五稜郭公園前停留場

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五稜郭公園前停留場
五稜郭公園前停留場・湯の川方面(2016年5月)
五稜郭公園前停留場・湯の川方面(2016年5月)
ごりょうかくこうえんまえ
GORYOKAKU-KOEN-MAE
(野村證券前)
DY08 杉並町 (0.6km)
(0.3km) 中央病院前 DY10
所在地 北海道函館市本町32-15先、25-13先
駅番号 DY09
所属事業者 函館市企業局交通部
所属路線 湯の川線
キロ程 3.5km(湯の川起点)
駅構造 地上駅(停留場)
ホーム 2面2線
開業年月日 1913年6月29日
乗換 五稜郭(函館バス) - 乗継指定停留所
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五稜郭公園前停留場(ごりょうかくこうえんまえていりゅうじょう)は、北海道函館市本町にある函館市企業局交通部(函館市電)湯の川線の停留場である[1]。駅番号はDY09。2008年9月29日より、ネーミングライツ制度により五稜郭公園前(野村證券前)として供用される。函館市最北端の停留場でもある。

市電の停留場としては最も五稜郭公園に近いが、それでも本電停と五稜郭公園との間は最大で約850mの距離[2]がある。もっと近くまで行きたい場合は、バス等、ほかの交通機関を利用する必要がある。

構造[編集]

  • 2面2線のホーム。2015年以前は相対式ホームだったが、2015年の改築後(後述)に千鳥式ホームとなった。往線・復線ともにホームに防風板と上屋がある。
  • 復線ホームには電車接近表示機(後述)が設置されている。
  • 車椅子の乗客にも対応出来るようなバリアフリー構造は、2015年以前は復線ホームのみだったが、2015年の改築工事完了以降は往線・複線共にバリアフリー構造になっている。
  • 復線ホームの西側交差点に横断歩道が、往線ホームの東側に押しボタン式信号機の横断歩道がある。往線側押しボタン式信号は夜間(23:00~6:00)を除いては自動制御となっていて、下車後に青信号を待って渡る事が出来る。
  • 現在の往線ホームと復線ホームの間に渡り線が設置されており、事故や故障の発生、増車(箱館ハイカラ號貸切電車・その他の電車)の運行、および函館港まつり函館マラソンなどの交通規制時にともなう折り返し運転の際に使用されている。ポイント設備は2004年11月に湯の川駒場車庫前函館駅前で使用されている物と同様のドイツ製のものに交換された。
  • 2015年以前の往線ホーム(函館駅前方面)の電車は信号操作をするため停車時間が少々長かったが、改築後の移設により、ホームでの停車時間と交差点手前での信号操作による停車時間とに分離した。
  • 旧往線ホームが撤去された跡は道路部分となって拡幅されたほか、軌道敷との間にラバーポール(ガイドポスト)が設置されてセンターリザベーション化している。
  • 当停留場に隣接する西側交差点の手前にある電柱には、「電車専用」と書かれた標識付きの無地灯器が設置されている。
  • 西側交差点には地下道が設けられているが、当停留場の接続はされていない。その交差点カーブ内側の車道は前身の函館水電(現・北海道電力)運営時代は狭く、複線化工事と初の大型ボギー車函館水電50形電車」導入時当時、土地所有者が売却に応じず、函館水電が高額の賃貸料を支払うことで解決した[3]

電車接近表示機[編集]

五稜郭公園前停留場の復線ホームには電車接近表示機が設置されている。

改築前の復線ホームには点滅式表示灯とスピーカーの電車接近表示機が設置されていたが、その後の改築でLED表示板を使用した電車接近表示機に交換された。

電車接近表示機からは次のパターンで案内される。

  • 1)電車が中央病院前を発車すると、LED表示板に「いつも電車をご利用頂きありがとうございます。電車は一つ前の電停を出ました。まもなく参ります。どうぞご利用下さい。」の表示が流れ、スピーカーから「はこだて賛歌[4]」のイントロをアレンジしたメロディーが流れてから、LED表示板と同じ文言のアナウンスが3回流れる。
  • 2)電車がホームに近付いた際、ホーム手前の架線に取り付けられたトロリーコンタクターパンタグラフが通過して作動すると、LED表示が「五稜郭公園前」に切り替わり、降車した乗客に停留場名を知らせる。
  • 3)2)から一定時間経過後、LED表示が「こちら側が湯の川方面のりばです。」→市電一日乗車券の案内→「乗車の際に整理券を取り、料金は降りる際お支払い下さい。」→「五稜郭公園前(前述「2)」の表示と同じ)」の順でくり返し流れる。

