しても、リスナーの妄想(恩田いわくリアル妄想)をかきたてるために使われる。しかし、そのほとんどは下ネタや、それに近いニュアンスの妄想をしてごらん、という意味で使われるので、井ノ上のツッコミが入る。ちなみに、井ノ上が冷たくツッコムと恩田は「ありがとう」と返す。
挨拶
番組で普通のメールが読まれた時、リスナーが「こんにちは」などと書いていても、恩田は必ずといっていいほど「こんばんは」と返す。これは収録が夜に行われていることがほとんどであり、昼に収録されるのが稀だからである[5]。なお、リスナーが考えた独特の挨拶などの時は、そのまま同じように返事をする時もある。
恩田の下ネタ
番組開始当初、井ノ上が下ネタにある程度の耐性があることが分かったため、事あるごとに恩田はトーク中に下ネタを織り交ぜてトークをする。井ノ上もある程度は笑って流すことがほとんどだが、稀に本気で注意するときがあり、恩田もその時は素直に「ごめんなさい」と謝る。また、逆に恩田が井ノ上に対して卑猥に聞こえる(受け取れる)言葉を言わせて[6]喜ぶ(ただし度が過ぎると番組スタッフによる編集が入る)時もある。さらに、トーク中に恩田が下ネタなどをしつこく言い続けると、井ノ上がそれを妨害するように「うるさいなあ」と被せるように言うことが増え、第36回配信では「最近、うるさいなあという言葉が口癖になっている」と話した。

井ノ上奈々のメモオフラジオ in 鎌倉 メイキングムービー的な感じのSP![編集]

シリーズ10周年を記念して発売された「メモリーズオフ クロニクル」(後述)には特典DVD「井ノ上奈々のメモオフラジオ in 鎌倉」が収録されている。HiBiKi Radio Stationではラジオとタイアップしたこの特典DVDの裏側を収録し「井ノ上奈々のメモオフラジオ in 鎌倉 メイキングムービー的な感じのSP!」として、2010年3月27日から動画配信している。この配信はメモオフラジオとしては初の動画配信である。DVD収録風景の裏側を、恩田をはじめとするラジオスタッフが同行して撮影している。

番組CD[編集]

井ノ上奈々のメモオフラジオCD
内容は「井ノ上奈々の彼氏目線カラオケムービー」とミニドラマ「仙堂麻尋のCUM研新作映画オーディション!?」。また、特典として「井ノ上奈々 ルサック制服コスプレ写真」が同封されている。
井ノ上奈々のメモオフラジオCD vol.2
内容は「1年半くらいやりました!涙の打ち上げ SP!!」と「足つぼ!遊園地!闇鍋!?皆さんの望みを叶えましたムービー!」が2つのディスクで同梱。初回製造数量限定として「井ノ上奈々 メモオフラジオ特製名刺」と「井ノ上奈々 根性と恥じらいの一人プリクラ」が同封されている。なお、プリクラについてはランダム封入である。

Memories Off the 10th anniversary[編集]

1999年9月30日1stが発売されたメモリーズオフは、2009年9月30日にシリーズ10周年を迎えた。

当日は「メモオフ10周年記念スペシャル」と題した第11回が配信された。ゲストは前半に『想い出にかわる君 〜Memories Off〜』以降、キャラクターデザインを担当している松尾ゆきひろ、輿水隆之、後半は1stヒロインである桧月彩花役の山本麻里安を迎えた。

番組では10周年によせたメッセージをリスナーから募集して、それを紹介した。また、製作陣からはコメント、ゲーム製作時の裏話が明かされた。放送時間は通常よりも長く、ほぼ1時間にわたって放送された。

第9回配信でDreamPartyに「メモリーズオフブース」を出展することが、柴田プロデューサーから発表された。ブースではKID時代のグッズなども展示された。当時、出店準備中だった恩田や柴田は、関係者が持ってきたグッズを見て「よくこんなものが残っていたなと感じた。」とメモオフラジオで語っている。

脚注[編集]

  1. ^ 「妄想彼氏にするくらい好き」と稲穂信好きを公言した井ノ上は、ゲストの間島に対して信を演じるように要求し間島を困らせた。そして、トークの合間に、間島が信の声を出すとあまりにも喜んだりしたため、自分で「私が気持ち悪い人になっちゃう」と述べた。
  2. ^ 今回、麻尋が出演すると聞いた井ノ上は「稲穂信と一緒に出られる」とかなり喜んだが、ゲーム内で麻尋と信が絡むシーンがないことは知らされておらず、がっかりしたことを放送中に暴露した。
  3. ^ 相澤は「『それから again』の時は上の人のほうの判断で没になった」と言ったが諦めきれず、今回もタイトル候補にしたところ、柴田が「良いんじゃない」とOKを出したことで決まったと説明した。しかし「『それから again』の時に、没にしたのも柴田さんだったような気がする」と相澤が言うと、柴田は「人は変わるからねえ」と答えた。
  4. ^ この中で相澤が「修学旅行先で好きな人がいて、帰ってきても好きな人がいる、みたいなことをしてみたい」と語り、その直後に「あっ、とっておくべきネタなのに言っちゃった」と述べた。また、井ノ上は「もし、そういうのが実現するなら企画会議から参加してみたい」と語った。
  5. ^ 第31回配信より。
  6. ^ あまりにもひどかったため、第35回配信で井ノ上が「ホント、なんつーラジオだ」と言った。

外部リンク[編集]