乾緑郎

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乾 緑郎
(いぬい ろくろう)
誕生 1971年 -
日本の旗東京都目黒区
職業 作家劇作家鍼灸師
国籍 日本の旗 日本
ジャンル 時代小説
推理小説
SF
主な受賞歴 朝日時代小説大賞(2010年)
『このミステリーがすごい!』大賞大賞(2010年)
デビュー作 忍び外伝(時代小説デビュー作)
完全なる首長竜の日(現代小説デビュー作)
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乾 緑郎(いぬい ろくろう、 1971年 - )は、日本の小説家劇作家鍼灸師東京都目黒区出身。[1]

経歴・人物[編集]

東洋鍼灸専門学校卒業[1]。10代の頃から演劇を志す[1]。小劇場を中心として活動し、俳優活動も行っていた[1]。その一方で小説も執筆し、24歳の頃から各文学賞に投稿していた[2]。演出家、脚本家を経て36歳で鍼灸師の資格を修得し、鍼灸師となる[1]。その傍ら、劇作家として小劇場の演劇や舞台の脚本を手掛け、2008年、『SOLITUDE』が日本劇作家協会の主催する第14回劇作家協会新人戯曲賞の最終候補に残り、同協会により刊行された『優秀新人戯曲集2009』に収録される。2010年、小説でも39歳の時に『忍び外伝』で第2回朝日時代小説大賞、『完全なる首長竜の日』で第9回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した[2]

文学賞受賞・候補歴・ミステリランキング[編集]

著書[編集]

単行本・文庫[編集]

  • 忍び外伝(2010年11月 朝日新聞出版 / 2013年10月 朝日文庫
  • 完全なる首長竜の日(2011年1月 宝島社 / 2012年1月 宝島社文庫
  • 忍び秘伝(2011年10月 朝日新聞出版)
    • 【改題】塞の巫女 甲州忍び秘伝(2014年10月 朝日文庫)
  • 海鳥の眠るホテル(2012年9月 宝島社 / 2013年9月 宝島社文庫)
  • 鬼と三日月(2013年5月 朝日新聞出版)
  • 鷹野鍼灸院の事件簿(2014年5月 宝島社文庫)
    • 収録作品:はじめての患者さん/置き忘れのペイン/失われた風景/それぞれのすれ違い/マクワウリを刺す
  • 機巧のイヴ(2014年8月 新潮社 / 2017年9月 新潮文庫
    • 収録作品:機巧のイヴ/箱の中のヘラクレス/神代のテセウス/制外のジェペット/終天のプシュケー
  • 思い出は満たされないまま(2015年4月 集英社 / 2017年7月 集英社文庫)
    • 収録作品:しらず森/団地の孤児/溜池のトゥイ・マリラ/ノートリアス・オールドマン/一人ぼっちの王国/裏倉庫のヨセフ/少年時代の終わり
  • 鷹野鍼灸院の事件簿 謎に刺す鍼、心に点す灸(2016年6月 宝島社文庫)
    • 収録作品:二人のクラウン/坂道に立つ女/師、去りし後/アイスマンの呼ぶ声/今なお君をたずねて
  • ライプツィヒの犬(2017年5月 祥伝社)

アンソロジー[編集]

「」内が乾緑郎の作品

  • 『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念 10分間ミステリー(2012年2月 宝島社文庫)「沼地蔵」
  • 5分で読める!ひと駅ストーリー 降車編(2012年12月 宝島社文庫)「最後のスタンプ」
  • もっとすごい!10分間ミステリー(2013年5月 宝島社文庫)「抜け忍サドンデス」
  • ザ・ベストミステリーズ2013(2013年4月 講談社)「機巧のイヴ」
  • ベスト本格ミステリ2013(2013年6月 講談社ノベルス)「機巧のイヴ」
  • 年刊日本SF傑作選・極光星群(2013年6月 創元SF文庫)「機巧のイヴ」
  • 5分で読める!ひと駅ストーリー 夏の記憶 西口編(2013年7月 宝島社文庫)「死体たちの夏」
  • 5分で読める! ひと駅ストーリー 猫の物語(2014年9月 宝島社文庫)「ピートの春」
  • このミステリーがすごい! 4つの謎(2014年12月 宝島社)「黒いパンテル」
  • 5分で泣ける!胸がいっぱいになる物語(2015年3月 宝島社文庫)「最後のスタンプ」「ピートの春」
  • 5分で凍る! ぞっとする怖い話 (2015年5月 宝島社文庫) 「沼地蔵」「死体たちの夏」
  • 決戦!大坂城(2015年5月 講談社)「五霊戦鬼」
  • 5分で読める! ひと駅ストーリー 旅の話 (2015年12月 宝島社文庫) 「おかげ犬」
  • 妙ちきりん 「読楽」時代小説アンソロジー (2016年3月 徳間文庫) 「隠神刑部」
  • 決戦!川中島(2016年5月 講談社)「影武者対影武者」

単行本未収録作品[編集]

  • 完全なる首長竜の日・エピソード#0(宝島社『このミステリーがすごい!2013』)
  • 遠き世の桜(朝日新聞出版『小説トリッパー』2013年秋号)
  • 君よ死を思え(メディアファクトリー『ダ・ヴィンチ』2014年1月号)

解説[編集]

映像化作品[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 著者紹介 乾緑郎 (いぬいろくろう)”. 紀伊國屋書店. 2013年5月30日閲覧。
  2. ^ a b 布施快 (2013年5月20日). “TSUTAYA BOOKS INTERVIEW- 乾緑郎【現実と非現実が交差する『このミス』大賞受賞作が映画化】”. TSUTAYA. 2013年5月30日閲覧。

外部リンク[編集]