なお、どの段階でも電車が前停留場を出ると1)のパターンが再度始まる。

停留場の利用における注意点[編集]

2015年の改築工事に伴う往線ホームの移設後、目的のホームを間違えるなどして、往線ホームと復線ホーム間の軌道敷内を通って反対側のホームに行こうとする人が現れていて危険なため、両線ホーム間において次の事が行われている。

  • 前述のラバーポール(ガイドポスト)には「軌道内歩行禁止」と書かれた表示が貼られている。
  • 復線ホーム側横断歩道付近の軌道敷内路面上に「立入禁止」の表示が描かれている。
  • 両ホーム進行方向側の柵に、後方の横断歩道を利用する注意書き表示が貼られている。

また、他にも電車内において、停留場到着前に運転士より注意喚起のアナウンスが行われている。

なお、軌道敷内を渡って移動する行為は道路交通法によっても禁止されている。

1.歩行者は、道路を横断しようとするときは、横断歩道がある場所の附近においては、その横断歩道によつて道路を横断しなければならない。

2.歩行者は、交差点において道路標識等により斜めに道路を横断することができることとされている場合を除き、斜めに道路を横断してはならない

— 道路交通法 第二章 歩行者の通行方法 第十二条(横断の方法)

[5]

停留場を利用の際は、停留場防風板の道路側に次の停留場と方面が表記されているほか、ホーム内側防風壁に方面の書かれた看板と、各方面が書かれた案内板があるので、ホームへ横断する前にこれらを見て行き先などを確認するべきである。

周辺[編集]

また、隣の中央病院前停留場から本停留場にかけての一帯は、大門と並ぶ函館市の歓楽街ともなっており、歓楽街の飲食店による「五稜郭バル」[7]などのイベントも定期的に開催されている。

歴史[編集]

  • 1913年(大正2年)6月29日 - 五稜郭駅として開業[1]
  • 1949年(昭和24年)5月4日 - 五稜郭公園前停留場と改称[1]
  • 1951年(昭和26年)7月1日 - 宮前線が接続[1]
  • 1993年(平成5年)4月1日 - 宮前線が廃止[1]
  • 2008年(平成20年)9月29日 - ネーミングライツ制度により「五稜郭公園前(野村證券前)」(読みは「ごりょうかくこうえん・のむらしょうけんまえ」)として供用開始。
  • 2015年(平成27年)- 11月16日、8月から行われていた電停安全地帯の改築工事を完了し、新電停安全地帯の運用を開始[8]

隣の停留場[編集]

函館市企業局交通部
湯の川線
杉並町停留場 (DY08) - 五稜郭公園前停留場 (DY09) - 中央病院前停留場 (DY10)

廃止路線[編集]

函館市交通局
宮前線
梁川町停留場 - 五稜郭公園前停留場

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 日本鉄道旅行地図帳 1号 北海道』 今尾恵介新潮社、2008年、25頁。ISBN 978-4-10-790019-7
  2. ^ Google Mapにより計測、2018年3月18日実施。
  3. ^ 続函館市史資料集(第1号) 函館市総務部市史編さん室 1971年 p22
  4. ^ 関連事業(はこだて賛歌の普及・啓発) 函館市 2017年5月3日閲覧
  5. ^ Wikisource:日本の法律 道路交通法 第二章 歩行者の通行方法 (横断の方法)第十二条より。2018年3月26日閲覧。
  6. ^ シエスタハコダテ 公式HP2017年10月27日閲覧
  7. ^ 【函館市】第1回五稜郭バル - みなみ北海道イベントカレンダー
  8. ^ 五稜郭公園前電停安全地帯の供用開始 - 函館市 (2015年11月11日) 2016年1月14日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]