二正面作戦

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二正面作戦(にしょうめんさくせん、two-front war)とは、戦線を構築する段階において戦場の異なる複数の敵を相手にしなければならない状態をさす。

概要[編集]

過去の例としてはフランス帝国における半島戦争とロシア侵攻。三国同盟戦争においてブラジル、アルゼンチン両国を相手取ったパラグアイ。ドイツ帝国ナチス・ドイツにおける東西両戦線や大日本帝国における中国戦線(日中戦争)と太平洋戦線(太平洋戦争)の両戦線。第三次印パ戦争におけるインド軍の西パキスタンと東パキスタンの両面戦線などである。 戦争の要諦が戦力の集中という面からいえばこの二正面作戦は得策ではないといわれる。


他国と戦争させることにより利益を得るということは20世紀後半から21世紀にも見られたことであるが、第二次世界大戦時においてはソビエト連邦中華民国においてはいかにしてアメリカ合衆国から援助を引き出せるかといった駆け引きの道具に使われていた。

関連項目[編集]