乾いた花 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

乾いた花』(かわいたはな)は、篠田正浩監督、池部良主演による1964年3月1日公開の日本映画

白黒ワイド、96分。製作は文芸プロダクションにんじんくらぶ[1]、配給は松竹。原作は石原慎太郎の短編小説である。公開前に配給会社側から難解という理由で8ヶ月間お蔵入りとなった後、反社会的という理由で成人映画に指定された。

2011年5月17日に英題"Pale Flower"としてDVDとブルーレイがクライテリオン・コレクションから全米発売。

ストーリー[編集]

刑務所を出たばかりの村木は、賭場で周りにそぐわない若い女、冴子と出会う。ともにギャンブルに心惹かれる二人は、ギャンブルのみを接点として心を通わせてゆく。冴子にせがまれ、連れて行った賭場で見かけた香港帰りという葉、陽光差し込むホテルのロビーでたまたま見かけた冴子に、村木は自分の知らない世界を垣間見ることになり、冴子に対する屈折した愛を強める。そんなとき、組の抗争から刺客となった村木は、名曲喫茶の最上階、冴子の目前で殺人を遂行する。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

エピソード[編集]

  • 音楽は、武満徹が担当しているが、タイトルバックに流れるテーマ曲を除き、劇中にはほとんど音楽は使用されていない。武満は、賭場に響く花札の札の音にインスパイアされ、テーマ曲を作ったという。[4]また、テーマ曲に使われている電子音は若き日の高橋悠治が担当したという。[5]

脚注・出典[編集]

外部リンク[編集]