亀山紘
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亀山 紘 かめやま ひろし | |
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宮城県石巻市「ふるさと名物応援宣言」資料内にて公開された肖像 | |
生年月日 | 1942年10月26日(81歳) |
出生地 | 宮城県石巻市 |
出身校 | 神奈川大学工学部応用化学科 |
前職 | 大学教授 |
所属政党 | 無所属 |
称号 | 旭日小綬章 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2009年4月29日 - 2021年4月28日 |
亀山 紘(かめやま ひろし、1942年(昭和17年)10月26日[1] - )は、日本の政治家、元大学教授。元宮城県石巻市長(3期)。工学博士(東北大学)。
来歴
[編集]宮城県石巻市出身。石巻市立住吉小学校、石巻市立住吉中学校、宮城県石巻高等学校、神奈川大学工学部応用化学科卒業。
- 1966年(昭和41年)
- 3月 - 神奈川大学工学部応用化学科卒業。
- 4月 - 宮城県塩釜高等学校の教諭となる。
- 1969年(昭和44年)
- 1987年(昭和62年)
- 7月 - 東北大学より工学博士の学位を取得。
- 8月 - 東北大学の講師となる。
- 1989年(平成元年)
- 4月 - 石巻専修大学の助教授になる。
- 1993年(平成5年)
- 5月 - 石巻専修大学の教授となる。
- 2009年(平成21年)
- 3月 - 教授を退任[2]。
- 2009年(平成21年)
- 2013年(平成25年)
- 2017年(平成29年)
- 4月23日 - 石巻市長選に自由民主党、民進党の推薦を受けて立候補。元市議会議員議長の阿部和芳ら3人の候補者を破り、3期目の当選。投票率は、44.31%。
- 2022年春の叙勲で旭日小綬章を受章[3]。
市政・人物
[編集]- 大川小津波訴訟
2012年(平成24年)、市教育委員会が開いた、児童23人が津波の犠牲になった石巻市立大川小学校の保護者への説明会で「もし自分の子どもが亡くなったら、思いを償っていくという、自分自身に問うということしかない。これが自然災害における宿命だと思っております」と述べ、遺族から批判を受けた[4]。
2016年(平成28年)10月26日、大川小津波訴訟で仙台地裁が宮城県と石巻市に対し損害賠償の支払いを命じる。亀山は「市の主張が認められなかった結果を重く受け止めている」と述べた[5]。また、石巻市では設計委託費や消耗品購入費など計約1億2600万円を131の企業・個人に誤って二重送信する問題が起きた。定例会で「関係者にご迷惑をお掛けしておわび申し上げる。信頼回復に向けて確認作業の徹底を図りたい」と陳謝したが依然問題の解決には至っていない。
2019年(令和元年)10月、原告勝訴が確定[6]。賠償金と遅延損害金計20億円超を市が支払うことになった責任を取り、亀山は2020年(令和2年)1月から6月までの自身の月額給与を50%減額した。あわせて、副市長と教育長についても30%減額した[7]。
- その他
- 2015年(平成27年)、東日本大震災の対応と教訓として千葉県で講演を行う。災害対策本部の課題として初動対応における職員の行動の不統一が大きな課題と述べる[9]が亀山自身は石巻赤十字病院に震災直後2日間宿泊し音信不通であった[10]。
脚注
[編集]- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、36頁。
- ^ a b 石巻市HP-市長プロフィール - 2021年1月2日閲覧。
- ^ 『官報』号外第97号1頁 令和4年5月2日
- ^ 朝日新聞デジタル-石巻市長、「宿命」発言を謝罪 大川小惨事で - 2021年1月2日閲覧。
- ^ 石巻市長「重く受け止め」地裁の賠償命令に
- ^ 大川小の津波訴訟、遺族勝訴確定 学校現場の責任重く日本経済新聞2019/10/11 12:39 (2019/10/11 17:16更新)
- ^ a b “新型コロナ対策費に 石巻市、特別職のボーナス削減へ”. 河北新報. (2020年6月13日) 2020年6月14日閲覧。
- ^ 石巻河北新報亀山市長の問責可決 がれき処理費詐欺、チェックの甘さ指摘 石巻市議会
- ^ 東日本大震災の対応と教訓76頁
- ^ 高須基仁東日本大震災最大の被災地・石巻「病める海のまち」闇 19ページ
外部リンク
[編集]- 市長の部屋石巻市ホームページ
公職 | ||
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先代 土井喜美夫 |
宮城県石巻市長 2009年 - 2021年 |
次代 斎藤正美 |