丹羽隆昭

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丹羽 隆昭(にわ たかあき、1944年10月5日 - )は、日本アメリカ文学者。文学博士京都大学・2001年)。京都大学名誉教授関西外国語大学教授。

来歴[編集]

名古屋市生まれ。1967年南山大学文学部英文科卒、1972年京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。1977年インディアナ大学大学院修士課程修了。南山大学助教授、京都大学総合人間学部助教授、人間・環境学研究科教授。2001年「恐怖の自画像 ホーソーンと「許されざる罪」」で京都大学より文学博士の学位を取得。2008年定年退任、名誉教授、関西外国語大学教授。

著書[編集]

  • 『恐怖の自画像 ホーソーンと「許されざる罪」』(英宝社) 2000
  • 『クルマが語る人間模様 二十世紀アメリカ古典小説再訪』(開文社出版) 2007

共編著[編集]

  • 『アメリカ文学のミニマム・エッセンシャルズ』(町田哲司, 柏原和子, 松原陽子共編著、大阪教育図書) 2012

翻訳[編集]

  • 『英米文学用語辞典』(マーティン・グレイ、ニューカレントインターナショナル) 1990
  • 『リムーヴァルズ 先住民と十九世紀アメリカ作家たち』(ルーシー・マドックス、監訳、開文社出版) 1998
  • 『蜘蛛の呪縛 ホーソーンとその親族』(グロリア・C・アーリッヒ、大場厚志, 中村栄造共訳、開文社出版) 2001

脚注[編集]

参考文献[編集]