久坂葉子

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久坂 葉子(くさか ようこ、1931年3月27日 - 1952年12月31日)は、日本小説家。本名、川崎澄子(かわさき すみこ)。神戸川崎財閥を興した川崎正蔵の曾孫にあたる。

略歴[編集]

兵庫県神戸市生まれ。相愛女子専門学校(後の相愛女子大学)中退。島尾敏雄の紹介で、1949年、雑誌『VIKING』に参加し、富士正晴の指導を受けた。『落ちてゆく世界』の改作『ドミノのお告げ』は1950年の芥川賞候補となる。4度の自殺未遂。『幾度目かの最期』を書き上げた後、1952年大晦日阪急六甲駅鉄道自殺を遂げた[1]。戒名は清照院殿芳玉妙葉大姉[2]

久坂葉子研究会が出した研究書がいくつかある。久坂葉子研究家に、柏木薫がいる。

著書[編集]

  • 『私はこんな女である 久坂葉子遺作集』和光社 1955
  • 『久坂葉子作品集 女』六興出版 1978
  • 『久坂葉子詩集』六興出版 1979
  • 『久坂葉子の手紙』富士正晴編 六興出版 1979
  • 『新編久坂葉子作品集』富士正晴編 構想社 1980
  • 『久坂葉子詩集』北宋社 2002
  • 『久坂葉子全集』佐藤和夫編 全3巻 鼎書房 2003
  • 『ドミノのお告げ』勉誠出版 べんせいライブラリー 青春文芸セレクション 2003
  • 『幾度目かの最期 久坂葉子作品集』講談社文芸文庫 2005
  • 『エッセンス・オブ・久坂葉子』早川茉莉編 河出書房新社 2008
  • 『華々しき瞬間』無双舎F文庫 2010

関連書籍[編集]

  • 富士正晴『贋・久坂葉子伝』筑摩書房 1956 ちくま文庫、講談社文芸文庫
  • 『神戸残照久坂葉子』柏木薫,志村有弘,久坂葉子研究会編 勉誠出版 2006
  • 柏木薫『その日の久坂葉子』編集工房ノア 2011

脚注[編集]

  1. ^ 春秋”. 日本経済新聞. 2017年10月21日閲覧。
  2. ^ 大塚英良『文学者掃苔録図書館』(原書房、2015年)84頁

関連項目[編集]

外部リンク[編集]